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謙徳蕎麦/エンゼル、天敵、そしてさすらい
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Jackie_m
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Jackie_mさんの他のお店の口コミ
店名 |
掲載保留
謙徳蕎麦 エンゼル店(けんとくそば)
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
JR田町駅or地下鉄三田線.三田駅より、徒歩3分。 三田駅から43m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、iD) QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
75席 (テーブル席78席、小上り席22席) |
---|---|
個室 |
有 (8人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可、50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 2020/4/1より全席禁煙 |
駐車場 |
有 森永プラザビル地下駐車場。割引無し。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 制限なし |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1973年12月15日 |
備考 |
昭和48年12月15日/1973年創業【(株)謙徳蕎麦家】 |
初投稿者 |
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日曜日の夜、午後10時。
いつもの居酒屋からママの鉄板焼き屋に下りる。お客さんはいつものように、最奥に用心棒のTさんただ一人。ママの手からいつものように、何気なくグラスを受けとる。アスペルガー症候群気味の私は、このようにすべてが“いつものように”いかないと、これは社会人として非常に面倒なことだが、そのことに小さくないストレスを感じてしまうのである。
因みに私が自分のこの特異な症状をアスペルガー症候群だと自覚したのはつい数年前のことで、ベネディクト・カンバーバッチ主演「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」という映画を観てからのこと。
それは第二次世界大戦下のイギリスで、優秀な数学者やクロスワードパズル解きの名人が集い、当時連合軍を悩ませていた、人類には解読不能と言わしめたドイツ軍開発の難攻不落の暗号、エニグマの解読に奔走する姿を描いた作品の中でのことなんだけど、主人公のアラン・チューリング(コンピュータの考え方の基礎を築いたという実在の人物)という人の“変わり者性”というか、人とはちょっと違った考え方、協調性に欠ける部分を見て、ああ、これ俺だよ ! って思って、鑑賞後、ちょっと調べたところ、その症例を見つけたのだ
ところがその夜、いつもと違うところが一つあった。
一瞬気づかなかったんだけど、ロックグラスが江戸切り子に変わっていたのだ。何でも、奥に座るTさんが取引先の創業50周年記念だかでもらったものだという。そういえばこないだ、俺はウィスキィはやらないから良かったら使う ? なんて話をしてくれていたような気がする。それはうっすらとGreenがかり、とばっくちが薄くて非常に口当たりが良く、よく見るとクロスされたカットの四角の中に一つ一つ丸が鏡面に磨かれて入っており、普段変化に脅えて過ごす私なんだけど、この“変化”はめちゃくちゃに気に入った。
―― Tさんありがとう ! 大切に使わさせていただきます。といっても割るのはママのほうだと思うけど(笑)
<その翌日 H31.2.25>
「謙徳蕎麦 エンゼル店」
今日は東京と極く一部の地域のみ、午前中は雨との予報であったが、けっこう早い段階から陽が射してきて昼過ぎには快晴となった。
国鉄田町駅を芝浦側に下り、先ずは用事を済ませて戻る道すがら、ウォーキング・ザ・ドッグ・アクションでご飯処を物色するのだが、結局駅まで来てしまった。
駅改札を出たところからフラットに伸びるテラスにエンゼル街への矢印を見付け、それに従ったら森永製菓株式会社さんに突っ込みそうになって慌てる。それが道順なのかなぁとも一瞬思ったんだけど、余所んちの会社抜けるというのもちょっと気が引けて、謙虚に外の階段から地面に下りた。
で、無事地階に潜り込み、例の飲食街へ。気になっているハンバーグ屋は微妙にまばらで微妙にそこへ割り込むしかなく、今日もあきらめることに。結局蕎麦屋に突っ込むことにした。
BGMは、なんかインストゥルメンタルが鳴ってるんだけど、よく分からなかった
“玉子丼セット” @970也。
玉子のイエロウから何か黒い物質が透けているのを認めた瞬間、にわかに絶望する。
もうお分かりであろう。玉子丼に私の天敵である椎茸という物質が混入されていたのである。しかしこの椎茸は、それだけ別に炊かれたものか割り下の色がほど良く染み込んでおり、好きな人には理想的な状態となっていると思う。事実蒲鉾を加えられたその卵と玉葱の絡みは、ちょうど良い甘辛さを持つ割り下のヴァランスとも相まって、そばにセットされる小さいどんぶり(でもこれがそんなに“ミニ”じゃないんだよね)として申し分のないものだと思った。
寧ろ残念だったのは、つめたいそばかあったかいそばかちょっと迷って恐る恐るつめたいのとやったそばが、あ~あというかやっぱりというか、私の良く言う町場の満留賀、長寿庵などでよく見られる“きそば”そのものであったこと。このおそばを使うと、“そのお蕎麦を使う店”という世界から抜け出せなくなってしまうということが、客でありながら大きなお世話かも知れないんだけど、毎度憂いちゃう俺なんだよね ……
―― これだったらあったかいそばにしとけば良かった ……
そば湯はふつうに熱く。
甘めの気持ち強いつゆをそれで割る。それで、何だろう ? 終わりよければすべて良しってやつなのかな ……。これは終わり悪ければすべて悪しで終わるよりも、言うまでもなくはるかにマシなこと。
気付けば箸袋に有効期限なる日付印が押されていて、私はこの場で食事して帰るつもりなのに、いや、というか蕎麦屋の卓に着いたお客であればふつう皆そうだと思うが、何故その場で食べて帰るものに賞味期限が入っているのかと訝ったところ、よく見ればその箸袋はスタンプすることに依り次回時の50円割引券となっており、その期限を示すものであったのだ。
となれば、まあいいんだけど、ちょっとやっかいかなって。
何故ならば、もしもその箸袋を残して去ったなら、俺はこの店へはもうこないよ ! という宣言ととらまえられてしまうであろうから(笑/だってそういうことになるでしょ ?)。だから、私はもうこの店にはこないと思うんだけど(おいおいおい !)[注]仕方なくそれをポッケに放り込み、こちらのお店の方々の目に付かないようにわざわざ御徒町まで移動してから、そっとそれを捨てるわけよ。人は俺のことを協調性がないなどと、またコミュ障などと批判するんだけど、俺はいつもここまで気~使ってんのよ ! 分かるかお前らほんと !(笑)
注) いや、私がこちらの店にもうこないというのは、とりわけこちらに魅力を感じないということだけではなく(お~い !)、孤高のフードライダーとして、日々“さすらう”ということを自らに課しているということに拠る