開店時の混雑は凄く、徹夜組もいるんじゃないかと思いました！ : ブッフェ ザ ヴィラ 玉川高島屋S・Cガーデンアイランド

　ゴールデンウイークなので昨日は夕飯代わりに愚妻と日比谷で和牛フェスに行って肉ばっかり食いまくって、今日はアッサリしたもん食いたいなぁと思っていたら、愚娘が愚妻と結託して朝昼兼用でこちらのブッフェに行くことになりました。
　11時の開店に合わせて入店を目指し二子玉川の駅に10分ほど前に着き、246を渋谷方面に歩いて瀬田へ向かう上り坂の途中の高島屋ガーデンアイランドの2階です。

　ゆっくり歩いて開店時間丁度に店に着くと、何と店頭に長蛇の列が出来ていてごった返しています。
えー、開店前から並ばなきゃいけない程の人気店とは驚きでしたが、これって先頭は徹夜組かよってくらいの盛況振りですねぇ。
　5，6分並んでましたがどうなってんのか気になって入り口までいってみると、名前を記入する必要があるようで、これ
無理して並んでる人をかき分けてここまで来ないと分かりませんよねぇ、並んで待ってりゃ良いと思う人も絶対いると思いますよ。
名前を記入して待ちますが、記入が埋まったページは店員さんが持って行ってしまっているらしく、何組待っているのかも解りません。
入り口の店員さんが店内の店員さんと連絡を取りつつ、次々とお客さんの名前を呼び出し店内に迎え入れていきますが、店内が何席くらいあるかも分からず、どのくらい待たされるのかの判断も出来ないのでイライラしますね。
こうなりゃ自分で見に行ってみましょう。
　入り口脇のテラス席にまわると、この日は今にも振り出しそうな曇り空でテラス席には誰もおらず、テラス席の入り口から易々と店内に潜入です。
　料理の置いてあるコーナーには既に長蛇の列が出来ていて、料理を取るのも時間が掛かりそうです。
店内をざっと見回すと100席くらいは有に在りそうな大箱ですが、既に9割がた埋まっています。
うーん、これは満席になれば今食べているお客さんが帰らない限り次のお客さんは入れない訳ですから、そうなると1時間以上は確実に待たされるわけで、その旨表に待っているお客さん達に伝えるのが店としての責任だと思いますが如何なんでしょう。
　そうと解ればもう並んでも無駄なので店を出ようとすると、入り口付近のお客さんが店員さんを捕まえてどのくらい待つのか聴いていて、テラス席ならすぐに案内できるようなことを言っています。
テラス席は基本的には外ですが、店側の1列は庇の下で雨は凌げる様なので、スグに店員を捕まえテラス席希望に変更しました。
行列に並んでいる愚妻や愚娘の元に戻り、テラス席に変更した旨告げると、雨が降ったらどうするだの風が吹いたら寒いだの批判を浴びますが まあ仕方ありませんね、甘んじて受けましょう！

　そうこうしているとスグに呼び出されて、30人ほど牛蒡抜きでテラス席の入り口近くのテーブルに陣取ります。
スグに店内の店員さんが来て、システムの説明を受けます。
ブッフェスタイルで土日祝ランチなので100分制限で1,880円、プラス飲み放題1,500円、寿司は更にプラスとのことでしたが、さっき偵察で見た限り寿司は安い回転寿司レベルで種類も少なそうだったので止めておきました。
まあ他にいくらでも食うものはあるはずですからねぇ。
酒の飲み放題を頼むとカードを渡され、酒の窓口で見せれば何でも何杯でも出してくれるとのことです。

　さあ何はともあれ漸くバイキングの開始です。
各自別れて酒は愚娘に、サラダバーは愚妻に、そして私は皿を2枚持って料理の行列に並びます。
　行列はなかなか進みませんがじっくり逸る心を静めて待ちます。
　寿司は別料金ですが鉢鮪の赤身、サーモン、ボイル海老、玉子焼きの４種類だけで、うーん これは寿司無しにして正解でしたね。
見た目も貧相でネタも薄っぺらく、シャリばかり大きくて食べる気にもなりません。
　洋食系はチキンのグリル、フライドポテト（塩・スパイシー）、フライドオニオン、コロッケ、パスタがボンゴレビアンコのフェデリーニ、ボロネーゼのフェデリーニ、ゴルゴンゾーラクリームソースのペンネの３種類、リゾット、チーズハンバーグ、アサリと筍と菜の花の白ワイン蒸し、ソーセジとキャベツのペペロンチーノ、空豆とツナのバケットトースト、ニョッキのカレー風味、スープがコーンクリームとクラムチャウダーの２種類です。
　中華はラーメン、肉まん、桃まんのみ、エスニックのトムヤンクン味のフォー、それに白飯とパンが数種類、和食はカレーとうどん、おぼろ豆腐で全てです。
　あとはサラダバーと、それからデザートだけは種類が多いのですが、デザートに関しては私には何の用もありません。
　うーん、これはいくら安いからとは言え、ブッフェとしては全く料理の種類が少ないです。

　どうにか並んで料理を持ってテーブルまで運びますが、うーん持ってきたのは3種類のパスタやリゾット等の主食ばかりで、あとコロッケの具も食べてみるとジャガイモ100％だし、もう最初から炭水化物祭りかよって感じです。
　ハンバーグは1口サイズで焼いてから時間も経っており、いくら保温しているとはいえ肉汁も抜けてパサパサです。
　アサリと筍と菜の花の白ワイン蒸しは、これは美味いですが味のベースがボンゴレビアンコと同じだし、ましてや単純な調理で家でも同レベルのものが簡単に作れます。
　ソーセージとキャベツのペペロンチーノは茹で汁が多くで美味そうじゃないし、空豆とツナのバケットは所詮トーストの変わり種だし、ニョッキのカレー風味はこれも炭水化物系だし、それにカレー味ならカレーライス食った方が良いですからねぇ。
そうなるともう他に食うもんてフライドポテトみたいな奴しかなくて、うーん 何だこりゃあって感じです。
しかも供給が需要に追い付かなくて、それでなくても種類が少ないのに常にいくつかは空っぽになっています。
　サラダだけは豊富にありますが、バイキングに来てサラダばっかり食うのも何だしねぇ。
　更に酒の飲み放題は、まあこんな真っ昼間から飲み放題を頼む人もそうそういないのでしょうが、窓口に常時店員さんがおらず、ハイボール等の混ぜ物はその度に呼んでお願いせねばならず、忙しいので面倒なのは解りますがちょっとイラっとした顔されるのも辛いものがありますねぇ。
仕方ないのでワインは冷やした奴が置いてあって、自分で注いで持ってこれるのでもう皆で白ワインにしましたが、1杯づつ飲む度に態々取りき行くのも面倒なので、ほんとは反則なんでしょうがボトルごとテーブルに持ってきて頂きました。
持って帰る訳でも無いし、どうせ飲み切るんですから問題無いと判断しました。
　
　結局、何度料理を取りに行っても違う物がある訳じゃないし、麺も常に品切れだし、カレーライス食って腹を満たしましたが、あとは少ないツマミでワインを飲みまくるだけでした。
　しかし確かに安いんでしょうが、これだけ並んでまで食べる価値が私には全く見出せませんでしたね。
100分で店員さんが終了を告げに来ましたが、まだ13時過ぎなのにもう店頭で待っている人も無く、店内も少し空席がありました。
　ほー、この店は開店時は混みあいますが、13時過ぎれば結構空くんですねぇ。
これって多分リピーターなら解っているんでしょうが、ひょっとして初めての人達は、我々もそうでしたが開店に合わせて行かないと入れないと思って11時かそれ以前に来ますが、13時過ぎれば空いていると分かっていても空いているってことは、リピーターが少ないのかも知れませんねぇ。
まあ私もまた来ようとは思わないもんなぁ！