野うざき来ました❗ : レストランユニック

1月以来半年ぶり、6回目の訪問。
こちらも私の大好きなフレンチであり、本当はこんなにあけるつもりはありませんでしたが、コロナの影響で、休業されてたりして再訪が遅れました。
こちらはジビエで有名ですが、私の印象は基本的に1年を通して何を食べても美味い。結構重たいクラッシックフレンチとそのポーションでガツンと攻めてきて、私的にはどストライクなお店です。
中井シェフのワンオペであり、客数を絞っての営業です。

雨が激しく初めて目黒駅からバスに乗り、夜19時前にツレと到着すると1番乗り。
この日は私以外にもう2組大人のカップルでした。
目黒駅から歩くと15分近くある場所であり、知らない人がふらりと入ってくるようなお店ではなく、皆さん常連さんのようでした。
中井シェフは休業中もテイクアウトやら、新しいメニューの研究やらいろいろ前向きに取り組めたと話されており、元気なご様子。

本日もいつもの通り、１万円のお任せでお願いしておきました。基本的にはアラカルトからの抜粋になります。
本日の感想ですが、めちゃくちゃ刺さったメニューから、わたくしの好みに合わないものと、珍しくでっこみ、引っ込みのある内容だったでしょうか。
総じて、相変わらず他のフレンチとは異なる深い味わいの中井シェフの味を堪能できました。
他の皆さんはアラカルトにワインであり、逆にコースを頼人は少ないかもですね。
本日のコース内容は以下の通りです。

❶ホワイトマッシュルームのフランとコンソメジュレ
定番のカブのブランマンジェとオリーブオイルではありません。初体験でしたがこれがスタートから強烈な旨さです。
マッシュルームのフランなんてそもそも初めて食べましたが、キノコ系の濃厚な旨みと、マッシュルームのほのかな香り、そして超〜美味いコンソメのジュレが、全ての味を１つの方向に力強く牽引していく感じで素晴らしいです。
食べた瞬間、思わずツレと同時に目を合わせて感動してしまいました（笑）

❷ウズラ、豚足、ブイヨン
これはなんか味がしなかったと言うのが、正直な感想。

❸豚肉のリエットとパン
やっぱり、私はここのリエットが1番好きかも。

❹フォアグラと黒トリュフのパイ包み焼き
小さめの半分で登場。ありふれたメニューですが、本日1番印象に残る旨さでした。
何か全体的にタマネギでしょうか、強烈な甘味を感じます。そこにマデラ酒のソースがハマり、たまらないハーモニーでした。またパイ生地そのものが旨味を吸っているので激旨。

❺空豆と生ハムのブイヨンのスープ
かなりトロミのある濃厚なスープであり、空豆との相性抜群でした。

❻マハタのフリット
これも美味かった〜。脂ののった白身がフワフワ、ホクホクで揚っていて、パリパリの皮との食感、そしてオマール海老のソースがトドメを刺します。
ツレはかなりツボってました。

❼ツキノワグマとハトとフォアグラのパイ包み焼き
まさかのパイ包み焼き2発。しかもハーフサイズですがそれでももの凄いポーションです（笑）
食べてみるとハトの熟成が進んでいるのか、かなり強めの香りであり、修行の足りない私には正直美味しく感じることができませんでした。

❽栗味のクレームブリュレ

❾カフェ

こちらのお店は、マイレビの具留目恥垢様はじめ、かなりの食通の方が通われているお店であり、フレンチに食べ慣れた方や、ヘビーなジビエを食べたい方にオススメのお店でしょうか。
来週以降、コロナの休業から復活した私の大好きフレンチ巡りをしたいと思います。
『赤坂タンモア』『恵比寿セリエ』『湯島アターブル』

口コミには上げておりませんが、５回目の訪問です。
気づけば、昨年の７月以来です。
こちらは、私の大好きなフレンチ6傑、恵比寿『セリエ』、『アーティショー』、湯島の『アターブル』、赤坂『タンモア』、神楽坂『ラトューエル』の１つです。
金曜日の夜、四国出張から直行します。
どうしてもジビエの季節の中井シェフの料理を味わいたくて、随分前に本日の予約を入れておきましたが、危うく出張でキャンセルしそうになりました。
しかしなんとかスケジュールを調整して回避。ルンルン気分で四国から東京に戻るのでした。
19時前に連れと到着すると一番乗り。
とりあえず連れには、四国のお土産を渡して、私の出張はここで任務完了。
あとはガッツリフレンチを楽しみます。
実は前回来たときに、初めてこちらのメニューが私の好みに合わず、暫く空けてしまったのもありますが、こういうお店は、１回やそこらで判断してはいけないお店だとつくづく感じるほどの、感動の味わいでした。
特に印象に残ったのは、『オマールエビのビスク』と『野うさぎのロワイヤル仕立て』です。
詳細は、このあと述べますが、やっぱ中井シェフのお料理は素晴らしいです。他のお店とは明らかに違う個性を感じる味で、突き抜けているというか。
本日の1万円お任せコースの内容は以下の通りです。

①カブのブランマンジェとオリーブオイル
こちらでコースを頼むと必ず出てくるスペシャリテ。いつもと違いキャビアが載ってます。ブランマンジェとキャビアのほんのりした塩気の絶妙な組み合わせが素晴らしい。

②豚肉のリエットとライ麦パン

③フォアグラと薫製をかけた安納芋のテリーヌ
このテリーヌの塩加減、まろやかさ、味わいが絶妙で臭みは一切なく格別でした。カシューナッツとの相性もいい。

④うなぎと焼リゾット
ソースペリグーの甘味と酸味が、正に日本の鰻重といった感じですが、うなぎ好きの私にはドストライクな旨さでした。パリパリ焦げ目を付けたリゾットと鰻の相性も素晴らしいです。

⑤オマールエビのビスク
お椀で出てきて、スプーンを使わずにそのままいってくれとのことで飲んでみると、カレー風味のスパイスなどいろいろ、利かせてます。
そもそもオマールエビのビスクだけでも激ウマですが、そこにスパイスを絶妙のバランスで利かせており、反則技の旨さで、超～感動レベル。
連れとともに唸ってしまい、お互い無言でお椀ごとガブガブいってしまいました(笑)
私のオマールエビのビスクランキングは、
・北参道『ﾛｸﾀｰﾌﾞﾊﾔﾄｺﾊﾞﾔｼ』
・恵比寿『アムール』
・恵比寿『アーティショー』
でしたが、本日の衝撃のビスクの味はトップに躍り出ました。

⑥ひらめのポワレ、真牡蠣を裏ごしにしたソース
牡蠣の風味は、そんなに感じなかったかなぁ。

⑦野うさぎの煮込み(シヴェ)
リエーヴルアラロワイヤル仕立てと言うことで、シェフから説明を受けた瞬間に私のテンションは、マックスに。
湯島の『アターブル』で初めてリエーヴルアラロワイヤルを食べてからすっかり虜になってしまった私ですが、まさか中井シェフのウサギを食べられるとは❗
ソース・アラビュフェラというフォアグラのソースと黒トリュフで食べます。正にロワイヤルです。
ウサギの肉の独特な香りとワインの酸味、血の風味とフォアグラが絶妙で激ウマ。更にウサギの肉をそんなに細かくミンチにしておらず、部位ごとの歯ごたえと味の違いがあり、これまた私の脳と舌を刺激します。
もう、涙、涙、涙の旨さでした。
全体的に血の風味おさえ目でライトな仕上がりであり、好き嫌いの別れるこのメニューも食べやすいかと。

⑧クレームキャラメル
連れは、やっぱりここでテンションマックスでした。
私にはわかりませんでしたが、スイーツに関してはプロレベルの知識と舌を持つ連れによると、それほど旨いプリンらしいです。

⑨カフェ

お店を出る頃には、4人組と3人組と、カウンターに１人と私達を含めて、合計10人。
中井シェフのワンオペですが、他の組が来る前にメニューの峠を越していたので、ストレスのないオペレーションでした。
中井シェフは、ワンオペなのでそんなにお話できませんが、今度は１人で来てカウンターに座りたいですね。
野うさぎは又、食べに来たいなぁ❗

昨年の9月以来、3回目の訪問です。
ほんとは、もっと定期的に来たいぐらいお気に入りのお店です。
お店は目黒駅から坂道を下って、山手通りを過ぎて再び坂道を登ったところあり、最近はやたらとおしゃれな家具屋さんがひしめいているエリア。
徒歩で15分弱はかかります。
現在は、ご主人１人でサービスもされております。
平日19時半に連れと到着すると、カウンターに1人と他に2組が先客でいましたね。
いつもはムニュユニックなるコースをお願いしておりましたが、今回は3回目の訪問と言うことで、事前に1万円の設定でのコースをお願いしておきました。
本日の内容は以下の通りです。

①アミューズ
カブのブランマンジェ
こちらのスペシャリテ。カブの優しい甘味で、胃袋の準備完了です。

②豚のリエットと自家製パン

③前菜
青首鴨のパテと猪のパテアンクルート
両方とも旨いですが、私的には青首鴨の方が好みでした。

④前菜
じゃが芋のコンフィと豚足

⑤肉+魚料理
牛頬肉の赤ワイン煮込みと鰻のグリル
鰻好きの私にとっては、出てきた瞬間、テンションマックスです。
フレンチで鰻を食べるのも初めてでしたが、鰻と牛肉を一緒に食べるのも初めてでした。頬肉の赤ワイン煮込みと鰻がこんなに相性が良いとは。感動ものでした。

⑥魚料理
オマールエビのタンドリー風味とポレンタのトリュフ風味
店内に香ばしい香りがするなぁと思ったら、自分のテーブルに運ばれて来ました。大振りのオマールエビとタンドリー風味が合わないわけがありません。

⑦肉料理
フランス産ブレス鶏のフォアグラソース
ブレス鶏という物を初めて食べました。調べるとフランスのブレス地方で育った特定の鶏らしいですね。
食べてみると、まず明らかに身がプリプリしていて、日本の鶏と歯応えが全く違います。そしてフォアグラソースに絡めて食べると、なんとも言えない美味しいさでした。さらに大麦？のリゾットとフォアグラソースと食べると本日一番の感動でした。

⑧デセール
パスカードと言われるフランスの伝統的なお菓子。私は初めて食べました。
カヌレとフレンチトーストの中間的な味に感じました。甘さがしつこくないので、かなりのボリュームでしたが、ペロリと、いけましたね。

本日は初めてづくしで、相変わらずの感動の連続でした。このお値段でこの品数とボリュームは、やはり凄いと思います。
またシェフ１人で4組の客の調理、サービスを淡々とこなしているのは凄いですね。
また、来ます❗。

４月以来の２回目の訪問です。
尊敬するマイレビ様から、高評価を受けているお店で、前回もあまりの美味しさに感動ものでした。
平日の夜に訪問。
こちらのお店のメニューですが、アラカルトとコースメニューは5400円のムニュユニックと、8640円のムニュユ肉なるの二種類ありますが、今回も、ムニュユニックでお願いしました。

内容は以下のとおりです。

①カブのブラマンジュのオリーブオイル
濃厚なカブの味とオリーブオイルの味が、シンプルですが直球勝負で美味しいです。

②パンと豚のパテ
モチモチのパンで、パテと食べると止まりません。最終的3切れ食べてしまい、お腹が膨れる原因に。

③鴨胸肉のパテアンクルート、トウモロコシのソース
パテ系は、多少苦手なのですが、トウモロコシのソースが美味しい


④バターナッツの冷製スープコンソメジュレ
普通のカボチャよりも、甘さは控えめなのですが、なんとも言えないコクと旨さでした。コンソメジュレと混ぜて食べると最高です。

⑤ほたてのソテー、チェリートマト、ジロール茸
本日、一番感動したお料理です。かなり大きめのホタテ。チェリートマトの甘味旨味とホタテの相性が抜群です。

⑥ロゼール産の子羊の炭火焼き黒胡椒風味
炭火焼きの香ばしさがよく、ジュのソースは素晴らしいものでした。付け合わせのお野菜(名前を忘れました)が、独特の食感でこれも素晴らしい

⑦アーモンドのムース、ピスタチオ

⑧ハーブティ

1回目で感動して2回目でも感動するお店はそんなにないのですが、こちらは、２回目も感動でした。
そして私も少しはフレンチのお店を食べて来ましたが、他店では味わえない味がここにはあります。
なんと言うか、ご主人の料理に対する思いみたいものが、すべてのメニューから感じられます。
また、一つ一つのボリュームもかなりあり、5400円のコースでこの味とボリュームは、素晴らしいです。
目黒駅から、坂を下って、また上って15分くらい歩くのが、難点ですがこの距離がコスパに反映しているのであれば納得ですね。
次回はジビエを食べに来ようと思います。

尊敬するマイレビュアー様が絶賛しているので、金曜日の夜に早速、予約して行って来ました。
店内はビストロといった雰囲気で、客層もオサレな人たちばかりといった感じです。
メニューは、アラカルト、コースが二種類。
まずは、ムニュユニック5400円のコースでオーダー。
このお店、ジビエが旨いとのことで、季節は終わってしまいましたが、メインを鴨肉系の料理にに変更していただきました。
詳しい内容は、正直、覚えていないのですが、食材的には、

蕪
パン
フォアグラと燻製和牛タルタル
ホワイトアスパラガスの海苔のソースがけ
ひらすずき、ケール
鴨のロティー、イチジクソース
タルトタタン
エスプレッソ

です。
率直な感想ですが、スタートの蕪のお料理から、最後のタルトタタンまで、圧倒されました。
美味しいし、一皿辺りのボリュームも凄いです❗
このお値段で、このフォアグラのボリュームは、凄いです。
全ての料理にクラッシクに基づいた、ずっしりくる、味ですね。
そして、コスパも最高です。
もっと早く来るべき、お店でした。
定期的に来るべきお店ですね～。
それにしても、8600円の肉ユニックコースなるものは、どれだけのボリュームなのでしょうか。店員さんに、お尋ねしたところ、肉三昧で、デザートが入らないとの事でした。