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チョコレート付きフロランタン
朝から穏やかに晴れたクリスマス前日にアンジーパパの友人宅で小川軒の
フロランタンをいただきました。フィレンツェの、という意味のフロラン
タンはメディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスがアンリ2世に嫁ぐ際に
イタリアからフランスに伝わったとされる焼き菓子でございます。クッキ
ー生地にキャラメル・コーティングした薄いアーモンド・スライスを載せ
て焼き上げる香ばしいお菓子はどこのパティスリーにもある定番アイテム
ですが小川軒のフロランタンは左右の端にチョコレートが掛かっていまし
た。果たして此のチョコレートが必要であるか・・実は、個人的には甚だ
以て疑問でございました。フロランタンは香ばしさが命ですので少量でも
左右にチョコレートが載っていると必要以上に甘くなってしまいますし、
チョコレートの風味が前面に出てしまう恐れがあります。また、小川軒の
フロランタンはアーモンドが細かくカットされている為、キャラメル層が
厚くなりアーモンド・スライスの存在感が希薄に・・ねっとり感もかなり
濃厚でキャラメル・キャンディーのような味わい・・しかしながら、お菓
子として上品にまとまっているところは〜さすが小川軒!! メゾンごとに
特徴のあるフロランタンがあると・・いろいろバリエーションが楽しめま
すから小川軒のフロランタンは小川軒のフロランタンとしてヨシとするこ
とに致しましてトップ・オブ・恵比寿の39F でランチをすることに・・
この日は雲一つない冬晴れで高層階から見える景色が楽しみ〜♬
お目出度い日に鯛パイはいかが〜♬
皆様ご存知、小川軒ですが・・小川軒の鯛パイをご存知でいらっしゃいますか?
愛くるしいお目めとフォルムがもう最高ですよ〜〜♬ 大きなサイズは見ており
ませんが(小)と書かれた小さな鯛は非の打ち所のない完璧さ!!でございます。
しかも、お値段 ¥1600で鯛パイだけでしたら5点満点を付けたいところ・・
日本でのお目出度いお席にお頭付きの鯛は欠かせない一品ですが、西洋のパイと
いうところに遊び心と意外性があって〜♬ 私はショーケースを見て狂喜乱舞〜
その日お祝い事はなかったのですが最後のひとつと伺い、しかも毎日あるとは限
らない!!と伺って〜ラスト・ピース(日保ち一日)をゲットでございます。他
に渋皮の付いた大粒の栗を丸ごとパイで包んだ栗パイ(¥400)やフルーツ・
ケーキ(リキュールたっぷりでしっとり〜♬ ¥250)ネーブルのパウンド・ケ
ーキ(オレンジの爽やかな香り〜少しボソボソかな? ¥250)なども購入致し
ましたが焼き菓子が鯛パイの前では霞んでしまうほどのインパクトでございまし
た。パイのフィリングはアップル・パイのようなフルーツ系ではなく煉り込んだ
和風の餡〜あくまでも主役はこんがりと焼けた愛くるしいパイ皮の鯛で〜♬ 鯛
焼きのようにピンと跳ねた尾までキッチリ!餡が詰まっております。餡とパイ皮
で和洋折衷ながら〜この完成度の高い逸品はナイフを入れてもフィリングの中身
が飛び出すことがない為、美しい切り口でお祝いの席でも安心です。もう一目惚
れ〜ベタ褒め〜〜♡ 小川軒の鯛のパイ!! 自信を持ってお薦めです。
お寄りしたのは平日の2pm・・行列こそできていませんがパーキングは私達が
車を入れてすぐに2台で満車になり、店内には3名のお客様〜私は4番目でござ
います。折紙付きの丁寧な接客で待ち時間少々など全く気にならず、此の日は待
ち時間があったおかげで幻の鯛パイを発見〜♬ 私が鯛パイ以外の焼き菓子を選
んでいると次のお客様ご来店で本当にひっきりなし・・接客も含めた CP には目
を見張るものがあり・・皆様、本当によくご存知でいらっしゃいます。次回お祝
い事があった時は此の鯛パイで決まり〜♬ 差し上げた方のアッと驚く顔が今か
ら楽しみ・・どのようなお祝いの席になるのかも・・♡ 明治38年(1905
年)初代 小川鉄五郎が新橋に洋食屋小川軒を創業〜昭和中期に二代目小川順と
弟がレイズンウィッチの原型を完成させて現在に至りますが先代小川順の教えは
材料八割、腕二割・・巴里小川軒では店舗に隣接する目黒工房で全製品を自社生
産、自社スタッフによる販売で徹底した商品管理を行っています。美味しくない
わけがありませんよネッ! 日本の洋菓子のパイオニア小川軒の誇り鯛のパイ〜♬
’小川軒’ のレーズン・ウィッチ VS ’横浜かをり’ のレーズン・サンド
時折り頂く横浜 ’かをり’ のレーズン・サンドをまた先日頂きまして・・
昔から一度!小川軒のレーズン・ウィッチと食べ比べてみたいと思って
いましたので~目黒通りにある小川軒まで ’元祖レーズン・ウィッチ’ を
求めて~♬ 車を走らせました。
夕方には売り切れになると評判の小川軒レーズン・ウィッチ・・発送は
一切していませんので買いに行かなければなりません!目黒店の奥には
自社工場があり、どうも隣接する建物は社員寮のようです。工場の敷地
内にちょこんと建った小さな売店のような可愛らしいショップには~真
っ白、且つ清潔な制服に身を固めた女性の店員さんが2人で事足りそう
なサイズの店内に倍の4人という体制で(確かに忙しそう・・4pm~
私の前に先客が1名、お買い物中にまた2名:それぞれ自転車と車で来
店)丁寧な接客が印象に残ります。
小川軒のレーズン・ウィッチは10個入り箱詰めが¥1050という〜
そのお味をして!破格の CP!なぜ、横浜 'かをり' のレーズン・サンド
と食べ比べをしてみたかったかと申しますと・・これは私の個人的な感
覚ではありますが~永年に亘り、レーズン・サンドのクッキーに近いサ
ブレーはレーズン・ウィッチのパリッと焼き上がった純サブレーに比べ
ると・・季節、或いは、賞味期限に関わらず湿った感じがすると、いつ
も感じてきたからなのです。
なぜ小川軒のレーズン・ウィッチのサブレーは中にクリームとレーズン
が挟まれているのに、湿っぽくなく香ばしくて軽い食感なのでしょう?
レーズン・ウィッチもサンドもお菓子としての大きさは~ほぼ同じです
が、サブレー本体は・・'かをり' の方が若干厚みがあり~質感も、湿り
気があるのでどっしりと重く食べ応えがあります。一方、アーモンドの
薄いスライスが3片載った小川軒のサブレーは表面にテリがあり、こん
がりと焼き上がって軽くてサクサク→ハラハラとお口の中で崩れていき
ます。香ばしさがより強く、丁寧に焼き上げられた感じが致します。
それはクリームにも同じことが言えて〜レーズン・ウィッチのクリーム
はレーズン・サンドのクリームより軽く、限りなく生クリ-ムに近いの
で一日冷蔵庫で保存しても~レーズン・サンドのクリームほどコチコチ
に固まりません。クリームの色もレーズン・ウィッチの方はほんのり黄
色みを帯びています。でも、クリ-ムに多少の違いがあったとしても〜
サブレーもクッキーも基本的に粉とバターで作るものですし、使用され
るレーズンもカリフォルニアあたりからと相場が決まっていることでし
ょう〜粒の大きさもサブレーの大きさが決まっている以上限定されてき
ますし、自由奔放に遊び心を満たしながらのお菓子作り~♬ というわけ
にはいかないでしょう〜〜。
しかし、このレーズンの仕込みには大きな違いがありそうです。'かをり'
の栞には高級ブランデーに長時間漬けて、と書いてありますがそれほど
プー-ン!とはきません。ところが!小川軒のレーズンは包みを開いた
時の薫りが~♬ ブランデーのみならず、で!ラム酒、各種リキュールが
協奏曲を奏で始め〜まさに薫りの饗宴!!相当時間洋酒に漬け込まれた
レーズンは色も気持ち赤茶っぽくなり、たっぷり沁み込んだリキュール
で柔らかなフィリングになっています。一方、’かをり’ のレーズンはま
だ色も深く、濃い干し葡萄色のままで~干し葡萄としても充分に楽しめ
る固さと質感を持ったままクリームバターの中に仕込まれています。贅
沢な味わいと香りの分岐点はこの辺にあったのでしょうか?
秘伝のレシピー、企業秘密でもあるサブレーの生地、粉とバターにどこ
までこだわるか、いかに香ばしさとサクサクした歯触りを残すか、クリ
ームの調合、レーズンの仕込みなど、門外不出レシピーは今から100
数年前・・パリでサブレーにレーズンを挟んだ美味しいお菓子に出会い、
その魅力に憑かれて帰国後〜先代の目黒工場長と共に試行錯誤と研究を
続けた小川軒初代鉄五郎の時代まで遡ることになるのです。
1853年ペリー来航。横浜開港の歴史を綴った包装紙には英文で当時
数百人だった横浜の人口が現在200万人を超え日本で3番目に人口が
多い大都市に変貌を遂げたと書いてあります。2011年8月現在の人
口データに基づく横浜市の人口は369万2588人、日本で2番目に
大きな都市、ということになりますから~ ’かをり’ が包装紙を作った時
代に思いを馳せる時・・とても感慨深いものがあります。と、同時に、
横浜の近年に於ける発展の歴史が包装紙から伝わってきます。栞に依る
と ’かをり’ が建っている山下町70番地は当時・・居留地70番と呼ば
れ、日本最初の洋式ホテルが建てられた所で~洋食、洋菓子発祥の地と
のことです。’かをり’ の創業は1969年。横浜市中区山下町でフラン
ス料理店を開業。小川軒の創業は1905年 汐留(明治38-40)
→新橋(明治40-昭和39)で洋食屋としてスタート。代官山レスト
ラン小川軒は昭和39年からで〜初代鉄五郎の息子二代目順を経て現在
は三代目となる長男が経営。次男は新橋と目黒の小川軒で洋菓子製造販
売に携わる、という歴史でございます。
巴里小川軒と横浜かをり・・似て非なるもの。洋食レストランに端を発
するという共通項を持ちながら~それぞれの時代を生き、その歴史の中
で味わいの異なる ’サンド’ と ’ウィッチ’ が生まれました。風味豊かなレ
ーズンの ’サンド’ と ’ウィッチ’ ~~♬ 香ばしくて美味し〜い焼き菓子
’干し葡萄のサンドウィッチ’ が東京と横浜で誕生したのですネッ!!
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マダム・チェチーリア
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cacao broma(白金台、目黒、高輪台 / チョコレート)
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ル・パン・コティディアン(御成門、大門、芝公園 / カフェ、オーガニック、パン)
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店名 |
巴裡 小川軒 目黒店(パリ オガワケン)
|
---|---|
ジャンル | ケーキ |
予約・ お問い合わせ |
03-3716-7161 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東急東横線 学芸大学駅より徒歩10分。 学芸大学駅から699m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗横に2台ほどのスペースあり |
利用シーン |
|
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サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
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目黒通りの小川軒は実に5年振り〜♬ この日も駐車場は満車、店内にも
お客様が並んでらして相変わらずの盛況ぶりでございます。混んでいまし
たので5分ほど外で待って〜初老のご夫婦が仲良く店内から出ていらした
タイミングで店内へ・・お二人共いい笑顔ですネッ! 美味しいお菓子は
間違いなく人を幸せにします! ショーケースの下の段に ’鯛パイ’ が見え
ましたのでラッキー!! やったネッ!と思ったのですが・・私の順番が
近づいてきて〜近くで見ましたら "ご予約承ります”→ ですよね・・前回
の ’鯛パイ’ はまさに ”残りものには福がある” でございました。小川軒の
ケーキはビジュアル系ではありませんのでショーケースの中に一目惚れす
るような ’映える’ 一品はなく控えめで昔ながらのラインナップ・・シュー
クリームよりはチョコレートのドットが可愛いマルジョレーヌ(¥432)
にしようかしら〜私の前の方も前の前の方も ”〇〇ですが予約したレーズ
ンウィッチお願いします” ショーケースからケーキを選んでピースでお買
い求めになる方はお見受けせず!
明治38年(1905年)に初代・小川鉄五郎が新橋に洋食屋 小川軒 を
創業〜昭和中期に二代目・小川順と弟斌がレーズンウィッチの原型を完成
させ現在に至りますが ”材料8割 腕2割” が小川順のモットーで、毎日同
じ敷地にある目黒工場で作られています。1ヶ月前から予約できるレーズ
ンウィッチは不滅の人気を誇るベストセラーで、今回購入したクッキー詰
合せ(¥1728)もオーソドックスなアソート!! アーモンド・スライ
スやヘーゼルナッツを練り込んだ軽い食感のクッキーやブール・ド・ネー
ジュ、ちょっとボッテリしたリーフ・パイにハードで薄いチーズ・クッキ
ー、軽めのココナッツにキャラメリゼしたアーモンドがリッチなものなど
緩急織り交ぜて〜♬ マルジョレーヌはメレンゲ生地にバニラ・クリーム、
プラリネ・クリーム、ガナッシュを重ねて層にしたクリーミーな一品でほ
のかにアーモンドが香ります。残念ながら今回は前回ほど接客に光るもの
はありませんでしたが、丁寧な ’包み’(別途お手提げ代10円などという
こともなく!)さすが!看板に歴史の重みと老舗のプライドが薫る ’巴裡’
小川軒!なのでございました。