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店名 |
Marcelo's(【旧店名】Pink Camila)
|
---|---|
ジャンル | ステーキ、ダイニングバー、中東料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5592-5044 |
予約可否 |
予約可 【予約について】 |
住所 | |
交通手段 |
JR・地下鉄目黒駅から徒歩5分の距離に位置しております。権之助坂を下り、目黒川手前に建つビルの2階にお店がございます。ビルの1階には中華料理の「目黒菜館」が営業していますので、お越しの際は目印にしていただければと思います 目黒駅から361m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
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支払い方法 |
カード可 (AMEX、VISA、Master) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
20席 (テーブル20席 ) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 20人、立食時 30人 |
個室 |
無 当店には個室はございませんが、少人数からのご利用にお応えし、お店を貸し切ることが可能です。最低利用料金は15万円からとなっており、メニューについてもご相談いただけます。お気軽にお問い合わせくださいませ。 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2010年12月 |
電話番号 |
070-8353-3455 |
備考 |
●席登録 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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イギリスで熟成肉のステーキを食べて、日本でも美味しい店を見つけたいと探すうちに、こちらのお店にたどり着きました。
イスラエル人の店主さんともう一人イスラエル人のスタッフさん、そして店主の奥様の3人で切り盛りされる小さなお店でした。
既に食べログでは高評価で、オンライン予約は2人からしかできない仕組みだったので、当日予約の電話をする前は気難しいオーナーだったらどうしようなどとすこし緊張気味でした。しかし実際は細かいところにまで気を配ってくれたり、非常に丁寧に肉やワインのことを説明していただき、すばらしいホスピタリティーでした。
肝心の料理ですが、今回は一人でしたがこだわりの熟成肉を食べる気満々でしたので(むしろこの価格帯だとなかなか気軽には友達を誘いづらい)、ハルミサラダ+70日熟成ポーターハウス750g+赤/白をオーダーしました。なお、熟成期間・方法の異なる、ややリーズナブルな価格帯(9000-14000/2-3人)のステーキも食べることができるようです。
ハルミサラダは揚げたヤギのチーズの入った私の好物のサラダです。お肉は注文してから1時間ほどかけて室温に戻してから焼くとのこだわりで、その間サラダをつまみに白ワインをいただきます。期待通りとてもおいしいです。本当はディップなど他のイスラエル料理もいろいろ試したいところですが、おなかが持たないと思ったのでやめておきました。
サラダを食べ終えてからお肉が来るまでは小休止でした。その間に6ヶ月熟成の途中というお肉を見せて頂いたりしながら、期待をふくらませます。
さて、いよいよメインのポーターハウスです。ポーターハウスステーキはT-boneと同じくフィレとサーロインが骨の両サイドに付いていていますが、よりフィレの割合が多い部位です。焼き加減は店主おすすめのミディアムレア(分厚いので場所によってはレアのところもある)にしました。本当はミディアムが好みで、ミディアムレアは好みでないのですが、このこだわりようなのだから、まずは店主おすすめに従っておこうと思いました。
一口いただきますと、、、、なんと形容していいやら、完全に私の知っている熟成肉ステーキとは別次元のものでした。まぎれもなく上質のステーキなのですが、レア部分は分厚い濃厚熟成牛生ハムを食べているような、しっかり焼けている部分も硬くて柔かくて旨みが強いというなんだか不思議な味です。それでいて、肉の味とは本来こういうものだ、という気にもさせられます。750gから調理して重量が減り、さらに骨と脂を除いても最低450gはあるであろうステーキでしたが、夢中で食べているとあっという間になくなってしまいました。途中、味が単調になってはとご心配いただき、ディジョンマスタード(これもすごく合う)を出していただきましたが、付け合せの野菜(ズッキーニ、カボチャ、トマト、オニオン、サツマイモ)が絶妙な焼き加減でやたらとおいしいので、交互に食べていると全然単調さは気にならなかったです。また赤身の肉なので完食後もおなかが苦しくなるようなことが全くありませんでした。
当初気にしていた焼き加減ですが、ミディアムレアがおすすめだという理由は食べれば明らかで、追加で焼いてもらおうという気には全くなりませんでした。こだわりぬいた熟成肉をベストの形で出した結果、ある意味他では食べられないスペシャリテに昇格しているような感じで、文句のつけようもありません。
総評ですが、並み居る有名ステーキ店がファミレスレベルに思えてくるほどの、こだわりの店です。確かに価格は高いですが、クオリティを考えると高すぎるとは思いませんでした。人によっては自分の知っているステーキの概念とのギャップに戸惑う人もいるかもしれませんが、私は熟成肉の味わい方の一つのベストの形と思いました。何よりも、非常に良心的でていねいなこだわりの仕事をリスペクトした結果5.0としました。
=====================追記============================
前回レビューを書いてからだいぶ何度も通ったので追記します(長文注意)。一度に全部書ききれるものではないので、今後写真など含めて随時更新します。
まず全体的な事からですが、店主のマルセロさんが初めて行った時の印象通りとてもこだわりの人です(*こだわりの人といっても、それを押し売りするタイプではないです)。熟成の仕方を独自に昇華させただけあって、いつものメニューを出す裏では様々な改良実験を繰り返されているようです。私は頻繁に通ったためかそれらの実験の成果を何度かいただく機会があり、新しい発見の感動を共有させていただきました。一方最初にレビューに書いたスペシャルな熟成肉は裏メニューになってしまいました。非常に手間をかけた熟成方法だけにコンスタントに全てのお客さんに提供するには負担が大きすぎるようです。スペシャル熟成肉をやめてしまったわけではないので、特別な機会にお願いすればいただけるかもしれませんし、今後なるべく多くのお客さんに提供できるようコースに部分的に取り入れるなど検討されているようでした。ただ店主のマルセロさんは今でもかなり休みのない生活をされているようで、彼の体力は無限ではないですし、このお店のスペシャルなお料理とその今後の発展を楽しみたければ、あたたかい目で見守り応援するのが良いと思います。また、通常の熟成方法のお肉とイスラエル料理/ワインもすばらしかったので(以下参照)、そちらでも十分楽しめます。
ワイン:
私はワインは素人ですが、全体的にイスラエルは南国だけあって力強いワインが多いことに気づきました。ブルゴーニュやボルドーの名の通った作り手の一級畑のワインもよいのですが、そういった繊細なワインよりもイスラエルワインの方がこちらのお肉に合う気がします。特にTishibiのMalbecはすごい色気のあるワインで、わずかにバルサミコ風の余韻のある力強いアロマが非常にお肉に合います。
ディップセット:
前菜としてはこちらを食べるべきです。こだわりがすごいです。てきと〜に見真似で作ったのでは絶対にたどりつけない領域に達しています。イスラエルのパンであるピタに付けていただきます。食感、スパイス、ハーブ、味全てについて完璧さを感じます。
お肉:
通常のエイジング(NYストリップ、リブアイ、フィレ)
通常メニューの方のお肉でも巷の有名ステーキ店に比べても満足度の高いものをいただけると思います。というか、日本のステーキ店は和牛系かアメリカ系がほとんどなので、この系統のステーキがそもそも貴重です。穀物飼育で比較的脂肪分多めにしたお肉を高温のオーブンで大量のバターとともに焼くアメリカンステーキと、赤身部分の多いオージー牛を職人的な温度管理のもとで焼くステーキの違いに気付くと思います。科学的にはうまみや香りというのはじっくり火を入れた方が強まるはずですし、脂肪分が多くなると味が薄まってしまうはずで、その違いが感じ取れます。個人的にはニューヨークリブが肉の味が最も多いので好きですが、柔らかくきめの細かい味のフィレもおすすめです。
独自のエイジングによるプレミアムステーキ
最初のレビューで70日熟成のポーターハウスについて書いたので、基本的にはそちらを参照いただきたいです。しかし特筆すべき以下のお肉について書くべきでしょう。
250日熟成のT-bone
こちらのお肉はある意味で究極的なステージまで熟成をされていました。強力なナッツのような香りとうまみ成分を感じました。ふだん75-150日熟成のお肉をいただいたときの味はこれの一部分を感じていたのだな、と種明かしをされた気分でした。一方下手な熟成にありがちな古くなった食材が発生する酸味のようなものは一切ありませんでした。入念に熟成方法を検討し熟成期間を延ばしてきたからこそ、この域には到達できたのだな、というのがわかります。熟成肉の外側のお客さんに提供しない部分からとったスープを使ったソースもいただきました。肉単体からこれほど強いうまみが出てくるというのが大変な驚きでした。店主さんは今後このようなスペシャルなお肉もなんらかの形でメニューに取り入れていこうと工夫をされているようでしたので今後の展開も大変期待できます。