肉が美味しい。ハラミの炭火焼を堪能、ワインも : モン テルセーロ

品川で映画を見て、近場でとスペイン料理を検索、食べログで好評かつ祝日営業かつ予約が前日でとれたのがこちら。
予約時カウンター席だったが7時前に到着して相方がテーブルを所望するとなんとか1卓調整。聞いてみるもんだ。人気店らしく７時半にはほぼ満席、

隣席で生ハム、ムール貝、海老のアヒージョ、パエリアと先行して旨そうな皿が並んでいる.

当方も予め用意した品書きに沿ってオーダー。飲み物はスパークリングワインで乾杯しカバのサングリア（グラスにして良かった、甘すぎ）、ヴィノティントはエルシクロ\3800也を頼もうとしたがリストが変わったとて予算オーバーのラヤ。

結論から言うと、どこかのマダムも推薦されていたハラミの炭火焼が質・量とも良好。これに若いながらフルボディのラヤの組み合わせが良かった。その前後のワインのマリネ、ムール貝、アヒージョ、サラダ、水タコなどはまあ普通。パエリアは旨くはあった。
予算2人で13000を目指すなら以下から水タコ（フロアチーフおすすめだったが）、CAVAサングリア、マッシュルームアヒージョ、生ハムあたりをカットしたい。

サービスはフロアチーフがよく気が付くし、席がすいて来ればパエリアを供するときに卓をひろげるなどそれなりの対応もしていただいた。ソムリエか、ワインの説明も詳しく少し高めを押されても納得感があった。

スパークリング（フレシネ）　@660
CAVAサングリア＠　630　
オリーブ盛合わせ　@480　大小入って手ごろ
水タコのサルピコン　＠980　カルパッチョ風だがインパクト弱い。水タコなのに切り身が小さい。
片口イワシマリネ　@520　小ぶりで良い。が酢と塩が効いてないという意見もある。こりゃ各自の嗜好の問題かも
マッシュルームアヒージョ　＠980　大判直径8-9㎝の1個に刻んだマッシュルーム。前後の皿でエビもいい。
モンサラダ　＠880　量はある。葉物野菜色いろにトマト、ゆで卵、黒オリーブ。ドレッシングが控えめ。ムール貝の煮汁をかけたら旨かった。相方も労働者階級育ちのせいかどうも塩が足らないと不満に感じてしまうようだ。
ハモンハーフ＆ハーフ　2種の生ハム盛り合わせ　＠1280
ハラミ炭火焼　＠1430　量もあり柔らかく、馬鈴薯も皮付きの長崎新じゃがらしきがついて大変結構　値段の引用が間違いかとおもうCP
ミックスパエージャ＠1480　美味しいが肉と比べるともう少し具を盛ってもらってもいいかな、
バニラアイス甘口シェリーかけ　＠４５０　大人のアイス　良心的値段
フレンチトーストアイス添え　＠５００　フレンチトーストって朝食メニューと思い込んでいた

Vinoティント　ラヤ2014年　＠4390　アルマンサ地区の　ボデガス・アタラヤ製　品種はガルナッチャ・ティントレラ70％モナストレイル30％　輸入元稲葉の通販で￥1600　だいたいレストランの出値は市中価格の3分の一というなら相場どおり。

その㈱稲葉さんのサイトから
「少しだけ樽をかけた若いタイプのワインで、ティントレラは若いと強すぎるため、30％モナストレルをブレンドして、丸さを出しています。畑の面積は60ha、標高700ｍ〜1,000mに位置し、土壌は石灰質です。平均樹齢は25年以上、収穫は手摘みで行ないます。発酵前に低温でプレマセラシオンを行なった後、ステンレスタンクで発酵します。熟成はフレンチオークの新樽で4ヶ月行います。ノンフィルターノンファイニング。深いチェリーレッド。熟した果実とフローラルなノートの混ざるエレガントで複雑なアロマ。口当たりはフレッシュ、タンニンはまだ若々しいのですが、とてもバランスがとれています。長くスムーズなフィニッシュです。ラヤは女性の名前で、スペインでは女性らしいイメージを持つ木葉の絵柄をラベルにしました」
「ガルナッチャ　ティントレラは、スペインではアルマンサでしか見られない土着品種です。ガルナッチャの別名ではなく、アリカンテ　ブーシェの別名です。全くの別物で、ガルナッチャとプティ　ブーシェの交配種です。栽培も醸造も非常に難しく、良いワインにするのはさらに難しい品種です。皮だけでなく果肉や果汁にも色がついている珍しい品種で、そのため完熟すればとてもきれいで強い色がワインに表れます。タンニンが多く、ストラクチャーがしっかりしています。畑を買った当初は、メルロやカベルネ　ソーヴィニヨン、テンプラニーリョも植えられていましたが、全てガルナッチャ　ティントレアを接木しました」