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店名 |
掲載保留
品香亭
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
JR「田町」駅から徒歩4分 三田駅から178m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
16席 (テーブル16席(2人用×2卓、4人用×3卓)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 ※昼食時は禁煙にご協力をとの貼紙あり / 店内で喫煙する人はほとんど居ない、店内があまりに綺麗で喫煙の店と感じない 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近所にコインパーキングあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ドレスコード | カジュアル。 |
お店のPR |
大正後期から昭和に生きる「品香亭」
古いお店の良さが解る人の懐かしくうちわを煽りながら食す、中華そば 歴史も長く、そのままのロマンを和風出汁の至高の中華そば、餃子は野菜! 何より店内の手入れが良くとても綺麗、女将さんの店を大事にする姿が守り抜く店である。 何かの機会に食す価値あり、後継者が居ないのでご主人と女将さん次第・・ |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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三田図書館とマックのある四つ角。
マックの明るい色とは対照的に、その目の前に地味な色合いの小ぢんまりとした飲食店が立ち並ぶ。
その中で一番歴史のありそうなのが中華の「品香亭」だ。
1年半くらい前、ここで冷やし中華を食べたときに、品のある香りとはほど遠い酸っぱい臭いが鼻につき、料理を味わえなかった記憶がある。
それでずっと足が遠のいてたけど、少し勇気を出して改めて訪問してみる。
昔ながらの引き戸を開けて店内へ。
先客は男性3人。
そのうちの1人と入れ替わるように4人掛けのテーブル席につく。
今日は前回と比べれば臭いは弱い。
なんとなく鼻につくものの、まあなんとかなる。
いつ帰っても変わらないおばあちゃんちのような、昭和の情緒あふれる雰囲気。
壁に張られた鏡の上に麺主体のメニューが並ぶ。
餃子のセットみたいなのがあれば頼みたかったけど、なさそうだから単品で「スペシャル麺」(800円)を注文。
名前が気になって女将さんに聞いたところ、ラーメンに野菜炒めをかけ、その上に揚げた麺をのせたものだそうだ。
サービスのご飯はなしにしてもらう。
3分後にすばやく配膳。
でっかい丼に麺とスープがたっぷり。
「足りなかったらご飯出しますからね」なんて言われたけど、この量ならまずいらないだろう。
醤油ベースのシンプルなスープ。
特別なものは何一つ入ってない、でも間違いのない味付け。
具は炒めた豚肉、ニラ、もやし、ニンジンに、ワカメ、メンマ、細切れの豚肉とチャーシューがのる。
そこに別皿の刻みネギをかけて完成。
具だくさんなのはいい。
麺は黄色さ加減といい、太さといい、ごくごく平凡。
硬さも普通だけど、十分おいしく食べられる。
食べてる間、右手のテレビから参院予算委員会の中継の音声、左からは女将さんが常連客に話しかける声が聞こえ、音が途切れることがない。
ただ、女将さんの一方的なから察するに、常連ではなく一見さんかもしれない。
女将さんは、かつて繁盛していた時代を懐かしみ、同業者がしだいに閉店していく時の流れを憂いている。
その淀みないゆったりとした語り口に引き込まれていく。
聞くところによると、この店は90年以上続く老舗で、西新橋で60年余り、田町に移ってから30年以上営業してるとのこと。
戦時中に焼夷弾を天井に受けながらも店を持ち直したという歴史もあるそうだ。
一時は親戚が次々と店を立ち上げて繁盛したそうだけど、それも今は昔。
今残ってるのはほかに大門の「中華軒」、浅草の「博雅」、銀座の「椿」と、3店舗のみとのこと。
そんな話を聞いてるうちに、厨房からご主人が顔を出してきた。
客席からは手元しか見えなくてわからなかったけど、思ったより若い。
女将さんの息子さんだろうか。
創業した祖父の代から3代目。
身内で継ぐ者がいなければ、いつかはこの店もなくなってしまうだろう。
そう思うと切ない。
女将さんにはまだまだ頑張ってほしい。
[2017.1.31訪問]