インパクトより円みと奥行き。ココロに染みる優しいラーメン。 : Homemade Ramen 麦苗

この日は現在食べログで全国No.1の評点を誇る大森の「HomemadeRamen麦苗」に。ちょっと出遅れ10時45分くらいに店に着くかなーと思いながら、最近の混雑状況を見ようとTwitterをチェックすると土日祝はウエイティング方式に変更になったことを知る。しかも記帳開始が10時45分からとベストなタイミングだ。4～5人ほどの列の後に並び名前を申告すると集合時間は14時25分との事。一時間以上並ぶよりも時間を有効に使えるお客さん思いの良いサービスがスタートしたものだ。人気店によっては早朝から整理券を取りに並ばなくてはならない店もあるが10時45分からというのも中々絶妙な顧客思いの設定だと思う。
14時25分の集合時間に着くと10分ほどで入店。特製醤油と煮干しそばをオーダーし相方とシェア。毎度変わらぬホッとする優しいスープがココロとカラダに染みいる。
山形地鶏、枕崎の本枯鰹節、伊吹いりこ、道南産の真昆布から取られる優しいスープに鶏油が旨味をプラスする。春よ恋を軸とした自家製麺もまたスープとの相性がピカ一。支那そば屋、ロックンビリー、飯田商店の系譜を感じるものの独自に進化しとうとう名実ともにNo.1のラーメンに登りつめた。今日も美味しく頂きました。ご馳走さまでした。

今日で10回目のレビューの「HomemadeRamen麦苗」。
最近は食べる毎に点数が上がっていく。ここで極上の一杯を食べるまで「無化調ラーメン」なんてくそ食らえ‼️って思ってた。慣れ親しんだ博多、長浜ラーメンも旨味の決め手はグルタミン酸ソーダで堂々とお客さんの目の前で丼に小さじ二杯程度の魔法の顆粒を投入する光景があった。一方東京の老舗醤油ラーメン店も同様に舌が痺れる感じが旨味の根源と多くの店が採用しているんだと思う。ここで十数年無化調ブームで色んな店が化学の力を借りずにラーメンを出してきたが、何れも今一つ。やはり旨味が足らない。パンチがない。よって「無化調ラーメンなんてくそ食らえ！」ってことになっていた。ところが…ここ「麦苗」は違う。無化調でありながらやまがた地鶏の丸鶏、ガラ、伊吹いりこ、道南産真昆布、枕崎産本枯鰹節、醤油だれを駆使し恐らくどの素材も旨味が最も採れる絶妙なタイミングで出汁をとるから、無化調ながらこんなに味わい深いラーメンが出来上がるのであろう。同じ素材を使ったとしても創造的こんなに美味いラーメンは出来ないであろう。今日も美味しくいただきました。ご馳走さまでした。

大森に住んでて良かったと思うこと。都心の割りに庶民的で住みやすいこと、羽田空港、品川駅ともに近く出張に便利なこと、重要なのは…日本一のとんかつ屋「丸一」があること。更に食べログにおいて日本で第三位の人気を誇る「Homemade Ramen麦苗」があること！
ここ最近は何度も20～30名の行列をみて諦めて食べる機会がなかったが…お盆休みの日曜日15時過ぎに店の前を通ると並びは12名。二順目で最高の一杯にありつける。しかしまー何て美しいビジュアルだろう。この顔立ちから想像通りの絶品ラーメン今回もホントに美味しくいただきました。ご馳走さまでした。

二週続けて麦苗に。雨の日は行列店を狙えと云うことで…遅い昼食を取るため15時40分過ぎに店の前に。おー流石にこの雨模様で待ちは3人。15分ほどで店内に。今日はにぼらーは終了していて前回食した塩らーめんか醤油。特製醤油を購入しカウンターに。程なく現在日本で二番目に美味しいと評価される極上の一杯が着丼。バランス、余韻、深みを探求しインパクトより円みと奥行きを追い求めた一杯。先ずはスープを一口。いや～美味い。円やかな鶏油を纏ったやまがた地鶏の出汁に伊吹いりこ、真昆布などの海の恵みが加わりホントに優しく、深い味わいを醸し出す。これはある意味インパクト有りすぎではないか…。低温調理のチャーシューにプリプリのワンタン、黄身の味が濃い那須御用卵の味玉。いや～やっぱり美味い！今日も美味しくいただきました！ご馳走さまでした！

久方ぶりの麦苗。連休中日の14時40分店の前に来ると行列は15人ほど。並んで直ぐに6人が店内に。おーあと一巡。連休でどっと遠方のお客さんも来てるのかと想像したが思いの外引けは早いようで助かった。20分ほど待って入店。券売機に塩らあめんの文字が。「最後に土鍋ご飯を入れておじや風に」と。これで今回は決まりだ。席について待つこと10分。ラーメンとは思えない透き通ったスープに低温調理のチャーシュー、味玉、ワンタンメンが顔を揃える。真ん中のとろろ昆布と丼の縁にちょこっと乗った山葵が塩を主張する見事なビジュアル。スープを一口。うー優しい！うっ美味いっ！ラーメンとは思えないうどん…いやいや和食の出汁を思わせる味わい深い。「伊吹いりこ」と「道南産真昆布」中心と思われ「山形の地鶏」は感じられない。麺も塩専用に製麺したと思われる素麺のように細く真っ白な麺。このスープによくお似合いだ。素材の旨味を感じつつ麺を完食。続いて土鍋ご飯を投入しおじや風に。これまた絶品。やっぱり美味い！「インパクトより円みと奥行き」の「Homemade Ramen麦苗」サイコーです。今日も美味しくいただきました！ご馳走さまでした！

行列店は雨の日を狙え！と言うことで今日は昨年5月に忽然とラーメン無風区大森の住宅街に現れたHomemade Ramen麦苗に。14時過ぎに店の前に到着。やった！待ちは雨の中3人だけ。ポツポツとまた降りだした雨の中待つこと5分。店内に招き入れられる。何時もだと日曜日のこの時間おそらく20名近い行列があるはずだ。行列店は雨の日を狙え！とはよく言ったもんだ。
ここ最近はニボラー押しだったんで今日は原点に帰り特製醤油をオーダーする。丁寧に3杯づつつくるから座ってからもやや時間はかかるが…これもまた絶品ラーメンを食べる前の胸の高まりを楽しめる…。程なく着丼。スープを一口。う～うっ美味い！此処のラーメンは食べれば食べるほどその良さが解ってくる。柔らかく優しく旨みがじんわり口の中を支配する。鶏、鰹節、煮干し、昆布、醤油ベースのタレが見事に調和している。小麦香る自家製細麺もまたこの旨みたっぷりのスープと絡む。低温調理の肩ロースのチャーシュー、コリコリ食感のメンマ、磯の香りがたまらない海苔、黄身の味がぐっーと濃い味玉、海老と挽き肉を餡に使った旨みたっぷりのワンタンと脇役たちも秀逸。毎回食べる毎に点数が上がりついに4.5点まできた。丼を両手で持ちスープを一滴も残らず平らげる。あー幸せ。今日も美味しく頂きました！ご馳走さま。
あっ一つだけ希望を言うならここのこだわり玉子でTKG出してほしいな～。

雨模様の土曜の14時過ぎ。これはHomemadeRamen麦苗チャンス！ここ最近は15時過ぎても行列が引かない超人気店。東京都×ラーメンで食べログ検索すると新小岩の一燈に続いて第二位の人気店に成長した店だけに仕方ない。今日は予想通り待ちは一人だけ。前回はじめてチャレンジした「にぼらぁ」を今回もチョイス。いや～じんわり優しい、伊吹いりこの旨味。食べて癒されるラーメンなんて初めてだな。どんぶりを手にしてスープを完飲。スープをぐびぐび一滴残らず飲み干せるラーメンはここ「HomemadeRamen麦苗」か大阪西中島南方の「人類みな麺類」のmacroくらいかな～。回を重ねるごとに美味しく感じる不思議な店。今日気付いたけどラーメンに入ってる海苔の香りがものすごく良い。きっと良い乗り物使ってるだな～、。今日も美味しく頂きました！ご馳走さまでした。

雨混じりの日曜日の13時過ぎ。これは麦苗チャンス！と足早に店の前まで来てみると並びは5人。ラッキー！読みは当たった。ひょっとすると今日なら煮干しが売り切れてないかもしれない…と期待に胸を膨らませ待つこと30分。店内に案内され券売機を見ると売り切れてない！やったーと思わず心の中で叫ぶ。しかし…何やら限定の「染み塩」なる塩ラーメンも登場している…うーん悩むな…。しかし今日はやっぱり初めて食べる「特製にぼらー」に決める。かまど炊きご飯のチケットも買いカウンターに。待つこと5分かな。いや～何時見ても惚れ惚れする端正なビジュアルのラーメンが着丼。スープを一口。おーっ何て優しい味なんだ。瀬戸内伊吹のイリコは強烈に主張することなくしっかりと上品な旨味を出している。これは美味いは。通常の醤油ラーメンは謳い文句の通り「インパクトより丸みと奥行き」だがこのにぼらーは「主張しすぎない煮干しの旨味が奥ゆかしい」ラーメン。どこかほっとする町のラーメン屋さん「HomemadeRamen麦苗」。今日も美味しく頂きました！ご馳走さまでした。

2017.02.04
□インパクトある麦苗の生姜初体験□
日曜日の15時過ぎに訪問。一時間近くの並びを覚悟するも店の前に来ると何と行列がない！休みかと思い店内を覗いてみると2～3席の空きが！これで三回目の訪問だが初めて並ばず着席することが出来た。残念ながら「煮干らー」は売り切れだったが、これまた未食の「生姜醤油」はまだあるようで特製醤油に生姜プラス￥100を購入し着席。お腹の具合を考え着席後土鍋飯を現金で。店主が丁寧に三杯づつ作るから回転が悪いんだな～何て思いながら待つこと10分ちょっと。お初の生姜醤油とご対面。見た目の感じはそう大きく変わらないようだが…丼の縁におろし生姜が。麺は細麺ストレートではなく中太縮れ麺。スープを一口。おっ！おろし生姜を溶き入れなくてもガッツリ生姜の香りが！「インパクトより円みと奥行き」が売りのはずだがこれはこれでインパクト有り！中太縮れ麺もスープを良くひろい中々の食感。最後まで熱々のスープ。今日も美味しく頂きました！ご馳走さまでした。次は絶対煮干ラー行くぞ！

2017.01.22
□インパクトより、円みと奥行き□
しかし人気は衰えない。昨年春にオープン以来行列は絶えず更にピーク時の行列は長くなって行く。何て事だろう。優しい鶏と魚介のラーメン。インパクトに欠けるからそうそうこの人気は続かないだろうと思っていたが…レビューが増えると共に点数も4.0台まで上がる人気ぶり。凄い勢いである。昨年8月以来の訪問なので今日は新作の煮干しか生姜にしようと思っていたが…事前に公式ツィッターで確認すると残数がもう少ないと…。長蛇の列を避けるため15時過ぎを狙ったのが裏目に。店の前到着15時15分。並び16名。約1時間後の16時10分過ぎに店内に。既に煮干し、生姜は完売。オーダしたのは前回と同じ特製醤油ラーメン。待ち時間にカウンターに置いてある説明書きを読むと「インパクトより、円みと奥行きのあるほっとする味わいを目指した…」とある。確かにそうだここはそんなほっとするラーメンを目指し沢山のお客さんが集まってるんだと…。新たなラーメン店の可能性ここに有りという感じだろうか…。今日も美味しく頂きました！ご馳走さまでした。

いや～食べログを見てビックリ。何とこの４月に食べログ得点3.7を越える行列店がここ大森に開店してるではないか。前にもレビューに書いたが…大森駅周辺はラーメン無風区、ラーメン屋業界では間違いなくブルーオーシャン的なマーケットで蒲田、大井町と駅の規模はそう大きく変わらない筈なのに行列をなすラーメンの名店は一店もない不思議なエリア。その大森のしかも辺鄙な住宅街の中に行列をなす高得点店舗が現れるとは…。と言うことで連休中のランチで行ってみた。昼の営業は14時30分までとの事なので少し遅めの13時45分ごろ行ってみる。店は大森アートホテルの向かえに位置しローソンの並び、いや最近行ってない大森のラーメンの名店「一本槍」の並びに位置する。この時間でまだ15人の行列が。並ぶこと45分。やっと順番が回ってくる。回転は中々悪い。噂の美人奥さんから食券を買うよう促されオーダーしたのは特製醤油ラーメン、トロチャご飯、ビール小瓶。ビール小瓶を飲み干すころ綺麗に具材がレイアウトされた無化調ラーメン着丼。スープを一口。うーん丸鳥、鳥ガラ、昆布、煮干しをから抽出された優しいスープに表面の鶏油がまろやかに絡む。麺はしっかり小麦が香るストレート麺。チャーシューはモモ肉二枚(レアー気味)とバラ肉三枚。ワンタンは豚肉の暗に小エビが入ってるタイプで中々美味い。全体的に良い仕上がりで最近流行りの清湯系の優しい醤油ラーメンの典型だ。やや物足りないのはパンチだろうか…。ちょっと厳しい評価をすると…この清湯系一本で行くなら間違いなくこの行列は無くなるかな…。次に登場するという噂の豚骨魚介系に期待したい。いい線行ってるんだけどもうちょっとだ。駅前の目抜通りに出店したなら客数は今の人数をキープできるだろうが、そんなにラーメン業界も甘くないと思う。この立地で継続的にこの客数を維持するためには次なる一品が必要だと思う。あと「トロチャご飯」というチャーシューを刻んでご飯の上に乗っけたサイドメニューを頼んだがこれは大失敗。まだ人前に出す品質には仕上がってない。これを食べた人はガッカリするだろう。ラーメン自体はいい線行ってるからもったいない。頑張れ～！