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つばめグリル/アルミあま噛みの恐怖
この空冷の我が身を容赦なく冷却し続ける冷気。
紛れもないオーバークールに陥って、ぎくしゃくしはじめた躯に追い打ちを掛けるように、細かいながら、まさか雨粒のドライサンプさえ開始されようとは……
<H24.11.19 pm12:00>
即席混成パーティを国鉄品川駅でまんまと離脱し、独り第一京浜を渉った。天空、アスファルト、道往く人々の表情、それら全てが鈍色に染まる世界を…… 時刻は正午を少々回っていたが、広大なフロアを持つこと店なら、まだゆっくりとした時間を独り、物思いに耽る時間くらいは享受出来るだろうと、最短距離にてやってきた次第である
「つばめグリル」
入り口のドアを力任せに押し開けた野郎独り客に対しても、レジに立つ女性が即応してくれたことが嬉しかった。二階に通されて拡がるフロアの雰囲気は、ライオン、ローマイヤ的路線、所謂“ビヤ・レストラン”と言い切ってしまって間違いはなかろう。正午を僅かに過ぎた時点で、既に半分ほどの卓が埋まっていたであろうか。
過去二度ほどの訪問実績のあるこの店で、過去二度ほど注文実績のある料理を三度、郷に入っては郷に従え、ゲルマン民族のような合理主義を以て、無表情、且つ必要最低限の言葉で速やかに注文した
“つばめ風ハンブルグステーキ” @1,260也
いつものようにトマトのサラダが最初に供された。
一見フレンチドレッシングの掛かった丸ごとのトマトだが、へた部分がくり貫かれてコールスローを詰め込むという仕掛けが施されている。
そして、アルミホイルの包みを大胆に破る儀式を以て、白日の下に晒されたハンブルグステークの上に鎮座ましますは、限りなく柔らかく煮込まれた牛肉の塊り……
――嘘だ
※滑り落ちていた肉をハンバーグの上にナイフを使ってのせ直した、いわゆるヤラセ写真を掲載してしまったことを、深くお詫びしません。あくまでもこれは“演出”の範囲内です
しかし付け合わせのジャガイモがデカい。こいつはもしかして、まさか自分が主役のつもりでいるのか……?
ハンバーグの下にはささやかにインゲン。そしてドミソースといってよいかシチュウといってよいか、肉のうま味が十分に溶け込んだそれは濃厚ながら塩辛くなく、それだけで食べ進んでいけそうな具合。更にコクを加える為か、ベーコンを織り込んでいるようである。
肝心のハンバーグは、当然玉葱等で“かさ増し”したものとは異なって肉感十分なのだが、濃厚でボリウムのあるシチュウの中にあると、もうひとつ何らかのパンチが効いていれば、と思えなくもない
まったくの余談だが、アルミホイルを直接噛むところを想像すると、得体の知れぬ金属的な酸味と歯触りで気がおかしくなりそうになるのは一体何故か。そしてそれを想像するのをやめようとしても、もはや繰り返し繰り返しその恐怖がリピートされるのは、一体何故か。
高所から落ちる夢にはっと目が覚める時、未だ人類が猿だった時代の、木から落ちた時の記憶が呼び起こされてのことだというが、人類が猿だった頃にはアルミホイルは無かった筈だ……
――まあ、人類の祖先が単純に猿だと考えてよいのかどうか、私は知らないが……
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Jackie_m
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Jackie_mさんの他のお店の口コミ
店名 |
つばめグリル 品川駅前店
|
---|---|
ジャンル | ハンバーグ、洋食、ダイニングバー |
お問い合わせ |
03-3441-0121 |
予約可否 |
予約不可 現在座席数を通常時より間隔をあけたテーブル配置の為、 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線または京浜急行本線「品川」駅(高輪口)より、徒歩2分 品川駅から147m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、Diners、AMEX、Master) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T9010001050662 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料なし |
席数 |
192席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可、50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、席が広い、ソファー席あり、プロジェクターあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 夜景が見える、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1930年 |
備考 |
看板メニューである「つばめ風ハンブルグステーキ」が誕生したのは1974年です。 |
お店のPR |
少~大人数での各種ご案内可能!一つ一つ手作りにこだわった料理をお楽しみください!
お店でその日の分だけを挽き肉にした『つばめ風ハンブルグステーキ』が看板商品。 |
関連店舗情報 | つばめグリルの店舗一覧を見る |
初投稿者 |
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―― また投稿の順番をとり違えてしまった。こんなことなかったんだけどなぁ …… の第二段
国鉄大森駅を下りていつもの SEIYU の上の集合映画館まで上がっていったんだけど、こんなこと今までなかったと思うんだけど、目当ての名画座は次の回は既に満席のよう。
私はこの二本立ての一方を既に観ていて、次回からの一本に絞っていた為、どう考えてもそんなには (映画二本分、まるまる約4時間ほど) 待てなく、素早く踵を返した。まではいいんだけど、さてどうしましょうかね ……
<H30.7.21 品川>
「つばめグリル」
そんなことで急いで品川まで戻ることを即決、鳴り物入りで公開中の恐竜映画を、どうせなら立体で、ということで勢い切符をとる。その時に窓口のお姉さんからメガネはお持ちですか ? と聞かれ、遠近両用のなら今かけてます ! とウケを狙いにいく気力もなく素直に流していったら、そしたらなんと、一般一名 ¥2,700 !!
―― これにはインド人もびっくりだわ !
そんなこんな、時間もタイトとなっていて、でも早歩きで例のお店に速やかに突っ込み、そこからの提供時間は老舗の力量に賭けてみることにした。
アイスバインをハーフにできないのか、と注文するお客さんを華麗に受けながす壮年のウェイター氏。
なんでも、前は半分にして提供していたのだけれど、怪我をされるお客様が多くてやめたのだという。半分にするとどうしても鋭利となって口の中を怪我される方が多くてと。
まあそんなこと言ってて、アイスバインっつ~のがなんだか知らない俺だけどね。アイスバーンなら知ってるけど、それは食べ物じゃないからな~
想像するに骨付きのなんかであって、その骨を割ったときに、ちょっと危険な形状になっちゃうということなんだろうけど ……
“ジャーマンハンブルグステーキ” @1,110
“ライス” @200
“ハムとレタスのサラダ” @580
外税で〆て ¥2,041也。
ハンバーグとライスは別料金となるのだとのことで、映画の切符同様、もうヤケクソでやっちまうことにした。
先ずサラダが到着したが、値段も値段なのでそんなはずないと思ってたんだけど、ハムが生じゃないんだろうけど手切りの肉々しいハムで、私としてはこれはちょっと、おっかなびっくりとなっちゃう。罰当たりなこと言っちゃえば、もっとチープなプリマハムの脂身の少ないやつで良かったんだけど …… (笑)。けどサラダをやるのに大袈裟かとも思ったが、卓上のナイフも併用して適切な大きさにして食べすすめれば、それほどの脅威も感じない。
そのサラダを未だ食べきれないうちに、メインのラウンドの黒鉄が到着。もう少し時間がかかると予想していたが、これが老舗の底力というものか。いずれにしても先ずは一安心。
そして上野 ecute 店では影をひそめていたが、やはり大きなジャガイモがまるまる一個添えてある。が、こちらの店には卓上に塩と胡椒ミルが備え付けてあったので、少しも怯むことはない。
私は満を持して、鉄板上に別の器で温められているドミソースを鉄板の上に釈放、器は邪魔なので、テーブルの上に除けた
ハンバーグの下にはざく切りの玉葱。
ジャガイモもナイフ & フォウクで解体しつつ NaCl を降らせながら食べすすむ。ハンバーグ含め美味しいといえば十分に美味しいんだけど、私を“あの時”へとタイムリープさせるには、これもどこかが物足りない。やはりナツメッグが足りないのか ……
気がでかくなってサラダとやってしまったんだけど、量的には、ちょうど付け合わせのジャガイモまるまる一個が余計だった感じ。
それでも食べ切れたのは言うまでもなく、卓上に用意された塩のおかげ ! (今日俺、やけに塩を強調するなぁ。日射病のニュウスが多いからかな。とりわけこれからの日本社会、子供だけは絶対に失いたくない)。
で、滞りなく映画の時間が迫る。
なんだかんだやっぱり完食し、伝票を持ってレジスタカウンターへと向かいつつ、ああ、二千円払ってさらに時間も気にしてたから食べた気しないなぁ、なんて恰好つけたいんだけど、実は狂おしい (恰好つけて言ったけど実はただ苦しいだけ) くらいにお腹いっぱいで満足 ♪
【以下余談】
このハンバーグに与えられたネーミングは“ジャーマン”だが、私の仲間内でドイツへの研修旅行を経験したやつは、こういった肉系は現地ではすべて胡椒と塩で食べさせられるだけでソース的なものが何もなく、しまいには厭きてしまい、醤油がほしくなってくるのだと。
本場がそんな感じだということを鑑みると、少なくともこの料理に与えられたドミソースは“ジャーマン”という名には値しなく、ならばその根拠は必然的にジャガイモ一個となってしまうんだけど (笑) こういった狡猾さもまた、老舗の練達とあっさり了解してしまえば良いのかなと ……