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店名 |
宮川 目黒店
|
---|---|
ジャンル | うなぎ、丼 |
予約・ お問い合わせ |
03-3712-2318 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線【目黒駅】徒歩17分 不動前駅から1,131m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
54席 (テーブル16席、座敷38席) |
---|---|
個室 |
有 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 目黒通りを挟んだ反対側となります。 |
空間・設備 | 座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
1936年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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目黒通りを歩いていて(本当は車が多いのだけど)洒落たインテリアショップが多くなったと昔を知る身としてはしみじみ思います。
当時の目黒通りは放射道路特有のファミリーレストラン、輸入車ディラーなどがぽつんぽつんと点在し、とても集客が必要な店舗を導入することは難しい状況でした。
私が会社をやめて間もない駆け出しの頃です。大手の商業系SCでのリーシングの経験はありましたが、個人の不動産の有効利用はこれとは違った問題が多く、難題ばかりが山積し、前が見えない状況でした。
それでも家具店はこの通りで絶対にあたると、必死に自分を信じて働いていました。昭和8年に建てられた古い木造家屋を大工さんと一緒になって壊しながら同時に耐震補強していたあの頃、空腹が我慢できず飛び込んで食べたこの店の鰻が忘れられません。
そもそも私の鰻は辛党です。甘い鰻は好きではありません。さらにコースメニューしかないお店も何となく江戸の屋台発祥を考えると素直になれません。
この宮川系の鰻屋さんはうな重の他にうな丼もあります。個人的には丼の下に残ったご飯粒を最後に惜しげに食べるのが好きです。そして丼の中は一粒のご飯もなく綺麗に。以前は確か雉焼き重もあった気がするのですが、今もあるのでしょうか。辛めのタレで結構好きでした。
このお店の駐車場は当時より店の反対側の道を入ったところにあります。元競馬の交差点を渡りながら、香ばしい鰻の香りが漂ってきたらもはや空腹のスイッチオンです。
2015年11月
小さいながらも弊社の決算月が11月で今年も何とか黒字決算。感謝の意味も含めてスタッフに何が食べたいか聞いたところ「う・な・ぎ!!」の声が上がり全会一致でセクレタリーDAYの昼食は鰻と決まりました。社員も社長に似るのですかね??
平日の昼間、業務の間で行くため近い、早い、美味しいが肝要。早いは事前に予約することで何とかなりますが、近い、美味しいがポイント。ということで祖母が美味しいと言ってくれたこちらのお店に。
清水の舞台から飛ぶつもりで、全員うな重3900円と肝吸い、さらに白焼きを頼みました。メニューを見ていると肝焼きの文字が飛び込んできました。1本なら用意出来るとのことなのでそれも注文しました(笑)
そうそう先日、大学の級友が鰻の免許持っていることを本人の弁より思い出しました。免許と言っても調理じゃありません。鰻を取る免許です。彼の免許は馬入川から腰越までだと話していました。当時、月10万以上になったとも・・その話には続きがありまして、当時、そんなに儲かるのならと違う大学の悪友を誘い真冬の河口に忍び込み、漁業関係者に追いかけられた輩???もいたという話です。結果は全身びしょ濡れに成りカンテラを無くして風邪まで引いたということでした。2匹目の泥鰌ならぬ、2匹目の鰻の話でした。
そんな話をしているとまず肝焼きが供されました。絶妙の火入れです。この焦げと苦味が美味しい。これは中々のお味です。
続いて白焼きが運ばれました。外側はパリッとしているのに中はふっくら、そして鰻の脂の旨味が口に広がります。美味しいです。
そしてうな重、まず何も掛けずに御飯と鰻を食べます。少し固めの炊きたての御飯、好みの味です。鰻も柔らかくかと言って鰻の味はしっかりします。
そして何よりこのタレ、好みの味です。つい先週、浅草で坂東太郎を食しましたが、こちらの鰻はそれに勝るとも劣らないお味です。美味しいです。
最後に漬物と肝吸いです。一つ言えるとすれば肝吸いの葱がもう少し少ないほうが肝の味がより味わえるような気がします。個人的にではありますが。
病院に入院していた祖母がここの鰻を差し入れたらペロッと平らげた事を思い出しました。恵比寿の某店の時は残したのに・・・先月の本店より感動したので、よって評点上げさせて頂きました。
2018年6月
今日は会社のスタッフの女性の一周年を記念してスタッフとランチです。レオンベルガーの子犬子育て中の妻にはお土産を買っていきます。時間もないので数日前に時間を指定して、予め特上うな重3900円3つ、白焼き1つ、肝3焼きつ、お土産の特上うな重を予約してあります。事務所から車なら10分です。まずは肝焼き。柔らかくて香ばしくて美味しい。ここの肝焼き好きです。そして白焼きを皆んなでつつきます。美味い。柔らかいのにしっかりと鰻の脂も感じられ口の中で溶けていきます。直焼きの白焼きも美味しいと思ったけどこれはこれで美味い。そしてうな重の登場。鰻の身はしっかりとしています。柔らかいけど弾力がないわけじゃありまん。タレも甘すぎず美味しい。そしてご飯。隣の日本語の大変上手な常連の外国人と思しき方ががどこのお米ですか?と聞いていましたが納得。本当に美味しい。瑕瑾なのは肝吸いとお新香を最後に食べたので少し塩辛かったことでしょうか。それでも鰻、タレ、ご飯の塩梅が大変よろしいです。我が家は祖母、母も鰻が大好きです。祖母など亡くなる前、他のものはあまり食べなかったのに、病院に私が買っていったうな重を美味しい、美味しいと食べていたくらいですから。ここの鰻を食べさせたかったです。関西風の直焼き、関東風の蒸して焼くもの。それぞれの良い点がありますが、要は鰻とのバランスがどうかという点で個人の好みが分かれるのだと思います。こちらは本店から暖簾分けされ支店がいくつもありますが、それぞれで味が違います。日本中の鰻を色々食べ歩いて、私はこの鰻が好きだということを再再認識したわけであります。よって評点をあげさせていただきました。