昭和へタイムスリップ。懐かしいお味は健在… : 風車

2019年8月2日、ひとりで久しぶりの訪問。

こちらのお店、武蔵小山でも老舗中の老舗、創業昭和46年のお好み焼き屋さんです。

場所は、パルム商店街平塚橋寄りの東急ストア2階。
以前にも書きましたが、そこだけ昭和で止まったままの不思議な空間です。

この日は、残業で到着したのは、20時を回っていました。
「21時までですけど～」と言われましたが、まだ50分以上はあります。
取り敢えず、鉄板カウンターに座って、お好み焼きから、頂いたのは、
『豚玉』(600円)…鉄板でご主人が焼いてくれます。
最初に鉄板で牛脂を焼いて、その上に粉を伸ばして行きます。
具は豚バラやキャベツ、紅しょうが、そして玉子くらいとシンプルです。
焼き上がると、やや薄めのソース(たぶんウスター＋ケチャップ)を塗り、鰹節粉と青海苔を振って完成。

久しぶりに頂きましたが、ちょっと混ぜるのが弱くて、あまり空気が入ってないみたいで、ふっくらと言うより、べっちょり(笑)

何度も書きますが、自分は半分関西人なので、子供の頃、日曜日は毎週が“お好み焼きの日”だったので、多少辛口です。
まあ、一番のスパイス“空腹”もあって、美味しく頂きました。

頂いた飲み物は、
『角ハイボール』(400円)

【ここが凄い！】
営業されているだけで凄い！
【だったら良いな…】
いつまで続けて欲しい。

以前、閉店も考えたらしいのですが、常連さんが止めさせてくれないとのこと。
お値段も昭和のままですし、いつまでも頑張って頂きたいです。
やはり武蔵小山で一番の老舗酒場『牛太郎』さんのご主人も思い出のあるお店だとお聞きしました。

本当は、焼きそば(500円)も頂きたかったのですが、時間も遅くなったので、帰ることにしました。

また寄らせてもらいます。

2015年8月1日、再訪問。

今回も大食漢の弟と少食の母の3名での訪問です。
こちらのお店、本当に穴場。
武蔵小山パルム商店街の納涼祭と重なったとは言え、客は我々だけ。
場所も店構えも、失礼ですが、まったく時代に置いてきぼりになってる(笑)
40年以上の歴史は伊達じゃないです。
もちろん自分で焼くことも出来ますが、今回もカウンターの鉄板でご主人が焼いて、テーブルの鉄板まで持ってきて頂きました。

頂いたお料理は、
『枝豆』(200円)…茹でたてで美味い。

『もつ煮込み』(300円)…豚もつの塩煮込み。

『ウインナーいため』(600円)…まさかの赤いウインナー(笑)
こちらが凄いのは、狙って赤いウインナーを使ってる訳ではないとこ。
昭和ですなぁ～(泣)

『いそ焼き(野菜、いか、たこ、ホタテ貝、えび焼き) 』(1250円)…前回も頂きましたが、こちらのお店で一番のお高いメニュー。
チープですが海のバーベキュー気分です。

『もちミックス玉(もち、こんにゃく、チーズ)』(770円)…これは不思議。
今時、チーズの主張がこれだけないのも珍しい。
多分、プロセスチーズを使ってるんだろうなぁ。
お餅の主張はあり、もっちもち。

『ミックスそば玉 』(870円)…風車モダン焼きから初めて頂きました。
早い話、そばかうどん入り。
そば入りとは言え、広島焼きとはまったく別物で、かなりプレスしてあり、固めのおこげ状態の部分がまたいいです。

『豚玉』(600円)…スタンダードです。
お値段も昭和ですなぁ。

『魚介ミックス玉(いか、えび、たこ、ホタテ貝)』(820円)…これは魚介好きにはお得な一品。
美味しかった。

頂いた飲み物は、
『生ビール』(500円)
『レモンサワー』(400円)

しかし、食べ過ぎました(ほとんど二人で食べた)
帰る寸前に関西人らしい常連のお客さんがひとり入って来ました(東京のお好み焼き屋で関西人が通う店は信用します)
自分自身、半分関西人なので、子供の頃10年以上は、毎週日曜日は親父の唯一の手料理、めちゃうまのお好み焼きの日でした(笑)
それがデフォルトなので、大人になってから、がっかりするのが嫌で外でお好み焼きをほとんど食べたことがありませんでした。

こちらの風車さんは、激ウマとは言いませんが、子供の頃の郷愁を感じさせてくれます(弟も同意見)

昭和の雰囲気で、あつあつのお好み焼きを突っつきながら、生ビールをやる。
気取りのない、老舗のお好み焼き屋さんです。


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2015年5月17日訪問。

こちらのお店、お好み焼き、鉄板焼のお店で、訪問するのは約10年ぶりです。

場所は、武蔵小山パルム商店街の平塚橋寄りにある東急ストアの2階にあります。
まるで時間が昭和で止まってしまってるようなレトロな空間です。
以前は、洋食の名店『ピーコック』さんがありましたが、未だに頑張ってらっしゃる飲食店は、こちらと向かいにある純喫茶『珈琲太郎』さんだけです。

お店はご夫婦で切り盛りされていて、創業は昭和48年だそうで、もう店じまいも考えたそうですが、常連さんの強い希望で続けてらっしゃるそうです
こちらの店名は『風車』となっていますが、外看板は『モダン風車』となっています。

昼時ですが客は自分だけで、鉄板付きのカウンター席に通されました。

ランチメニューは、色々な鉄板焼を中心にいくつか定食がありますが、今回頂いたのは、お好み焼きから、
『ミックス玉』(770円)…具は、牛、豚、いか、えび、たこ。
以前お邪魔した時は、テーブル席で自分で焼きましたが、カウンターではご主人が焼いてくれました。
手早く混ぜて生地はふわふわです。
仕上げは、甘めのソース、粉鰹節、青海苔。
具のいかやえび(ブラックタイガー)、たこは大ぶりで良い食感です。
ボリュームはさほどないのでペロリと行けちゃいます。

そこで追加で焼そばから頂いたのは、
『焼きそば(豚肉少々)』(500円)…一番スタンダードなものにしました。
具は、豚肉、玉ねぎ、にんじん、キャベツ。
味付けは、味の素と胡椒、ウスターソース。
仕上げに甘めのお好みソースをかけ回して、粉鰹節、青海苔。
屋台風のチープな感じが良いですね。

場所は、あまり集客のないディープなエリアなので、入るのにちょっと勇気がいるかも知れません。
お好み焼き、鉄板焼が600円～、サワー400円～と、お値段も昭和のままなので、気軽に使えるお店です。

ご主人が引退される前にぜひ、昭和の武蔵小山を体験しに訪問して頂きたいお店です。