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伝統を守りつつ磨き上げる意味 /「空」を飛び「海」を渡りイタリアへ /「なんで極東の一角に残されているのだ!?」
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ペスト・ジェノベーゼ星人
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ペスト・ジェノベーゼ星人さんの他のお店の口コミ
食事処 酒肴 浅草 水口(浅草(つくばEXP)、浅草(東武・都営・メトロ)、田原町 / 食堂、居酒屋、日本料理)
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げんぱち(神保町、九段下、竹橋 / 洋食)
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まるぜん(西葛西 / たこ焼き)
店名 |
移転
ペペロッソ
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受賞・選出歴 |
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店 |
ジャンル | イタリアン、ワインバー、ダイニングバー |
住所 | |
交通手段 |
※京王井の頭線池ノ上駅徒歩0分 三軒茶屋駅から146m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
60席 (カウンター4席) |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) 半個室あり |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可、50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキング有り |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり、オープンテラスあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる、ペット可 |
お子様連れ |
子供可(小学生可)、ベビーカー入店可 ベビーカー可 |
ドレスコード | お気軽にご利用ください |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1986年 |
備考 |
<料理について> |
お店のPR |
【池ノ上に移転いたしました!!】ご来店お待ちしております!!
Barilla主催《パスタ界のW杯》に、今井シェフがインフルエンサーとして出場! |
初投稿者 |
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2種類の手打ちパスタが選べるとの事で、そのサンプルがテーブルに置かれました。「パスタを選択すると、自動的にソースも決まるのですか?」と私が尋ねると、給仕さんは「はい、その組み合わせでお願いしています。イタリアで食べられている、そのままをお出ししているため」とのお答えでした。
さらに私は尋ねます。「このお店ではペストを大理石のモルタイオで作っているそうですが、トリッパのミネストラでしか食べられないのですか? 私は、そのペストをパスタで食してみたいのです」と言ってみました。給仕さんは残念そうに「確かにその料理は向こうに存在しますが、メニューに無い料理は今はお出しできません。シェフが在店していれば相談の上、可能となるかもしれませんが…」と言いました。
私は自分がわがままを言っている自覚があるため、すぐに引き下がります。といいますか、たったこれだけのやり取りの中に、この店の「本物」への真摯な取組みを感じました。
「ペスト」とは簡単に言ってしまえば、バジリコのソースです。本来はモルタイオという乳鉢で、すり潰して作ります。しかし手間がかかるため、現在は本場・ジェノバのリストランテでさえ、ミキサーで安易に作ることが増えている様子。
様々な本物が失われつつある現代に、この店では今井シェフはじめ多くのスタッフが積極的にイタリアに行き、各地の残された郷土料理を学び、摂取しているようです。
ここで話は変わりますが、平安時代にある「青年僧」が、仏教の一種である密教を学ぶため、遣唐使として唐に渡ります。その当時、唐における密教の頂点は、青龍寺の恵果和尚。恵果和尚は、その「青年僧」を一目見たとたん、天才を見抜き、即座に奥義秘伝の伝授を開始します。密教の奥義とは「文字による伝達が不可能」なため、魂から魂へと教えを授けます。その「青年僧」はわずか半年ですべてを学び取り、恵果和尚も安心したのか、その後すぐに亡くなります。
「青年僧」が日本に密教のすべてを持ち去ってしまったため、唐におけるその教えは衰退し、青龍寺さえも無くなってしまいます。その奥義秘伝は、現在では日本に残されているのです。
さて、ここで少々妄想の翼を広げてみることを許していただきたいのですが、いくら食に対し保守的なイタリア人といえど、便利な現代の機械に絶対に負けないとは、言い切れないのではないでしょうか? また跡継ぎ問題に直面している食材もあるのでは?
ペペロッソのスタッフが、「空」を飛び「海」を渡りイタリアを訪ね、そんな郷土の伝統を、単なる技術としてではなく、魂から魂へと教えを受けるように学び、日本に持ち帰る。そして数十年後、イタリア人の老紳士が三軒茶屋を尋ねる。「これはマンマの味そのものだ。本場で消え去った本物が、なんで極東の一角に残されているのだ!?」……なんていう事も、私の妄想ではなく、実際起こりえるのではないでしょうか。