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昭和8年創業、浅草来々軒から暖簾分けされた古き良き中華料理店
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店名 |
来々軒
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、ラーメン |
予約・ お問い合わせ |
03-3712-2355 |
予約可否 |
予約可 ※ご宴会のご予約は、念のためご連絡ください。 |
住所 | |
交通手段 |
東急東横線祐天寺駅 徒歩2分 祐天寺駅から113m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
70席 (テーブル席・円卓4席) |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
【2024年2月5日~2024年2月16日まで休業】 |
お店のPR |
◆祐天寺駅徒歩2分◆創業昭和8年◎ルーツ"元祖東京ラーメン"や国産肉のこだわり中華をここで
朱色の壁に、金文字の店名【来々軒】。昭和8年創業、長年の歴史と風格が佇まいからも感じられます。当店では国産肉にこだわり、安心・安全を皆さんにお届け。豊富にご用意するメニューの中でも、外せないのが【元祖東京ラーメン】です。シンプルなしょうゆ味と、ストレートの細麺が見事にマッチ◎当時と変わらぬ味は、今も人々を魅了し続けます。広々空間で、お一人様でも複数名でも。個室もございます。お気軽にご利用ください! |
初投稿者 |
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焼きそばの歴史を辿ると、自然とラーメンの起源を辿る道と重なる。そして必ず通過するのが、1910年(明治43年)に浅草で創業した支那そば屋、来々軒だ。諸説あるが東京ラーメンの発祥店として知られている。
浅草の来々軒は三代目店主の出征に伴い、残念ながら太平洋戦争中に閉店した。しかし暖簾分けなどでその味は受け継がれている。そのひとつが祐天寺にある来々軒、今回紹介する中華料理店である。
こちらのサイトによると、浅草来々軒で料理長をされていた傅興雷(フコウライ)という方が創業者。1933年(昭和8年)、大森に暖簾分け店を出し、翌年にここ祐天寺へ移転したらしい。現店主はそのお孫さんだとか。
祐天寺の来々軒を訪れたのは2月下旬の土曜日。駅から数分の位置に赤いファサードの店舗があった。「元祖東京ラーメン」「全国来々軒のルーツ」のポスターを横目に入店。
フロアはなかなかの広さで、大小のテーブルが10卓ほど配置されている。土曜の昼下がりで8割くらいの客の入り。私のような一人客は最も広いテーブルへと促され、緩い感じの相席となる。
さて、メニュー。浅草来々軒は当初「支那そば、ワンタン、シウマイ」というシンプルな構成だったらしいが、こちらはさすがにかなりちゃんとした料理が並んでいる。焼きそばも6種ある。こちらと同じく浅草来々軒をルーツに持つ千葉の進来軒にもあんかけ焼きそばがあるから、浅草来々軒でも焼きそばを提供していた可能性は高そうだ。
注文したのは五目焼きそば(990円)、焼売(650円)、瓶ビール(600円)。ビールは浅草にちなんでアサヒを指定。
「焼きそばは柔らかい麺でよろしいですか?」
「はい」
注文から3分も経たずに焼きそばが運ばれてきた。早い。焼きそばの麺は茶色い蒸し麺。細麺で歯ごたえがあり、鍋肌で焼き付けてある。隣の人の汁麺も細いストレート麺だが色が全然違う。生麺の状態では同じ麺かも知れないが、茹でるか蒸すかで使い分けているのだな。
餡はゴマ油が香るマイルドな醤油餡。具は豚肉、赤チャーシュー、エビ、干し椎茸、たけのこ、白菜、人参、青菜、うずらの卵。具だくさんで餡の水分はやや少なめ、粘度は普通。
麺に具と餡を絡めて頬張る。カリッとした焼き目と蒸し麺ならではのもっちり歯応えに、それぞれの食材の芳醇な味わい、餡の風味が加わって、ひとくちひとくちが楽しい。当時そのままの味かどうかは知るよしも無いが、こりゃ文句なく美味しい。
ちなみに同じテーブルで他に2人焼きそばを食べていたが、たまたまなのか二人とも女性で柔らかい麺だったのが面白い。中華の老舗で年齢高めの女性客を見かけた場合、あんかけ焼きそばを注文する率が高い気がする。もしかして汁麺より需要があるのかも知れない。
焼売はだいぶ後からやってきた。蒸したてで熱々。肉がギュッと詰められ、天辺にエビがあしらってある。酢とカラシをつけて頬張ると、肉とエビの旨味で口の中が満たされた。すっかり餃子に主役を奪われた感があるが、なかなかどうして、ポテンシャルは相変わらずだ。
会計は2240円。はー、食べた食べた、満足満足。今度は仕事帰りにでも足を延ばして、元祖東京ラーメンと80年来の名物という揚げワンタンを食べてみたいなあ。