ランチ価格がコロナ前の倍くらいになった : トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド

美味しいし、雰囲気もローマ！なんですが。。。
まあ色々値上げが激しいご時世仕方ないんです
けどねぇ、ちょっとびっくりしちゃいました。

平日ランチがほぼアラカルトになっていて、
コペルト（パン代）200円、
ランチセットのサラダとドリンクが500円　
それだけで合計700円
それにプラスで、前菜、パスタ、メインから
選ぶスタイルになってました。

Suicaでお支払い

◆ポルッペッテ　2800円（内税）
肉団子のトマトソース煮込み
大きめのミートボールは肉肉しくて美味しいです。

前はこれにパスタとデザートがついて2500円
くらいだったので、一気に倍額になった感じ
です。ユーロ建なのかしら？上がってるしねぇ〜
それでもそこそこお客さん入ってるから、
そこは白金、関係ないのかもしれません。

この店はランチでなくて、ディナーに行くのが
正解かと思います。

別の店に行こうとしたら夏休みで、近くのこちらに
行きました。この前来たと思ってたら、
もう1年も経ってたとは時が経つのが早すぎます。

店内に入ると、うあぁ～イタリアの匂いがする！
オリーブ油とトマトとニンニクと…
クラっと来るこのタイムスリップ感なんなの～
懐かしい香りというか、不思議な感覚です。
関係ないけど、カメリエーレもイケメンだし。
いつものように満席だったけど、5分ほど待っていたら案内してもらえました。

ビジネスランチっぽい外国人、カップル、女性客、
子供連れのママ、客層は幅が広いです。

◆パスタセット　1000円（内税）
サラダ、パン、ドリンク付き
5種類あるパスタから、長浜産鮮魚の煮込みソースを
選びました。そういや前に選んだのも魚系だった
ような。。。
ちょっと塩分強めな魚のスープを使った
シンプルなスパゲッティです。

飲み物はカフェマッキャートにしました。

この店に関しては何度も来てるので、詳しくは
過去のレビューを御覧ください。
時間がなかったので、さっさと食べ店を出ました。

気に入ったので、間をあけずまたランチに行きました。
満席で座って待っていたら、見覚えのある鹿の黄色いポット発見。
ローマで一番好きなコーヒー、Sant'Eustachioではないですか！
日本で初めてみました。
思わず店員さんにこのカフェ飲めるんですか？
って聞いてしまいましたが、この店ではilly。
ポットはただの飾りだったようです。

豚肩ロースのカツレツセット　1000円（内税）
想像したより分厚めのお肉でした。
よく考えたら薄いのはミラノ風、
この店はローマ料理店なのでした。
衣がサクサク、レモンをたっぷり絞ったら
夏の揚げ物も美味しく食べられます。
レモンはビステッカにも欠かせないし、万能です！

食後はカプチーノを選びました。
見た目もキレイできめ細かい泡がフンワリ!

ランチデザート　300円
ババロアの白桃コンポートのせ　写真撮り忘れ。
メニューに詳細なく口頭説明。
“はくとう”→白糖と頭で変換されて、
なんで？って考えてしまいました。
今回も美味しいドルチェでした。
ババレーゼとパンナコッタ何が違うのかは不明
だけど、牛乳と生クリームかなと想像。

Sant'Eustachioのカフェは日本では入手できないけど、
最近Passalacquaの豆は入手できました。
うれしい～

ランテルナ・マジカから系列店アンティカ・ヴィネリア・ジュリアーノに
いた方が独立して始められた店だそうですね。
どちらもお気に入りの店だし、以前から気になっていて、
一度行ったときには満席とのことで、
LO前だったけど断られてしまいましたが、
ようやくランチに行きました。

外観も店内もしっかり伊のトラットリアの雰囲気を出してます。
上記2店ととても似ていていい感じ。
メニューをざっとみたら、カーチョ・エ・ペペやアマトリチャーナ、
この２つだけでローマ！ってわかります。
なんとなくトラステヴェレやテスタッチオ
（ローマの下町）あたりにありそうなお店です。

ランチはバリエーションが豊富ですが、肉がほとんど。
この日は魚介系が食べたかったので、必然的にパスタランチになりました。
パスタは5種類から、1つだけヤリイカのがありました。

パスタランチ　1000円（内税）サラダ、パン、カフェ付
リーフサラダの上に2種類のパンがでてきました。
そう、これこれ！本場ではフォカッチャじゃなくて、
こういう普通のシンプルなのが出るんですよ。
さすがだ～～～！！！
油たっぷりのより食事にはシンプルなのが一番です。
薄い方のは何かと聞いたら、切り売りタイプの四角い
ローマ風ピッツァの生地だそうです。
どおりで少しもっちりしてたわけです。

ヤリイカとブロッコリーのスパゲッティーニ
イカは小ぶりタイプですね、柔らかくて美味しいです。
くた～と茹ですぎ状態のブロッコリもなんか本場っぽい感じ。
頭の蕾部分が全然入ってなかったから、おそらく前菜の
残りの軸部分を捨てずに利用してるのかもと想像しました。
塩加減はちょうど良いです。

まだパンを食べてるのにサラダのお皿を下げられたのは
ちょっとビックリしたけれど、
飲み物の種類を聞いてまたもやビックリ。
1000円のランチにカフェラッテが選べるなんてスゴイわぁ、
中々ないですよ。しかもあるかどうか聞かなくても
マッキャートも選択肢に出てきました。素晴らしい！

気分よくして、ランチドルチェ　300円もオーダー
チョコレートとリコッタチーズのケーキ＆
木苺のセミフレッド
2種類もあるなんてステキです。

カフェマッキャートはKIMBO
これはローマじゃなくて、ナポリを代表するカッフェです。
ラヴァッツァやilly、セガフレッドなどと比べると
酸味が強めのカフェです。

色々なところが本場に忠実です。
でも、食後にカフェラッテが選べたり、
水が無料だったりすることはイタリアであり得ないけれど
そこは本場に従わず、日本人が喜ぶサービスにしてるところは
好感が持てます。ランチコスパ最強ですよ。

これは近いうちに再訪決定です。
次はやっぱり肉ですね。