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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
閉店
らーめん亭
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
東急東横線都立大学駅より徒歩2分 都立大学駅から126m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
13席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1965年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この日は、都立大学の(満寿屋商店東京本店)にて、満寿屋商店を題材にしたノンフィクション「世界に一軒だけのパン屋」(野地秩嘉著)の出版記念トークショーが行われました。
著者の野地氏と満寿屋商店の杉山社長とのトークショーです。
物好きな私は、本が安く買えるということと、新作パンがおまけに付くということに釣られて、開催情報をキャッチすると同時に申し込み。狭き門を突破して参加が叶うことになりました。
そこで、仕事を終えてから会場である「満寿屋商店東京本店」のある都立大学まで出向きました。
19時半からのトークショーだったので、会社を終えて直行すると少々早く着くのは織り込み済み。
トークショーの前に晩ごはんを食べることにし、都立大学の有名和製大衆中華と言っていい当店を利用してみることにしました。
「らーめん亭」なんてネーミングは、どこにでもありそうで、店名だけを見ると特別なこだわりは感じません。
ただ、当店は、相当の老舗で、源流は、現店主の祖父が、昭和18年に中国人の料理人を招いて麹町にオープンした「元来軒」というお店だったそうです。
しかし、同店は、戦災にあい焼失。その後昭和26年に、今度は新橋にて居酒屋「権助」を始めます。
なかなか繁盛したようなのですが、東京オリンピックを控えた昭和38年に立ち退きをさせられてしまいました。
現在その場所は、新橋第一ホテルの駐車場になってるそうです。
そして、昭和40年に2代目(現店主の父親)のお友達からの「もう一度中華料理を始めてはどうか」という勧めもあり、柿の木坂に開業したのが当店です。
これが現在に至るまでの系譜ですが、柿の木坂に出店してからも53年を数えることになります。
当店、夕方は18時半からの営業となっていましたので、トークショー開始時間を睨んで、余裕を持って18時40分頃伺ってみました。
ところが、お店はシャッターが下りています。
ただ、シャッター下部がちょっと空いており、中の明かりが漏れて見えますので、少し開店が遅れているのかな?なんて考え、しばらく周辺をうろついて再度18時50分頃に伺ってみました。
しかし、シャッターの状態は変わらず。
これ以上、時間が遅くなるとトークショーに遅れてしまいます。
なので、シャッター下部から覗き込んで声をかけてみました。
すると中から高齢の女性が出てきて「まだしばらく掛かるよ。」とのツレないお返事。
こうなると何としても食べたくなるから不思議なものです。
口から出まかせで「遠くから来てるんで何とかなりませんか?18時半からですよね〜。」と交渉を開始します。
嘘も方便と言いますが、営業時間を蔑ろにしていることに対する抗議的な意味合いも込めたわけです。
するとその女性、私の情熱的な演技にほだされたのか、奥の店主らしき方と話をしてくれたようで、その店主が店を開けてくれました。
実は、ダメなら次の候補も用意していたのですが、物は試しですね。
店主さんは何となく不機嫌な様子でしたが、私の「18時半からですよね。」のダメ押しの問いには、歯切れ悪そうに「今日は仕込みに時間がかかって・・(ムニャムニャ・・)」とのお答え。
いつも申し上げているように、飲食店をやられる方は余程のことが無い限り公表している営業時間は厳守すべきだというのが私の持論ですので、この点で当店は失格です。
お店は狭く、カウンター席が9席(実質稼働は8席)と2人テーブル2卓です。
私はカウンター席に座りました。
卓上にはメニューがあるので、それに目を通します。
そのメニューは事前にチェックしていたので覚悟はしていましたが、とても高い!
ラーメン@700円はまあ許せるにしても、ワンタンメンだと1,000円。
チャーハン850円に中華丼は1,000円。
定食は一品料理価格+200円ですが、その一品料理も肉野菜炒め900円、きくらげと玉子炒め1,000円、酢豚に至っては2,000円もします。つまり、酢豚定食は2,200円です!
およそ町中華の価格設定ではありません。
しかし、当店は食べログ評価3.5点超えですし、先行レビューもかなりが高評価です。
ここは、果たして値段に見合う料理なのか、実際に試してみるしかありませんね。
注文は、看板料理の唐揚げ(3個700円)を定食(+200円)にし、それにシュウマイ600円を付けました。
出来上がり価格は1,500円です。
厨房では、調理が始まりますが、下ごしらえをしてある鶏肉を油の中に投入して揚げているだけ。
待つこと8分ほど掛かって唐揚げが出来上ってきました。
定食のごはん、スープ、ザーサイも同時に提供。
シュウマイは2分ほど遅れてサーブされました。
唐揚げは、普通のサイズよりちょっと大きめで平べったいタイプですが、別になんてことはありません。
下味はあまり塩味がついておらず、添付のタレを付けないと味気ないです。
そして肉も特別に美味しいわけでもなく、なんでこの唐揚げが評判なのか理解に苦しみます。
シュウマイも比較的大ぶりのものが3個ですが、特にジューシーなわけでもなく、皮も平板。
この日は餃子が無いとのことでシュウマイにしたわけですが、これだと餃子も推して知るべしですし、そもそも餃子が無いなんていうのは、いわば欠品ですから、飲食店としてあまり褒められたものではありません。
唐揚げもシュウマイも付け合わせにキャベツが付いていますが、ごくごく少量で、これだとあってもなくても一緒です。
スープは、いわゆるチャーハンスープで味も素っ気も無く、ごはんも美味しい云々のレベルではありませんが、唯一ザーサイだけはなかなか美味しかったのが救いでした。
年配のご主人とお母様(先代の奥様)と思われるお二人で切盛りされているお店で、その意味では、とても共感を覚えるのですが、味の評価やコスパの評価はあくまで別です。
とても価格に見合ったものとは言えないと思います。
都立大学の街中華のレジェンド的存在なのだと思われ、悪い評価を書きづらいお店なのかもしれませんが、平板な味、高い価格など、褒める材料があまり見当たらないお店でした。
ファンも多そうなお店なので、批判を受けるのは覚悟のうえで率直な感想を記させてもらいました。