繊細で　愉しみ深い　華やかさ : リナシメント

＜2020年2月訪問分＞

【内容】
・インサラティッシマ・リナシメント
・馬場農園より　ホワイトアスパラガス”白い果実”
・スペシャリテ　短角牛　幸福豚　ボロネーゼ
・ステシャリテ　黒鮑　低温調理ひとくちスープ
・鹿児島黒毛和牛”芯々”オーブン焼き
・”クレーム・ソワニエ”パンナコッタ

・Ferrari Perle Millesime 2013
・Bucci Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore 2017
・Sottimano Pairolero Barbera d'Alba Superiore 2017
・Aetneus Etna Rosso DOC 2012 I Custodi

【詳細】
如月の「リナシメント」☆

初回訪問から少し間が空いての再訪。
今回はカウンター利用。
シェフが料理し盛り付ける姿を目の前で見れる超ライブ感が魅力的！
ワクワクしますね。

ソムリエの横山さんにワインはお任せしスタート。
まずは、「Ferrari Perle Millesime 2013」で乾杯。
コクがありキリっとした喉越し。

料理は「インサラティッシマ・リナシメント」。
目にも鮮やかな色とりどりの前菜が23種類。
メニューにはその23種の前菜が書かれてます。
ひとつずつ探しながら食べる愉しさもありんす。
「オマール海老バジルムース」、オマールの旨みも確り。
「京都大黒本占地マリネ」、とってもジューシー。
「ふくどめ小牧場より幸福豚プロシュットコット」、いい甘み。
などなど、各々味や素材の変化も愉しめて美味しい。
泡が進みますねぇ～

次のワインはマルケの白。
「Bucci Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore 2017」。
樽感があり酸味も控えめで落ちつた味わい。

料理は、「馬場農園より　ホワイトアスパラガス”白い果実”」。
大好きなホワイトアスパラの時期ですねぇ～
岩手県冬採りホワイトアスパラガスの素材をシンプルに活かす。
バターソテーし、アスパラと卵黄のソースと共に。
甘くてジューシーなアスパラにソースが絶妙にマッチ☆
素直に美味しい・・・
白ワインとの相性も抜群ですね。

次のワインはピエモンテの赤。
「Sottimano Pairolero Barbera d'Alba Superiore 2017」。
深みある香りと甘みから、果実味も感じてきまする。

続くパスタは「ボロネーゼ」か「カラスミアーリオオーリオ」から。
あちき達は「スペシャリテ　短角牛　幸福豚　ボロネーゼ」をチョイス。
岩手短角牛と鹿児島幸福豚にたっぷりのマッシュルーム。
肉感良く旨み溢れるボロネーゼ。
中には卵黄も隠れ、まろやかな味わいに。

ワインはシチリアの赤。
「Aetneus Etna Rosso DOC 2012 I Custodi」。
果実味と軽やかなタンニンも感じられル。

「スペシャリテ　黒鮑　低温調理ひとくちスープ」。
長崎黒鮑は柔らかで、チーズのコクが効いてるスープ。

メインは「漁師藤本氏天然旬魚ロースト」か「黒毛和牛」から。
あちき達は「鹿児島黒毛和牛”芯々”オーブン焼き」をチョイス。
低温調理された芯々は柔らかくジューシーな旨みが広がります。
お好みで塩を付けて。
添えられるのはさいたま榎本農園の野菜ピクルス。

ここでサプライズのお祝いプレート！
お恥ずかしい限りですが、感謝☆

デザートは「”クレーム・ソワニエ”パンナコッタ」。
阿蘇の生産者が拘り抜いた濃厚な生クリーム、クレームソワニエ。
深みがありますねぇ～

カフェはエスプレッソとカフェラテ。

前回はテーブルでしたが、今回は小川シェフの目の前。
若きシェフが造り出す珠玉の料理たち・・・
見た目の美しさと共に、素材を活かす料理は素晴らしい味わい。
初回の印象を遥かに上回る感動と満足感☆
これからの飛躍が愉しみですね！
若き小川シェフ

＜2019年3月訪問分＞

【内容】
・ホワイトアスパラガススープ　ミモザ仕立て　スペアミント
・インサラティッシマ・リナシメント
　（瞬菜　旬菜　果物の前菜盛り合わせ）
・瀬戸内漁師藤本氏　天然〆真鯛
　アックアパッツァ　三ツ葉　菜の花
・タリアテッレ　ブイヤベース
　香ばしいオマール海老　エストラゴン香り
・仔豚骨付きロース　オーブン焼き
　そのジュ　赤ワインソース　筍添え
・レアチーズケーキ
　苺　ブルーベリー
・食後のお飲み物

・Cantina della Volta Rose Brut Lambrusco di Sorbara
・Punta Crena Ca da Rena 2017
・San Salvatore Trentenare Fiano Paestum 2017
・Punta Crena Vigneto Isasco Rossese Riviera Ligure di Ponente 2017
・Principiano Ferdinando Barolo 2013
・Terracruda Visciola

【詳細】
漸く訪問出来た春のリナシメント☆
満開の桜を眺めながらお店へ。
目黒駅から雅叙園の脇を抜け、目黒川を渡った先の道を左折。
少し先の洒落たビル1階にお店はありんす。
看板が無く、ひっそりとドアに店名がある程度。
（2階が南インド料理屋さんです）
見過ごさないよ～に。

中を覗くとソムリエ翼君と目が合ってしまいました（笑）
まずは翼君、三浦オーナー、小川シェフとご挨拶。

店内は明るく清潔感溢れるステキな雰囲気。
奥行があって天井も高いのでゆったりした気分になりますねぇ～
入口脇に半個室、一番奥に6名個室、その間にテーブル席が配置。
カウンターも3席程あり、色々なシチュエーションに利用出来ますね。

今回のお料理は＠8500円ランチコース。
そしてワインはお任せのペアリングで。

最初は「Cantina della Volta Rose Brut Lambrusco di Sorbara」で乾杯！
桜満開の時期に合わせて、美しいローズピンクのロゼ☆
爽やかな酸味に仄かな甘みも感じられまする。

料理は温かいアミューズから。
「ホワイトアスパラガススープ　ミモザ仕立て　スペアミント」。
フランス産ホワイトアスパラの優しい甘みに胡椒がアクセント。
ほんわかしますねぇ～

次のワインは「Punta Crena Ca da Rena 2017」。
ミネラル感ある酸味とともに甘みも感じてバランスがいい。

料理はこちらのスペシャリテが登場！
運ばれた瞬間は唖然としますねぇ～
それと同時に凄いという感動で暫し見とれてしまいまするよぉ。
「インサラティッシマ・リナシメント」（瞬菜　旬菜　果物の前菜盛り合わせ）。
テーブルの置かれるメニューの右側にびっしりと27種類もの料理が記載。
お皿のどれがどの料理かを探す愉しみもありんす☆
では、上から順番に探して食べまっしょ（笑）
「鮮魚　カルパッチョ　柚子ゼリー」
「アスパラガス　サルサヴォルツァーノ」、ホワイトアスパラに玉子のソース。
「海老　カンパリマリネ　オレンジソース」、板状のパテでちと難しい。
「ビーツゼリー」
「サーモンコンフィ　菊芋ソース」
「バッカラマンテカート　もろこしチップ」、しっとりサックリ。
「真蛸カルパッチョ　ジェノヴェーゼ」
「ずわい蟹　蕪包み」、蟹の香りが広がり蕪の食感がナイス。
「墨烏賊　タリオリーニ　トマトソース」、真っ黒なパスタでもっと喰ひたひ。
「魚介トマト煮込み　カッチェッコ球」、プチトマトのような中に魚介煮込み。
「ブロッコリームース　カラスミ」
「茗荷　月桂樹　丁子　マリネ」
「カポナータ　シチリアーナ」、野菜の甘みが広がります。
「プリン　アッラ　カルボナーラ」、チーズの風味とカリカリベーコンが印象的。
「ブカティーニ　フリット　アマトリチャーナ」
「リコッタムース　仔牛アキレス腱」、確りさっくり食感。
「低温調理　プロシュットコットトンナートソース」、甘みあるソース。
「生ハム　モッツァレッラチーズ包み」
「モルタデッラ　鶏　インヴォルティーニ」、見た目では一番分かり難いっすね。
「椎茸リビエノ」、椎茸の旨みがある詰め物。
「新じゃが芋　新玉葱　サラダ」
「鶏白レバーパテ　ブルーベリー」
「ローストビーフ　ポルト酒風味」
「牛すね肉　赤ワイン煮込み　スペアミント」
「60℃2時間　トマトコンフィ　ハーブ」
「タピオカ　落花生チップス」
「リモンチェッロゼリー」
料理名から探すのも中々難しいですねぇ～
ひとつひとつ丁寧に仕上げられてて、正直凄いっす！

ワインは「San Salvatore Trentenare Fiano Paestum 2017」。
まったりとしたコクと仄かな甘みが感じられまする。

料理は「瀬戸内漁師藤本氏　天然〆真鯛　アックアパッツァ　三ツ葉　菜の花」。
シンプルに真鯛の旨みを活かす料理は素直に美味しい☆
鯛と浅利の出汁が優しい味わいで、三つ葉の風味がアクセント。
ん～～～いいっすねぇ～

次のワインは赤。
「Punta Crena Vigneto Isasco Rossese Riviera Ligure di Ponente 2017」。
ピノ系の軽めなニュアンスのあとに、確りとした酸味と風味が感じられる。

料理は「タリアテッレ　ブイヤベース　香ばしいオマール海老　エストラゴン香り」。
活きオマールの濃厚な味わいが口の中に広がりまするねぇ～
赤ワインの味わいと会いまする。
手打ちタリアテッレはちょっと柔らかめな印象。

メインのワインは濃厚な赤。
「Principiano Ferdinando Barolo 2013」、コクと仄かな甘みのバランスがいい。

料理は「仔豚骨付きロース　オーブン焼き　そのジュ　赤ワインソース　筍添え」。
骨付き仔豚は柔らかでジューシーな旨味が溢れ出まする。
皮をコンフィしたカリッと食感がいいアクセント。
仔豚のジュと赤ワインソースは意外と甘めな感じ。
筍とグリーンアスパラはとってもいい味わい。

デザートワインは、「Terracruda Visciola」。
香りのいい甘みある赤。

デザートは「レアチーズケーキ　苺　ブルーベリー」。
正しく桜の彩り。
キウイ、苺、ブルーベリーと爽やかな味わい。

食後のお飲み物は「エスプレッソ」で。

若き小川シェフの料理は勢いがありまする。
それでいて繊細な味わい。
素材を活かした丁寧な料理は華やかさがありんす。
これからの飛躍が愉しみん。
そして翼君はじめ、チームとして雰囲気の良い一体感を感じまするね。
次回が楽しみですねぇ～