【ぷらっとランチ 梅屋敷駅】昭和の町蕎麦を堪能❣️『そば処 松月庵』② : 松月庵

ぷらっと、今日のランチは梅屋敷駅周辺を散策。

京浜急行 梅屋敷駅の改札口を出ると、目の前が、
梅屋敷梅交会商店街である。まずは左折して、
東邦医大通り（鬼タビ通り）方面へ、
真っ直ぐ進むと右手に、
本日、お邪魔した『そば処 松月庵』さんがある。

『そば処 松月庵』さんは、大森にある店舗に次いで２軒目である。

『そば処 松月庵』さんの大大将 塩倉玄三さん（写真）は、８９歳で、毎朝４時に厨房に入り、蕎麦やうどんや中華麺を自家製で打っている。そんな大大将は、上野の松月庵総本店で、丁稚として働き、六郷にあった店舗に勤務した後、昭和４７年（１９７２年）に現在の梅屋敷商店街に『そば処 松月庵』さんを開業した。

平日の１３時５５分に店舗の前に、
ランチ時間には、少し遅くなってしまったが、
『そば処 松月庵』さんが営業していたので入店。

店内に入ると、男性店員が「お好きな席にどうぞ」と案内してくれた。
先客は誰もいない。
入口を入って、テーブル席（４人用）が４卓あり、右手の壁側が、小上がりのテーブル席（４人用）が３卓ある。
そして、入口を入って正面奥が、厨房になっている。

まずは、中央にあるテーブル席（４人用）に座って、メニュー（御品書）を確認。

メニュー（御品書）は、
■そば・うどん
　・かけ　　　　　　　　５１０円
　・きつね　　　　　　　５７０円
　・たぬき　　　　　　　５７０円
　・玉子とじ　　　　　　６７０円
　・月見　　　　　　　　６７０円
　・おかめ　　　　　　　６７０円
　・あんかけ　　　　　　６７０円
　・かき玉　　　　　　　６７０円
　・力うどん　　　　　　６７０円
　・肉南ばん　　　　　　６７０円
　・馬南ばん　　　　　　６７０円
　・カレー南ばん　　　　７２０円
　・天ぷらそば　　　　　７７０円
　・天南ばん　　　　　　７７０円
　・本鴨南ばん　　　　　８２０円
　・日本五目　　　　　　８２０円
　・親子南ばん　　　　　８２０円
　・天とじ　　　　　　　８２０円
　・おかめとじ　　　　　８２０円
　・鍋焼き　　　　　　　９３０円
　・鍋焼き（上）　　１，２３０円
■冷たいそば・うどん
　・もり　　　　　　　　５１０円
　・大もり　　　　　　　６２０円
　・ざる　　　　　　　　６２０円
　・冷しきつね　　　　　７２０円
　・冷やしたぬき　　　　７２０円
　・天ざる　　　　　１，２３０円
■季節物（夏季のみ）
　・冷し中華　　　　　　７７０円
　・冷麦　　　　　　　　７７０円
■中華物
　・ラーメン　　　　　　５７０円
　・チャーシューメン　　７７０円
※大盛り　　　　　　　＋１００円
である。

今日は、外が雨で少し寒いので温かいものが食べたい。
温かいそばから「カレー南ばんそば」を選んで、大将に発注。

待つこと７分。

「カレー南ばんそば」が大将から提供された。

先程、店内を見廻していて、気になっていたのが、小上がりの壁に、蕎麦屋の出前風景のポスターがあり、片手で自転車を操作して、もう一方の手で高く積み上げた丼ぶりを持っている。
どの位持っているのかな～と思い大将に聞いたら、奥から８９歳の大大将が出てきて、ポスターに乗っている丼ぶりは、４０個～５０個と話してくれた。

それから、大大将と話し乍ら「カレー南ばんそば」を食べる。
カレーの汁はそば汁にカレー粉を加え、片栗粉でとろみを加えている。
まずは、付いてきた「刻みネギ」を乗せる。
「カレー」の味は、さほど辛くなく飲みやすい辛さである。
「そば」は。今朝打った「そば」で中細の麺で、喉ごしが良く、
ツルツルと口の中に入っていく。これは普通に旨い。

そんな「カレー南ばんそば」を食べ進める。

食べ進めると大大将との話が盛り上がる。
『松月庵』の名前の由来は。初代の名字が「松山」さんで、上野の五重塔に綺麗な月が掛かっていたので、そこから「月」を付けて『松月』とし、その当時、蕎麦屋さんで「庵」を名前に付けるのが流行っていたようで『松月庵』になったと話してくれた。
又、ポスターの出前の話しや出身地等々色々と話しをしてもらった。
８９歳とは思えないほど、シッカリされている。

話しが盛り上がっている最中に「カレー南ばんそば」を（カレーの汁を飲み干して）完食。

本日は、大大将との楽しい会話と昭和の町蕎麦で旨いそばを堪能したＱちゃんでした。

大大将、又来ます。

御馳走様でした。