無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-4285-5448
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
お得でしょ
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:https://www.takemachelin.com/2020/02/viaggio-di-sapori.html
レストランの未来はこの業態にある
2017年夏に慶應東門近くにオープンした「ヴィアッジョディサポーリ(ViaggiodiSapori)」。Viaggio=旅、Sapori≒食、ということで1ヶ月おきにイタリア各地の郷土料理を紹介するという試み。我々が訪れた際はラツィオ州特集でした。
これ以上は無いというぐらい感じの良い料理人夫婦がお出迎え。8席ほどのマイクロサイズのお店であり予約は必須。近所の常連多めな地元に愛されるイタリアンレストランです。
ボトルワインは3千円台~と気軽なお店。お料理も殆どが千円台であり、どれだけ飲み食いしてもひとり1万円を超えることはないでしょう。我々は記録的に飲み食いしたのですが、それでもひとり8千円ほどでした。
まずは「元気がでる山盛りViaggioサラダ」。その名に違わず山盛りサイズであり、用いられている食材も豊富。シンプルですが晴れ晴れしい味わいの1皿です。
前菜セット2種。どう見ても4種ですが、名審判は細かなことに拘らず流すもの。手前はゴルゴンゾーラのハチミツがけ。クセは控えめで青カビ系が苦手でも大丈夫でしょう。手前の薄切りはハムではなく「モルタデッラ(mortadella)」というソーセージ。奥のハムは自家製のものであり、ムシャムシャとした食感が肉を食べてる感を煽ります。
ラツィオ州の郷土料理「カルボナーラ」は生クリームを用いない本格派。肉はベーコンでもパンチェッタでもなく「グァンチャーレ(guanciale)」を使用。グァンチャーレとは豚の頬肉いわゆる豚トロを塩漬けにして2、3週間熟成させたものであるため、巷間に流布するカルボナーラよりもコクが強い。細麺ではなくリガトーニ(デカいショートパスタ)を用いるのもローマっ子スタイル。
「メカジキのアグロドルチェ」は日本の甘酢漬けや南蛮漬けのような味わい。それもそのはず「アグロ=酸っぱい」「ドルチェ=甘い」の意であり甘酸っぱい味覚です。メカジキの清澄な味わいに強い酸が食欲をそそります。
勢いに乗ってもう1本。酒屋で1,500円ほどのワインであり、一般的に安いワインは3~4倍で出すお店が多い中、当店は3,000円での提供と良心的。白い花を思わせる香りに複雑で芳醇な味わい。値段からは考えられないほどのボリューム感でした。
肉料理には「骨付き鶏もも肉とパプリカの煮込み」をチョイス。勢いシンプルで素朴な味わいになりがちな鶏肉ですが、クリームとパプリカで実にコッテリとした味わいです。上質なデロンとした鶏の皮は骨のキワが一番旨い。
〆のパスタはアマトリチャーナ。やはり本物志向でグアンチャーレを用いています。トマトやタマネギ、グァンチャーレの旨味がブカティーニ(穴あきロングパスタ)の内部まで入り込み、ペコリーノチーズの塩気と旨味と相俟って絶品であった。
小さいお店なので長居は無用、食べたら帰りましょう。「気をつかってもらっちゃって~、お詫びにグラッパを」と、かなりたっぷりの食後酒をサービスして頂けました。いいなあ、こういうの。余計な従業員を雇わずに目の届く範囲で凝った料理を出して地元民に愛される。レストランの未来はこの業態にあるのかもしれません。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2019/12/viaggio-di-sapori.html
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:https://www.takemachelin.com/2019/12/viaggio-di-sapori.html
口コミが参考になったらフォローしよう
タケマシュラン
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
タケマシュランさんの他のお店の口コミ
ゴーディーズ オールド ハウス(嘉手納町 / ハンバーガー、サンドイッチ)
アラビアレストラン ゼノビア(広尾、恵比寿 / 中東料理)
島キュイジーヌ あーすん(小禄、赤嶺 / フレンチ、カフェ)
TRATTORIA Fragranza(白金高輪、白金台、泉岳寺 / イタリアン、パスタ、ワインバー)
トルネコパーパ(旭橋、県庁前、壺川 / ラーメン、油そば・まぜそば、食堂)
a table(末広町、御茶ノ水、湯島 / ビストロ、フレンチ、ワインバー)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
旅するイタリア食堂 ヴィアッジョ ディ サポーリ(旅するイタリア食堂 Viaggio di Sapori)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、バル、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
03-4285-5448 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
赤羽橋駅から472m |
営業時間 | |
予算 |
¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
当店はカウンター4席にテーブルはひとつのみという極小イタリアン。前回訪れた際もそうでしたが、近所の食道楽で常に満席のお店であり、この日はパっと電話してサっと入れるという奇跡のタイミングでした。
Viaggio=旅、Sapori≒食、ということで1ヶ月おきにイタリア各地の郷土料理を紹介するという試み。今月はイタリアの爪先にあたるカラブリア州特集でした。
せっかくなのでカラブリア州のワインを注文。当店のボトルワインは3千円から始まるところ、4,500円と高い部類に入るでしょう。聞いたことのない土着のブドウが3種含まれるビオっぽい1本でした。
既に軽く食べていたのでパスタから入ります。カラブリア名物の辛口ソフトサラミ「ンドゥイヤ」が入った豚肩ロースとヒヨコ豆のトマトソースを頂きます。パスタは穴の開いたストロータイプのブカティーニ。旨味とコクの強いソースが麺の穴に入り込み、オカズとも言うべき重厚感のある1皿でした。
カルボナーラは生クリームを使わずグアンチャーレを用いた本格派。グアンチャーレとは豚の頬肉の生ハムであり、その辺のジャパニーズ・カルボナーラとは一線を画す深みのある味わいです。ちなみにパスタはそれぞれ1,700円であり、盛り付けの時点で2つの皿に取り分けて下さいました。つまり写真の1皿は850円という計算。お得でしょ。
メインは「鶏もも肉の狩人風」でカラブリアテイストに。レモンとローズマリーで爽快感を持たせつつも、濃厚な肉汁のソースに唐辛子のピリっとした風味が良く合う。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2020/02/viaggio-di-sapori.html