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店名 |
移転
スゥリル(SouRiRe)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ、スイーツ、ヨーロッパ料理 |
住所 | |
交通手段 |
中目黒駅より徒歩7分 中目黒駅から451m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料として御食事代の10%を頂戴します |
席数 |
13席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可 |
お子様連れ |
中学生以下のお子様はご遠慮いただいております。 |
ドレスコード | 特に設けておりませんがジャージなどの軽装はご遠慮ください。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2011年4月9日 |
備考 |
ホームページ |
お店のPR |
5月末日にて閉店いたします。
おかげさまで、4月9日に8周年を迎えることが出来ます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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■ スゥリル(SouRiRe)(中目黒/フレンチ)について
中目黒にあるフレンチレストラン「スゥリル」
店名である「SouRiRe」とは、微笑み、笑顔の意味。
コンセプトは、シェフの湯澤氏が、銀座の名店「ル・マノアール・ダスティン」でシェフを勤めてきた経験を生かし、素材の味をそのままにシンプルかつ学んだ技術を踏襲しつつ、常識にとらわれない料理を提供されているとのこと。」(HPより引用)
目黒川沿いのショップを散策しつつ、日曜日のランチで利用しました。
場所は中目黒駅から徒歩7分。
目黒川から旧山手通り方向に2本入った通り沿いに位置します。
周辺には小さなショップが乱立していることや、レストランの看板が小さいこともあり、土地感の無い人は、携帯のGPSを使って来訪するのが無難です。
1.雰囲気について
店舗は、コンクリートとガラスで造られたスタイリッシュな建物の2階にあり、階段を上って直ぐ左手にあるのが「スゥリル」です。
店内は、黒と白を基調としたシックな内装ですが、中目黒という街を反映してか、客層が若いため、シックな内装に反してカジュアル。
テーブルクロスも簡易的なものが用意され、どちらかといえばビストロっぽい雰囲気で、気楽に料理を楽しむ感じです。
座席は、カウンター席(5席)とテーブル席(8席)が用意され、どちらの席に案内されるかにより様相が大きく異なります。
私は、カウンター席に案内されたのですが、目の前がキッチンで、手際よく調理される姿がライブで楽しめ、着席した際に前菜で出会うことになるサワラが焼かれていたのが妙に印象的でした。
ただ、料理と真剣勝負されているシェフとの距離感がかなり近いので、恐縮してしまい、相方との口数が少な目に。。。
したがって、会話を楽しむという目的で訪問されたときは、この密着感はデメリットになると思います。
席の指定はできるかわかりませんが、料理と会話を楽しみたい方は、テーブル席の方をおススメします。
2.料理について
休日のランチコースは2種類で、軽めのコースをオーダーしました。
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◆ Menu Dejeuner(4,200円)
アミューズ2品、前菜2品、主菜、デセール、食後のお飲み物と小菓子
◇ Menu Special(6,500円)
アミューズ3品、前菜、魚料理、肉料理、デセール2品、食後のお飲み物と小菓子
※ 別途10%のサービス料と消費税
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料理の特徴としては、クラシカルなフレンチをベースとしつつも、ソースが少な目で、その分素材そのものの良さが引き立つ印象。
また、ポーションが大きく、一番軽いコースでもかなりボリューミーで、コストパフォーマンスについては、過去訪問したレストランの中でもトップクラス。
個々の料理の簡単な感想は下記のとおりです。
(1)アミューズ:黒胡椒のサブレ、白ゴママシュマロ・無花果ジャム
スゥリル定番のおつまみは2種。
サブレは黒胡椒とパルメザンチーズが使用されたものですが、まあ普通。
マシュマロは想像以上にゴマの香りが広がり、サブレ以上にお酒がすすみます。
(2)アミューズ:コンソメと舞茸のロワイヤルとフォアグラの実山椒のマカロン
ロワイヤルは、凝縮感のある舞茸の旨みと香りが素晴らしく、それに負けないくらいのコンソメも存在感があり、それぞれの素材が相乗効果を醸し出しています。
前菜までシャンパーニュを持たせようと思っていたのですが、この料理に敬意を表してくいっと飲み干してしまいました。
フォアグラのマカロンに関しては、風味が強いロワイヤルを先に食べてしまったこともあり、フォアグラの風味は感じるものの、さほど印象に残りませんでした。
(3)オードブル:サワラのグリル
入店した時に焼かれていたサワラが満を持して登場。
サワラは、皮目だけグリルされていて、香ばしさと皮のサクサクした食感が良い。
皮以外はほぼミキュイの状態で、かなり分厚く、前菜1品目にしてこのポーションは食べごたえがあります。
魚の臭みは皆無で、爽やかな旨みだけが残り、素材が新鮮だからこそ成立する料理だと思います。
サワラの下には焼き茄子が配され、サワラの脂を受け止め、2つの食材を使用しているのですが、まるで1つの食材のような親和性がある。
ソースは、ロックフォールチーズから作られたもので、少量ですがかなり濃厚で、パンで拭って食べるとまた旨い。
その他、シャインマスカットとマッシュルームを散らし、味覚と風味にアクセントをつけた一品です。
(4)オードブル:鶏とフォアグラのガランティーヌそのコンソメジュレ
かなりレアに近いガランティーヌで、しっとりした食感と、ほんのり甘い鶏の旨みが味わえる。
フォアグラはあっさり目で、あわせるワインをそんなに選ばないタイプ。
コンソメはアミューズ同様かなりの凝縮感があり、鶏肉とフォアグラの良い媒介となっていました。
粘りを増すためモロヘイヤが使用されているのですが、コンソメジュレの良さを低減させている感じがして、個人的にはモロヘイヤを使用し、粘りを出す必要性はあまり見出せませんでした。
(5)メイン:豚のパンチェッタ巻きロースト
豚をパンチェッタで巻き、ローストしたもの。
ソースは赤ワインソースが使用され、フランス産キノコとローストした無花果が添えられた1品。
掲載写真から見てとれるとおり、豚肉は滴るような艶やかな肉質で、繊維がきめ細かくとろけるような舌ざわり。
ソースはつけなくても十分美味しいのですが、ワインと飲むならこのまったりしたソースは必須。
ここまで豚を美味しく仕上げた料理は初めてで、長年フレンチを食べ続けていると、感動の域に達する料理はなかなか無いのですが、この料理は感動ものでした。
(6)デセール:裏ナカメのプリン、ヴァニラアイス添え
苦みの効いた大人のプリンとヴァニラアイスの組み合わせ。
ポーションは小さめですが、味わい深く、特にプリンは味の余韻が長いのでコーヒーとの相性も良い。
(7)プティ・フール:生チョコとフィナンシェ
小菓子は普通でした。
3.ワインについて
グラスワインの選択肢の多さがこのレストランの大きな特徴の1つで、泡・白・ロゼ・赤、合計20種類ぐらい用意され、これほどグラスワインの種類が豊富なレストランは初めて。
私は、アミューズにシャンパーニュ(ダニエル・デュモン)(¥1,500)、イサキに合わせてミネラルと酸のしっかりしたソーヴィニヨンブラン(¥1,300)、ガランティーヌに合わせてオイルっぽいアルザスのリースリング(¥1,300)、メインにタンニンしっかり目のブルゴーニュの赤(¥1,600)をいただきました。
ちなみに他のグラスワインの価格帯も¥1,200~¥1,600ぐらいだったと記憶しています。
4 サービス
シェフとマダム(?)の2人態勢。
どちらの方も愛想が良く、料理の説明も丁寧にしてくれたのですが、如何せん人手が足りないようで、終始調理に追われている感じが否めず、サービスの安定さ、客席の観察力という点においては限界があるように思えます。
サービス料を取らないのであれば、気にはならないのですが、サービス料10%を取られることには正直違和感があります。
5.総 評
本格的なフレンチをカジュアルな雰囲気の中で楽しめること、安価なコースをオーダーしてもフルコースを食べた時のような満足感が得られること、グラスワインの選択肢が多いことがこのレストランの良いところ。
サービス料1O%を取られることが唯一の不満ですが、それを加味してもかなりの満足感。
特にグラスワインの選択肢の多さは、個人的にはかなりテンションが高くなる要素で、ワインが飲みたいときに再訪したいレストランです。