味、居心地と価格のバランスが最高！名士に愛されてきたエリアを代表するお店！ : 常盤鮨

2023年3月26日昼、4月23日昼、5月28日昼、6月25日昼の通算19回訪問

当地で90年近く営業する寿司店。三島由紀夫、王貞治、里見浩太朗等が愛した歴史あるエリアを代表する名店。2016年10月末で一旦閉店。1年程の休業を経て営業再開。現在は月3日の限定営業。

業歴の長さはダテではない。ネタは弟さんが豊洲まで出向き目利きした逸品揃い。鮪、白身、青魚、蛸、烏賊、貝類、雲丹と全方位的に良質なネタを揃えている。どのネタも素材の味がきちんとするのが素晴らしい

手作り感のある惣菜から始まり、ツマミや握りを思うままに頼み、日本酒を2合程飲んで1万円台。ご親族経営で賃料も人件費もかからないからこその価格。アットホームで居心地良好。味、居心地と価格のバランスが最高！最近は月1回定期訪問。私にとっては月に1度の自分へのご褒美。当店に通っていると東京の高額寿司店には到底行く気がせず、寿司の新店開拓をする意欲は全くなくなってしまった

個人的には末永くお付き合いしたい大事なお店。ただいつ訪問しても見知った顔の常連様ばかり。万人に幅広く門戸を開いている感じではないので、おススメはしない

■沿革
・1870年創業。1935年当地での営業開始
・2016年10月31日一旦閉店
・常連様からのラブコールもあり
　約1年の休業期間を経て営業再開
・現在、営業は毎月、最終週の金～日の
　月3日が基本。予約必須
　(12月のみ月6日営業)
・お客様は近隣住民の常連客メイン
・お客様の年齢層は高め

■頂いた品・内容
【2023年3月26日】
ネタが全方位的にいい！
お酒は日本酒を1合

(惣菜)
手がこんでいて、日本酒との相性が最高！
・ホタルイカ酢味噌
　ホタルイカの質がとてもいい
・がんもどき
・小豆で作ったオカラ
　ほのかな甘みあり
・大根の煮付
・赤貝ぬた
・大根の漬物

(握り)
・鮪の赤身、中トロ、大トロ
　さより、平目、エンガワ
・白身、赤貝、雲丹
会計11,000円

【2023年4月23日】
お酒、惣菜、ツマミ、握り全て大満足
お土産のお赤飯、筍と鶏肉の炊合せも最高
月1回の当店への訪問が生きる活力

(お酒)鳳陽2合

(惣菜)
手がこんだ品々。日本酒との相性最高
・ホタルイカ酢味噌
　ホタルイカが最上質
・がんもどき
・茄子の煮浸し：出汁がいい
・白海老と鯛の鱗の素揚げ
・鶏、すり身、蒟蒻等の煮付け
・筍と鶏肉の炊合せ

(ツマミ等)
・赤貝、烏賊、鮑、小柱、とり貝
　烏賊、とり貝が特に印象的
・茹で車海老、明太子、帆立、鯨ベーコン
　人生最高の明太子
・小肌、エンガワ、鯛、鯵、平目、さより
　白身、さよりが特に印象的
・鮑肝：最高のアテ
・鯛の潮汁：滋味深く口福
・煮穴子：とろける味わい。ツメとの相性抜群

(握り)
・イクラ、雲丹、とり貝、さより
・鮪の赤身、中トロ、大トロ
会計23,000円

【2023年5月28日】
今回は天然鰻あり！
総合的に大満足！

(お酒)鳳陽3合

(惣菜)
手がこんでいて日本酒との相性が抜群
・茄子の煮浸し
・小豆で作ったオカラ
・がんもどき
・鯛の鱗の素揚げ
・里芋のコロッケ

(ツマミ等)
・天然鰻(熊本産)
・造り盛合せ
　私の好きなものを全て盛り込み
　大トロ、赤身、イカ、ゲソ
　赤貝、小柱、帆立、みる貝
　雲丹、子持ち昆布、明太子
・鰹ニンニク醤油と赤貝

(握り)
・とり貝
・エンガワ昆布〆2貫
・赤身、小肌、いくら、鯛、とり貝
会計21,000円

【2023年6月25日】
今回も大満足！

(お酒)鳳陽2合

(惣菜)
手がこんでいて日本酒との相性が抜群
・大根と鶏手羽の煮物
・宝袋
・山形の麩
・水茄子の浅漬

(ツマミ等)
・造り盛合せ
　赤貝、みる貝、鮑、帆立、雲丹
・ボタン海老
・ボタン海老の吸物

(握り)
・とり貝
・いくら、エンガワ、鯛、平目昆布
・トロ、赤身、とり貝、鯵
・干瓢巻
会計18,900円

＜訪問記録＞
■日時
予約での訪問で入店待ちなし
顔見知りの方のみ
・2023年3月26日11:30
　正午過ぎには満席！
・2023年4月23日11:30
・2023年5月28日11:28
・2023年6月25日11:25
　
■場所：最寄駅は自由が丘。徒歩6分

■お店の状況
・個人経営の昔ながらの町の寿司店
・ツケ場で握るのがご主人
・奥様と弟さんがサポートする親族経営
・カウンターは8名程のキャパ
・テーブル席や小上がりもあるが
　現在は、カウンターのみでの営業

■トイレ
・突き当り奥。男女兼用。洋式。TOTO製
・手洗い用の水道は個室外
・液体石鹸、ペーパータオル、ビオレU
　手指消毒液を用意

(2023年4月24日)
評価平均3.63
レビュー14件。3.29
マイレビュアー様2件。3.40

2022年4月24日昼、5月28日昼、6月26日昼、7月22日夜、8月28日昼、9月25日昼、10月30日昼、11月27日昼、12月25日昼、2023年1月29日昼、2月24日夜の通算15回訪問

当地で90年近く営業する寿司店。2016年10月末で一旦閉店。1年程の休業を経て営業再開。現在は月3日の限定営業。最近は月1回定期訪問。私にとっては月に1度の自分へのご褒美

1年3か月、ご無沙汰したが、久しぶりの訪問でも業歴の長さはダテではないと感じた。ネタは弟さんが豊洲まで出向き目利きした逸品揃い。鮪、白身、青魚、蛸、烏賊、貝類、雲丹と全方位的に良質なネタを揃えている。どのネタも素材の味がきちんとするのが素晴らしい

手作り感のある惣菜から始まり、ツマミや握りを思うままに頼み、日本酒を2合程飲んで1万円台。ご親族経営で賃料も人件費もかからないからこその価格。アットホームで居心地良好。味、居心地と価格のバランスが最高！当店に通っていると東京の高額寿司店には到底行く気がせず、寿司の新店開拓をする意欲は全くなくなってしまった

個人的には末永くお付き合いしたい大事なお店。ただいつ訪問しても見知った顔の常連様ばかり。万人に幅広く門戸を開いている感じではないので、おススメはせず

■沿革
・1870年創業。1935年当地での営業開始
・2016年10月31日一旦閉店
・常連様からのラブコールもあり
　約1年の休業期間を経て営業再開
・現在、営業は毎月、最終週の金～日の
　月3日が基本。予約必須
　(12月のみ月6日営業)
・お客様は近隣住民の常連客メイン
・お客様の年齢層は高め

■頂いた品・内容
【2022年4月24日】
ネタが全方位的にいい！
お酒は日本酒を2杯程
(惣菜)
・ホタルイカ、うど、こごみ、酢味噌
・筍
・きんぴら(牛蒡、人参)

(ツマミ)
・鰹
・赤貝
・鮑肝付
・蛸

(握り)
・鯵、鰯、小肌
・平目、鯛、烏賊
・ミル貝、赤貝、とり貝、大トロ
・〆に潮汁
会計12,500円

【2022年5月28日】
日本酒3杯程
2時間近い滞在で超腹パン！
大満足、大満腹
(惣菜)
・鯛の鱗の素揚げ
・生の桜海老
・蕨のおかか和え
・シャコ
・たたみ鰯
・ホタルイカ酢味噌

(ツマミ)
・鮑
・鰹
・鯨の砂肝

(握り)
・真鯛、鰯各2貫
・ボタン海老
・ミル貝、帆立各2貫
・鯵2貫、蛸1貫
・小肌、烏賊
・平目昆布〆
・干瓢巻
・トロ
・大トロ
会計17,400円

【2022年6月26日】
鮪と白身と蛸が特に良かった
(惣菜)
・炊き合わせ
　油揚、人参、椎茸、しらたき
・鮎の甘露煮
・宝袋
・らっきょうの肉巻

(ツマミ)
・造り盛合せ
　鮪赤身、トロ、鯛、平目、赤貝、ミル貝
　烏賊、蛸、雲丹
・鰯
・鮑＆帆立
・鰹

(握り)
・鯵、赤貝各2貫
・鯛昆布〆、平目、平目昆布〆、エンガワ
・鮪赤身、中トロ、大トロ
・トロタク巻、鉄火巻
・〆に蛤吸い物
会計19,300円

【2022年7月22日】
日本酒を飲み1時間半滞在
(惣菜)
・枝豆
・茄子の煮浸し
・胡瓜と瓜の浅漬
・白海老と豆鯵の揚物

(ツマミ)
・蛸
・鮑と新子
・鰯

(握り)
・平目、平目昆布〆、淡路産鯛、エンガワ
・鰯
・蛸2貫
・煮穴子ツメ2貫
・烏賊、赤貝、新子
・鮪赤身、中トロ、大トロ
・雲丹、干瓢巻
・〆に貝出汁のお椀
会計19,200円

【2022年8月28日】
天然鰻と念願の初対面！
白身が非常にいい
日本酒1杯
(惣菜)
・白海老唐揚げ
・鯛の鱗の素揚げ
・牛すき焼き
・夏野菜のサラダ
　ズッキーニ、プチトマト、葉野菜

(ツマミ)
・鮑、赤貝の身と紐、鰯、蛸
・天草産天然鰻の地焼き

(握り)
・うに軍艦2貫
・鯵、大トロ、小肌、鯛、平目、平目昆布〆
・鯛、平目、平目昆布〆
会計19,500円

【2022年9月25日】
日本酒を飲み1時間半滞在
今回は私を含め、来客2名の余裕のある営業
いつも以上に気ままにゆっくり過ごす
ことができ大満足！
手作り感のある惣菜が酒のアテに最高！
ネタでは、いくらの醤油漬、鮪が絶品！

(惣菜)
・白海老の唐揚
・宝袋、昆布巻
・小芋と麩の煮付
・いくらの醤油漬
　お店で漬けたとのことで絶品！
・落花生
・水茄子の浅漬

(ツマミ)
・造り
　大トロ、蛸、烏賊、赤貝、小肌
　網走の白魚、タラコ
　鮪が凄すぎる
・鯵、ミル貝、子持ち昆布

(握り)
・平目、鯛、カンパチ、雲丹、いくら
・鮪赤身、中トロ、大トロ、小肌2貫
会計17,800円

【2022年10月30日】
日本酒を2合飲み1時間50分滞在
手作り感のある惣菜が酒のアテに最高！
ツマミでは、いくらの醤油漬、鮑の肝、
牡蠣、カワハギの肝が、握りでは白身、
大トロが特に印象的

(惣菜)
・白海老の唐揚
・揚物4種
　鯛の鱗の素揚げ、蓮根の素揚げ
　牛蒡、餃子の皮で包んだ揚げ銀杏
・カジキのバター醤油焼
・赤貝の紐の串焼
　いい日本酒のアテ
・いくらの醤油漬＆大根おろし
　今回も美味　
・茶碗蒸し
　出汁がきいていて絶品！
・蛤の吸い物
・胡瓜と蕪の浅漬

(ツマミ)
・造り
　アワビ、帆立、赤貝、鰯
・牡蠣。ミルキーでトロトロ
・白子
・鮑の肝
・カワハギの肝+酢飯

(握り)10貫
・平目、鯛、昆布〆
　白身が安定の美味さ
・さより、ミル貝、鮪赤身、〆鯖
・エンガワ、雲丹、大トロ
　大トロ最高！
会計19,000円

【2022年11月27日】
日本酒を2合飲み1時間20分滞在
手作り感のある惣菜やツマミが
酒のアテに最高！
今回も大満足
ツマミでは、小芋と麩の煮付、鰯の塩焼、
いくらの醤油漬、岡山産の天然鰻、ボタン
海老の吸物
握りでは白身、大トロが特に印象的

(惣菜＆ツマミ)
・自家製いかの塩辛
・食用菊
・ほうれん草の胡麻和え
・小芋と麩の煮付
・とろろ＆鮪
・白子ポン酢
・お造り
　赤貝、鯨ベーコン、帆立、蛸
　子持ち昆布、イカ、小肌、大トロ
・鰯の塩焼
　脂ノリが良く、焼き加減が絶妙
・いくらの醤油漬＆大根おろし
・ふろふき大根
　出汁がきき美味
・岡山県産の天然鰻＆肝
　味が濃い鰻の地焼！
・ボタン海老
・ボタン海老の吸物
　滋味深い

(握り)8貫
・平目、鯛×2、昆布〆
　白身が安定の美味さ
・雲丹、いくら、鮪赤身、大トロ
　大トロ最高
会計24,000円

【2022年12月25日】
お酒は鳳陽を2合
1時間半余滞在し、惣菜、ツマミ、握りを堪能
今回も大満足

(惣菜＆ツマミ)
・ほうれん草のお浸し(油揚＆人参)
・しらたきの煮物
　胡麻油の風味がきいている
・手羽元、大根、小芋の炊き合せ
　小芋がホカホカでホクホク
・宝袋。温かくで美味♪
・お造り
　赤貝、鯛、平目、雲丹、鮑、大トロ
・茶碗蒸し
　出汁が上品で美味♪
・白子ポン酢
・鯵1尾の造り
・焼きたての玉子焼。大根おろしつき
・イカの耳、子持ち昆布、蛸、青柳の小柱

(握り)11貫
・鯛、平目、エンガワ、鰤×2
　鰤が超美味
・鰤、小肌、鯖、鮪赤身、中トロ、大トロ
　鰤をおかわり。鯖がいい。大トロ最高
会計22,000円

【2023年1月29日】
予定があり1時間の短めの滞在
小鉢もネタも最高で大満足

熱燗2本

(惣菜&ツマミ)
・鮑の肝
・人参、青菜、しらすの和え物
・ピリ辛蒟蒻
・鳥手羽元煮物
　大根、人参、椎茸、蒟蒻、牛蒡
　里芋等。里芋がネットリでバカウマ
・薩摩芋&ハムサラダ
・鯛の鱗揚げ
・赤貝ぬた
・鮪やまかけ
・焼きたて玉子焼
　そのままも大根おろしとも美味
・赤貝、子持ち昆布、鰯、鯵の造り

(握り)7貫
・鯛、鰤、平目、平目昆布〆
・赤身、中トロ、大トロ
会計11,000円

【2023年2月24日】
お酒は鳳陽を熱燗で2合

(惣菜&ツマミ)
・青菜、油揚げを炊いたもの
・しらすの胡麻油風味の和え物
・海藻の酢味噌和え
・鮪やまかけ
・焼き白子
・蛸、ボタン海老、さより、ミル貝の造り
・ボタン海老の頭の塩焼き
・茄子の漬物
・生牡蠣
・鮑、赤貝、帆立の造り
・穴子白焼き

(握り)8貫
・鰯、鯛、平目、小肌
・鰤、赤身、中トロ、大トロ
会計21,000円

＜訪問記録＞
■日時
予約しているので入店待ちはなし
来客数は平時は私以外で5～6名
9月の訪問では珍しく私を含め2名
・2022年4月24日12:03
・2022年5月28日12時
・2022年6月26日12:05
・2022年7月22日20:30
・2022年8月28日12:02
・2022年9月25日11:33
・2022年10月30日11:28
・2022年11月27日11:28
・2022年12月25日11:27
・2023年1月29日11:28
・2023年2月24日18:40過ぎ

■場所
・最寄駅は自由が丘。徒歩6分
・女神像のある側の改札
　→ほぼ東横線の線路沿いに都立大学方面へ
　→自由通り沿いを目黒通り方面へ
　→辻口氏のロールケーキ店の手前

■お店の状況
・個人経営の昔ながらの町の寿司店
・ツケ場で握るのがご主人
・奥様と弟さんがサポートする親族経営
・カウンターは8名程のキャパ
・テーブル席や小上がりもあるが
　現在は、カウンターのみでの営業

■トイレ
・突き当り奥。男女兼用。洋式。TOTO製
・手洗い用の水道は個室外
・液体石鹸、ペーパータオル、ビオレU
　手指消毒液を用意

■その他
三島由紀夫、王貞治、里見浩太朗が愛した店

当店は三島由紀夫の没50年を機に制作された2020年11月21日放映のNHKスペシャルに登場(※1)

また40年程前になるが、自由が丘の地元紙に王貞治が当店を贔屓にしている(※2)とコメント

店内には、ツケ場に立つお二人と里見浩太朗との写真が貼られている。ジャンルの異なる著名人に愛されてきたお店

(※1)三島由紀夫が結婚し転居したのを機に疎遠になったそう
(※2)王さんは40年程前は中根公園の近くにお住まいだったが、ホークスに関わるようになり、生活の中心を福岡に移し、疎遠になったよう。尚、中根公園の近くのご自宅は5年程前に取り壊され、更地として売却された

(2022年9月24日)
評価平均3.58
レビュー13件。3.30
マイレビュアー様2件。3.40

2020年11月21日、三島由紀夫の没50年を機に制作されたNHKスペシャルを見ていると当店が登場。その放映をキッカケに4年余ぶりに突撃。

半世紀以上前、三島由紀夫が愛した店。お店の方によれば、三島由紀夫は独身時代、当店の比較的近所に住み、当店を贔屓にしていたとか。三島が結婚を機に転居し疎遠になったそう。

久しぶりの訪問でも業歴の長さはダテではないなと感じた。どのネタも粒揃い。弟さんが豊洲まで出向き目利きした逸品揃い。鮪、白身、青魚、烏賊、貝類と全方位的に良質なネタを揃えている。12月の訪問では20種程のアテ、握りを頂き、日本酒を3合飲んで約1.5万円の会計。親族経営で、恐らく賃料も人件費もかからないからか、価格はリーズナブル。お酒を頼むと何も言わなくても数品のアテが出てくる。手作り感があり、いい味わい。サービスはさりげなく、アットホームで居心地良好。味、居心地と価格のバランスからすると、都心部の高額寿司店等より遥かに魅力的。

ただ現在は近隣住民の憩いの場。一見を歓待する雰囲気はないので評価は敢えて抑えた。

■沿革
・1870年創業。1935年当地での営業を開始。
・2016年10月31日一旦閉店。
・約1年の休業期間を経て営業再開。
・現在、営業日数は月3日が基本。予約必須。
・お客様は近隣住民メインで年齢層高め。

■頂いた品・内容
【2020年12月12日】
・日本酒:熱燗1合、冷酒2合

(ツマミ)
・いか大根
・自家製千枚漬
・自家製いかの塩辛
・青魚系
　鰯、鯵、小肌、鯖
　鯖はお替り
・平目、明石の鯛
・烏賊
・ホッキ貝、赤貝、胆付鮑
・ミル貝、生牡蠣、帆立
・鯛の澄まし汁

(握り)
・赤身、中トロ、大トロ
　鮪は身の凝縮感あり。
　トロは脂が甘く超美味。
・穴子
会計15,500円

【2021年1月23日】
予約を一度取消したのがマイナス
に働いたのか、抜群の印象だった
前回比、だいぶ大人しい印象。

・日本酒:熱燗1合、常温1合

(ツマミ)
・鮪の煮付け
・ほうれん草のおひたし
・ぬた
・赤貝肝付き
・自家製ポテサラ
・帆立
・牡蠣
・平目
・鰯
・蛸
・赤貝

（握り）
・小肌と平目
会計10,500円

＜訪問記録＞
■日時
・2020年12月12日11:35
・2021年1月23日11:40

■場所
・最寄駅は自由が丘。徒歩6～7分。
・女神像のある側の改札
　→ほぼ東横線の線路沿いに都立大学方面へ
　→自由通り沿いを目黒通り方面へ
　→辻口氏のロールケーキ店の手前

■お店の状況
・個人経営の昔ながらの町の寿司店。
・ツケ場で握るのがご主人。
・奥様と弟さんがサポートする親族経営。
・カウンターは8名程のキャパ。
・テーブル席や小上がりもあるが
　現在は、カウンターのみでの営業。

(2021年2月6日)
レビュー13件。3.32/マイレビュアー様2件。3.40

2016年7月10日12:20頃、9月4日12:48頃の2回、昼の訪問。界隈で恐らく最古参の鮨店。今までご縁がなかったので突撃。

■沿革
・明治3年(1870年)創業。146周年。
・昭和10年(1935年)当地での営業を開始。当地で81年の時を刻む。
・平成28年10月31日をもって閉店。(店頭に掲示あり)

■場所:最寄駅は自由が丘。女神像のある側の改札→自由が丘デパート、ひかり街沿いに都立大学方面へ→自由通り沿いを目黒通り方面へ→和食の壽祐(じゅすけ)さんの先。辻口氏のロールケーキ屋の手前。駅から徒歩6～7分。

■お店の状況等
・いかにも個人経営の昔ながらの街場のお寿司屋さんという風情。
・3～4人体制。ツケ場で握るのがご主人。ご兄弟や奥様と思しき方がサポートする親族経営。
・カウンターは8～9名のキャパ。壁側に4人掛のテーブル席。小上がりもある。キャパは20名弱。
・1人だったので、ツケ場の前のカウンターに待たずに入店できた。
・初回は先客4名、後客4名。(カップル3組＋男性お1人様×2名。)
・2回目は先客4名。後客なし。
・お客様の年齢層は高め。近隣住民の憩いの場的な空気。一見を排除するような雰囲気はないが、飛び込みではやや入りづらいかも。
・当店の床下には防空壕の一部が残存。自由が丘界隈も第二次世界大戦では米国の空襲を受けており、各家庭には防空壕があったが、当店はその一部を残し、調味料等の保管庫に利用されているとのこと。

■頂いた品・内容・味
【7月10日】
・ランチのほたて、穴子、いくら丼＋日本酒の鳳陽(※)＋お好みで握り追加(こち、小柱軍艦、ほたて、赤貝各1貫)会計3,800円。
・お通しは枝豆、煮物(玉葱、人参、じゃが芋、お揚げさん等が入る)、鮪の時雨煮。特に鮪時雨煮が素晴らしきアテ。
・握りでは、こちと赤貝が印象的。こちは身の味が濃く、赤貝も磯の香りを感じることができる。

(※)鳳陽(ほうよう): 内ヶ崎酒造店(宮城県黒川郡富谷町)のお酒。寛文元年(1661年)創業、355年の歴史を誇る宮城県最古の蔵元。蛇足だがジョジョとコラボした鳳陽が販売されていたよう。荒木飛呂彦先生は仙台出身だから、宮城県つながりでコラボされたのだろうか？

【9月4日】
・ランチのにぎりのセット＋生ビール。会計1,750円。
・ビールのアテに枝豆、茄子の浅漬、蓮根のピリ辛煮、南瓜が提供される。
・ランチのセットは鯛、海老、鮪赤身、トロ、小肌、穴子、玉、トロ細巻＆お椀。
・鮪は身の凝縮感がある。小肌は酢が強すぎず塩梅が好み。玉は手作り♪

■総評
・業歴の長いお店は、やはりダテではないなと感じた。
・お酒を頼むと何も言わなくても数品のアテが出てくる。手作り感があり、いい味わい。
・サービスはさりげなく、アットホームで居心地がいい。
・昼ならセットで始め、お好みで少し追加して、お酒を飲んでいい気持になって、3千円台。価格も良心的。
・鮪は老舗らしく、きちんとしている。ネタは価格を考えると十分な質。全てがちょうどいい素敵なお店。
・せっかくご縁ができたのに10月末で閉店とのことで非常に残念。それまでには機会を見つけ、是非またお邪魔したい。
(2016年9月22日時点：レビュー12件。3.39/マイレビュアー様1件。3.50 )