ニューデイズプラスクスリ
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店舗基本情報
| 店名 |
ニューデイズプラスクスリ（NEWDAYS＋くすり）
|
|---|---|
| ジャンル | その他 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-5421-8004 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
品川駅から48m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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2017年 11月5日
僕は、朝から海が観たかった。
親愛なる波乗りちゃんが、いつも土日にぷかぷかしに行っている、
あの海が観たかった。
朝一、今日も波乗りに行くということを確認し、
僕は急いで支度をした。
まだ11月も初旬だったから
まだコートを羽織るほど寒くはなっていなくて、
その日はとても良い太陽が出ていたから
フード付きのパーカーを羽織って家を出た。
錦糸町から横須賀線に飛び乗った。
品川で東海道に乗り換えるのに、少しだけ時間があったから
朝ごはんも食べずに出てきてしまったことを思い出して、ニューデイズにかけこんだ。
発車まであと3分。
迷っている時間はなかった。
その日の目的はリバーストーンのナポリタンを食べる為だったから、
一瞬ナポリタンパンに目がくらんだけど、
ぐっ、と我慢してたーまーごーさーんーどーにした。
東海道のシートに座り、車窓からの景色を眺めながら僕はたーまーごーさーんーどーをほうばった。
ラップに包まれたたーまーごーさーんーどーは
柔らかいパンに挟まれていた。
ラップをそっと剥いて僕は先っちょに歯を立てた。
半分にカットされたハムがパンとたまごフィリングの隙間に縦一列で挟み込まれていた。
そのハムの食感と塩味が、甘くなりがちなたーまーごーさーんーどーをひきしめてくれていた。
それから、一度乗り換えて、初めての路線に乗った。
到着した駅は、思っていたよりも穏やかで、温かい風が吹いていた。
改札を出て、どちらに行くべきか皆目見当もつかなかったので
僕はスマートフォンの地図を広げた。
あっちだ！
改札を左に曲がって右に曲がるとパン屋さんが見えてきた。
みんな、ここで朝はパンを買うのかな？
みんな、ここに吸いこまれるのかな？
なんて考えながら。
パン屋さんの角を再び左に曲がると商店街のようでお店が軒並み連なっていた。
大きなくまのぬいぐるみが、丁度店先に出される瞬間に遭遇した。
きっと、くまは門番なんだな。
わるいおとなや、ひやかしにくるひとから
お店をまもってくれてるんだ。
しばらく進むと右手に喫茶店が見えてきた。
さらに少し先にはサーフショップが。
ボードを持った若い人たちが何人かでにこやかに談笑していた。
ウェットスーツってカラダの線がぴったりと出るから
僕は目のやり場に困った。
下を向きながらサーフショップの前を通り過ぎた。
また、しばらく行くと中華屋さんが見えてきた。
チャーハンが美味しいそうだな。
僕は、一瞬ここでチャーハンを食べちゃおうかなぁという気分になったけど、
その日の目的はリバーストーンでナポリタンを食べる為だったから、
ぐっ、と我慢した。
しょっぷという名のお店を右に折れると、いよいよ海が近づいてきた。
銀色のジェラルミンケースの塊みたいなトレーラーのカフェみたいなのが庭にあるお家を通り過ぎると
もうすぐ近くだ。
横断歩道を渡って地下道を潜って出ると、噴水があった。
そのころになると、サーフボードを片手に歩いて海に向かう人たちがそこかしこにいた。
あの人たちについて行こう。
階段ではなく側道から回り込む道に、僕はついていった。
あっ！
おしりだ。
ブロンズのおしりが陽の光に照らされてキラキラと輝いていた。
海岸に出た僕は、目を疑った。
えっ？
これ全部？
僕は戦意を失った。
海面を覆い尽くすサーフボード。
僕は、気を取り直して左側方面に少し歩いてみた。
海に近づいた方が水分を含んだ砂で歩きやすい。
そうして、また戻って川が海を分断しているところまで行った。
堤防を上り、先の橋を渡って川の反対側まで足を伸ばした。
川のあちら側は駐車場の脇の道がすでに砂で
僕は何度も何度も靴が砂まみれになるうちに、もう砂のことはどうでもよくなった。
海に近づいてもこちら側はずっとさらさらした砂がつづいていた。
1時間半ほど、こうして海岸を行ったり来たりした。
お腹がぎゅるぎゅる鳴ってきたから、
とうとう僕は諦めることにしてまた駅の方にとぼとぼと向かっていった。
また、電車を乗り継いで、僕は馬堀海岸へ向かうのであった。
これが、リバーストーンへの回り道。
おしりの冒険。