島根県隠岐島魚介の、創作フレンチビストロワインバル。 : Bistro Rigole

石鯛と鮑のカルパッチョホルタサラダ
カリフラワーのステーキ　スパイシーサルサ
⇒このサルサを使ったスコッチエッグ
タケノコのムニエル　桜海老のブールノワゼット
イカ墨のブラックパエリア
ハーブポテトフライ
千葉県産牛テールの赤ワイン煮込み
ココナッツとホワイチョコ　柑橘のパフェ
温かいフォンダンショコラ


ああ、、、美味しかったです。完。


...と　美味しい記憶程　私の拙い文章で文字に仕上げるのは　何だか申し訳ない気がする
今日この頃な為　簡易にメニュー名だけ書いた方が素晴らしさが伝わるんじゃなかろうかと
ヒシヒシ思いつつも、頑張って　レビューさせて頂こうと思います。笑


下北沢⇒西太子堂～豪徳寺～⇒三軒茶屋と　最近エリアを拡大しているワタシw
だって　美味しすぎるお店が多いんですもの。笑
今日も気になるお店をピックアップ...基本　私がキラーンとなるのは、

『ワインがペアリングし易そうで　お料理も美味しそうで　お店が個人経営的で、
居心地があっかくなる様な、又通いたくなる【何となく】なお店』。

こう書いてみて思いましたが、何ともアバウトなポイントですねw
勿論　絶対的にラーメンが食べたい！個室がいい！という時もありますが、
基本　私のお店選びは「何となく良さそう」笑
今回は兄と兄嫁（初顔合わせ）とご飯。
場所と　日曜営業okだった事、テーブル席がある事等を考慮し　予約。


それがこちらの【Bistro Rigole】さん。


三軒茶屋の喧噪から少し外れた所にあり、道路上に面してます。
カフェバルの様な、青いガラス張りの外観でオシャレ。
店内はカウンターとテーブル席で約20名程の小さなキャパです。

寡黙な店主さんがカウンターにいらっしゃって　声は小さめw
若干　耳を傾ける感じを頑張りますがww　嫌いじゃないです、寡黙な優しさ。笑
ただ　店内が混んできた時は　どうするんだろうと勝手な心配ww


グラスワインは白赤と約5種ずつ程あり、ボトルを出してみるコトが出来ます。
だいたいお値段は850円～1000円位かな？
フランスが中心で、自然派が多く　ペアリングワイン5グラスセットが3800円で
気になりましたが...とりあえずは　目の前のボトルや品種を見てオーダーするコトに。

フードは上記に挙げたものをオーダー。
コースは2種ありました。
店主さんが島根県ご出身だそうで、島根県隠岐島から直送される魚介類とフレンチのコラボ。
楽しみでしかない訳ですよ、はっはっは。


最初に、石が下に引いてあって　その上にハートのクッキーがお通し。笑
アンチョビ塩辛やスープも続き　期待が膨らみます。

このスープが　サツマイモのスープを昆布でとり、そこを乾燥させ甘味を出してるそうです。
どこか懐かしく、面白く、そして美味しい。
こんなアペタイザー見た事ないし、言うまでもなく美味。


・石鯛と鮑のカルパッチョホルタサラダ
⇒ホルタとは、ギリシャ語で草という意味。料理では食用になる青菜の総称(一部引用)。
ふむふむ...つまり、カルパッチョサラダって事ね～と安易にオーダー爆
外面の見た目は様々な『グリーン』のふわっ..とした野菜が覆っていて、
何と中を見ると、蒸された鮑..他に平目や椎茸、それに石鯛が隠れています。
この「発見する探究心」のワクワクが止まりません。
そしてこの魚の歯ごたえ達の素晴らしさ。
鮑はレアさも残りつつ、コリッコリッとした食感。
石鯛の滑らかさと厚みや　それらを全て包み込む青菜たち。
シュナンブランにもリースリングにも合っちゃう酸味と甘みさが素晴らしい...。


・カリフラワーのステーキ　スパイシーサルサ
⇒ヴィーガン料理。
カリフラワーを焼いて、タンドリーチキンみたいな味付けで仕上げられており、
沿えてあるナッツが本当にいい仕事をしていました。
白にも赤にも合うし　ピノノワールなんか凄く◎。
普段　ブロッコリーを食べる事はあっても、カリフラワーを食べる機会はそんなになく、
イメージとして　カリフラワーってすぐほどけていく様な柔らかい感じがありましたが、
どっしりと重みもあり、でもちゃんとかろやかさもあって　そこにスパイシーさが混ざるとな。
これはもう、天才の技。


・⇒⇒このサルサを使ったスコッチエッグ
⇒↑の料理に超感動してましたら、店主さんが　このソースを使ってスコッチエッグを
作りましょうか？と提案が。。。感動
スコッチエッグ自体も食べる機会が少なく　手間暇かかる物だと思いますが、
有難くその申し出を即受けましてwww
いや～...卵の半熟とろとろ加減....ここにスダチだったかライムだったか←　を絞って
頂きます....美味しくない訳が、ナ・イ!!!!!(強め)


・タケノコのムニエル　桜海老のブールノワゼット
⇒「筍（たけのこ）」を「旬（しゅん」と呼んで　魚だとばかり思ってました　爆
いえ、逆に「タケノコのムニエル」って何だよ～聞いた事なくてそりゃオーダーします。
立派な筍の上に、ふぁさっとのっている桜海老ちゃん達。
焦がしバターの香りが....ムニエルってゆーより、もうステーキ。笑
3等分しましたが、これ独り占めして食べたいw
歯応えがポリジャクッと、口の中に香ばしさが拡がり　桜海老が口の中で
遊んでいる様なわしゃわしゃ感が　最後上品に消えていくような。


こういうのが続くから　まあお酒は進んじゃう訳で　本当はこれでお肉料理を
頼んで終わりだったのに　パエリアやポテトを頼んでしまう...w
イカスミで口が黒くなろうが、ポテトで口の中が油っぽくなろうがいいや～と
楽しいテンションになりましたがw　そんな下品な事もなく仕上げて下さるのが
Rigoleさんの凄いトコロ。

因みに、会食中に　若いお1人様達が続々とカウンターへ入店。
バー利用するのかな？なんて思ってましたが　ご飯とペアリングをしていたりと
ダイニングバル利用をされている方ばかりで　1人でちゃんとご飯も食べれて、
美味しいお酒も飲めるお店っていいな～と思いました。


フードのお値段はだいたい1500～3000程度なので、お値段だけを考えれば　
若干高いかもですが、味や仕上げ方等　色彩や発想も含めて素晴らしいと思うので
是非　又再訪したいと思います。