きちんと考えられた上で進められるコラボ！ : 本格手打 もり家 東京店

【2020年2月27日再訪問】

最近の中では少し帰りの遅くなった木曜日の夜。寄り道をせずに帰ろうか…と思った時に真っ先に頭に浮かんだのがこちらのお店。ドリンク無料券もまだあったな〜との下心も働いての事でしたが、それよりも先に食べたくなったのが、以前に感激した「ネバうま納豆うどん」なるメニュー。これを求めてお店に到着したのは夜の８時を15分程回った頃。この日はカウンター席がほぼ満席に近い状態で、初めてテーブル席に通されました。「生ビール」と訪問目的となったメニューを注文すると「10分程お待ち頂きます」と。ビールを飲みながら待つ事が出来るので全く構いません…と、今度はこのメニュー、温と冷があると…前回、冷だった気がしたので、今回は温でお願いしました。結局15分強待っての到着です。

先ずは、温かさで鰹節がゆらゆら踊るうどんをよく掻き混ぜてから食べます。温でこそよく分かるこちらのうどんの美味しさ。舌触りと噛んだ時の弾力と食感が、やっぱりそこいらのうどん屋とは違う。そこに「日本橋ゆかり」の「万能納豆タレ」がプラス。これだけうどんにも合えば、本当に万能だと思うし、この美味しさはもう、発明と言っても良いのではないでしょうか…？うどんの量を1.5倍にして貰ったにも拘らず、ネバネバ群を残してあっという間に完食です！

そしてそのネバネバ群の中に温玉を投入。更に掻き混ぜてご飯の上に載せれば、ネバネバ丼の出来上がりです！このメニューにはたくあんも載っている為、ご飯と合わない訳がありません！ネバネバ群は沢山盛られていた為、ご飯が余る事もありませんでした。トータル、温で良かったかも。

この日は少しお客の入りが確認出来たので、ひとまず安心。無くなっては困ってしまうお店なんで。然程待たずに食べられるのは有り難い事なんですけどね。

ご馳走様でした。

【2020年1月22日再訪問】

この日は珍しく夜の８時前に会社を出る事が出来た日。たまにはゆっくりと晩御飯を食べて帰ろうと、すっかりお気に入りのこちらのお店へ訪問。こちらのお店、私の中では東京ではかなり上位に位置付けられる美味しいうどんが食べられるだけでなく、毎回生ビールの中ジョッキをプレゼントしてくれるという凄いお店。本当にご褒美感覚での訪問です。

平日の８時少し過ぎに到着すると、先客はたったの２名。これ程のお店が毎回空いているのは本当に不思議。香川では名店らしいのですが、存在すら知られてないのでしょうか…？

私がいつも好んで食べているのが「日本橋ゆかり」とのコラボメニュー。季節毎に変わって行くのも魅力の一つ。この日もお初となるメニューが。その中から「しっぽくうどん」を注文しました。香川県未訪問の私には全く知識がありませんが、どうやら讃岐の冬の代表的な郷土料理との事です。「出来上がり迄10分程お時間頂きます」とのコメント通り、本当にちょうど10分の待ち時間での到着です。その間にビールで愉しみます。因みにこちらは「サッポロ黒ラベル」。注ぎ方も良いのか、泡加減が良くて本当に美味しい。有難や…。

で、肝心のうどん。改めてなんですが、美味しいうどんって温にしてこそ、その凄さがよく分かるな〜と。舌触りと食感が違うのは当然でも、それが食べている間中続くのはやっぱり技術かな？と。硬さを感じる訳ではないのに、歯応えを感じる程の弾力性。これはやっぱり、このレベルともなると、関東では限られてしまうと思います。

大根や人参や牛蒡等、沢山の野菜が入ってその旨味を十分に含んだつゆは、まるで雑煮系の様な出汁で「年越しそばの代わりに食べる家庭も」というのにも納得。具沢山でお腹いっぱいになるも、その美味しさからつゆ一滴も残さず、完食してしまいました。今回も満足です！

ビールも飲んでおきながら、今回もサービス券のお陰で無料になり、支払は千円でお釣りが…。

ご馳走様でした。

【2019年12月24日再訪問】

何故こんな事になったか…突然に私を襲った胃腸炎。点滴後水を飲める様にはなったモノの、食事は一切出来ず…が気付けば丸２日。「食べないとバテるかな…？」との思いから、身体に優しいであろう、美味しいうどんを提供してくれるこちらのお店へと向かいました。

店前のメニューでオッと！目に飛び込んで来たのは「純白淡雪UDON」なるモノ…。お馴染みの「日本橋ゆかり」とのコラボメニューで何とクリスマス夜限定との事！…となれば、他に選択の余地は無く…これを注文。しかもプラス150円で温玉とご飯も付けて貰う始末…。胃腸炎は何処へ…？

15分程の待ち時間で到着。確かにスノーホワイト感！出汁を一口…ドロっとザラっとパルメザンチーズ。クリスマスとは言えども、載っているチキンはササミの鶏天。こちらにも醤油系のタレに漬け込んで、味が濁らない様に工夫も。しかし、やっぱりこちらで美味しいのはうどん。今迄、こちらでは冷メニューしか食べていなかったので分かりませんでしたが、温メニューであっても、その表現を変えつつもやっぱり美味しさは変わらない。途中、チーズ増しをして愉しみは更なる高みへ！…しかし、それと共にキツく感じ出す重さ…。

うどんを食べ終わった丼にご飯と温玉を投入して掻き混ぜ、実食！美味い、重いけど美味い！それが美味いけど重い…に変わって行き、途中でギヴアップ…。そりゃそうだよな〜２日間何も食べれない状態でいきなりチョイスするメニューではなかった…。でも、そんな中でも、途中迄美味しいと思いながら食べられたのは、やはりこちらの底力ゆえ！

残してゴメンなさい。美味しくなかった訳ではないんで…。

ご馳走様でした。

【2019年9月2日再訪問】

予定より少し帰りが遅くなったこの日…とはいえ、いつもよりは逆に少し早かった事もあって、晩御飯をゆっくり食べて帰る事に。そう思った瞬間に頭に浮かんだのがこちらのお店でした。到着したのは平日夜の８時過ぎ。入店しようとすると、ドッと団体客が出て来て、店内にいる先客はカップル１組のみ。タイミングとしてはかなり良かった様です。

静かな中、メニューと睨めっこ。最近、美味しいうどん屋では必ずと言っていい程、食べている醤油うどん。こちらもその例外にあらず…でしたが、何故かこの日は冒険したい気分。…で、ピンと来たのが「日本橋ゆかり」とのコラボメニューの中から見つけた「ネバうま納豆うどん」なる商品！とにかく私は夏になると、ネバネバ系がどうしても食べたくなるタチ。それでチョイスしたのですが、注文した直後に思ったのが、一流割烹のお店の味を好きなうどん屋とコラボさせて1,350円とは、何とも素晴らしいという事。到着が待ち遠しい。因みにこのメニューには、お願いをすれば、白ご飯と温泉たまごを付けてくれますし、他メニュー同様、うどんの量は１玉の「小」か1.5玉の「中」かを選べるので全て付けて貰った上、量は後者でお願いしました。更には今回も生中をプレゼントして貰う事にしました。

３分もしないで出されたビールを飲みながら待つ事10分弱。テンションの上がる見た目の料理が到着しました。うどんを覆い隠す様に載せられた山芋とオクラ。その上に掛けられている鰹節の下には納豆が。よく掻き混ぜて口に運ぶと…なんだ！このタレ！メチャクチャ美味しい！そう、これが「日本橋ゆかり」の「万能納豆タレ」！納豆との組み合わせとしては初めての味。これが納豆だけでなく、うどんにもバッチリ合う！これを試しに来るだけでも、価値があると思います！それにしても、やっぱり凄いと思わせてくれるこちらのうどん。そんなタレを味方にし、納豆・オクラ・山芋・温玉といった個性の強い面々に全く負けておらず、きちんとその存在を味と食感で主張して来ます。さすがのコラボです。

因みにこのうどんに載っていたモノで若干不思議感があったのが、漬物。…これは付いて来たご飯を入れろという指令なんでしょう…そう思い、投入してよく掻き混ぜれば、ネバネバ丼の出来上がり。これが美味しくない訳がありません！

レジでドリンク無料券を渡すと、回収しつつ、また新しいのをくれました。それでなくても、また通いたくなるメニューを見つけたのに…。また近い内に来ます！

ご馳走様でした。

【2019年7月22日再訪問】

前回、丁寧ながらもリーズナブルなうどんに舌鼓を打たせて貰ったお店。やっぱり、この手のうどんは舌触りから愉しみたいので、今回も「醤油うどん(冷)」目的での訪問です。ただ、改めてメニューを見ると、初訪問の際に天ぷらが美味しかった事も思い出して「醤油天ぷら(冷)」を注文しました。それと結果、プレゼントとなる「生ビール(中)」も。

平日の夜９時前と、ラストオーダー迄はもう少し時間があるにも拘わらず、比較的閑散としている店内。場所が悪くて目立たないのかな…？私のお気に入りのお店なんで、お客が少ないのは好ましい事なんですけどね。

ビールは直ぐに出され、10分弱でのうどんの到着となりました。薬味と一緒に出汁醤油をうどんに掛けて、さあ、実食。こちらのうどんの嬉しいところは表面が少し柔らかくて弾力の強い事。大阪で食べて感動したうどんに通じる美味しさがあります。それが一番よく分かる食べ方が私にとってはこの「醤油うどん」。お隣の新橋にある人気店、「おにやんま」でも同じ印象を受けましたが、うどんそのものでの勝負となると、やっぱり私はこちらの方が好きかな？

天ぷらもこちらかな…？先ず、海老がサイズからして全然違うんで。揚がり具合も文句ナシ。衣はカリッとサクッと、本体は少しレア加減の食感を残しながら、ジューシー。まさに私好みの揚がり具合でした。「野菜天３種」の内訳はサツマイモとカボチャと大葉。いずれも天つゆで頂きました。

やっぱり、千円でお釣りの来るクオリティでほないな…と。これに生中が貰える訳だから、やっぱりコスパが良い。この時間帯しか知りませんが、静かだし…。

会計の際にドリンク無料券を渡すと、今回は回収…と思ったら、新品の券を新たにくれました…また来なきゃ…。

ご馳走様でした。

【2019年7月10日再訪問】

「通う事になりそう！」としながらも、４ヶ月も訪問を空けてしまった同店。山手線に乗って帰る途中、携帯電話が鳴って途中下車したのが浜松町駅。滅多に降りない駅なだけに、同店を真っ先に思い出し、訪問する事にしました。

夜の９時過ぎに訪問すると、ラストオーダー直前だったせいか、先客は２名のみ。「醤油うどん(冷)」に「小豆島のつくだ煮ごはん」を注文しました…と、ここで前回訪問の際に貰ったチケットを思い出し、店員さんに見せながら聞くと、なんと日本酒以外の飲み物の引換券であるとの事。券面に書いてあるのを確認しながらも、恐る恐る「生ビールも大丈夫ですか…？」と聞いてみると、大丈夫との事！プレゼントして貰う事にしました。

５分でつくだ煮ごはんから到着です。そして１分後にうどん到着。そのうどんに遅れる事数秒でビールは到着したのですが、最後に到着した為に、料理に手を付ける事はそれ迄出来ずじまいで…。しかし、旨いサッポロ黒ラベル。これがタダとは本当に嬉しいプレゼントです。

うどんそのものに大根おろしを載せて、醤油で食べるシンプルなメニュー。薬味はネギとゴマ。生姜とすだちで調整しながら食べ進めます。ん〜…やっぱり美味しい。小豆島の拘り醤油や各種薬味のサポートが無くても、それだけで美味しいうどん。やっぱりこちらのうどんの食感は格別です。サイズは1.5玉となる「中」をチョイスしましたが、私にはちょうど良い感じ。因みに１玉の「小」と同料金で提供して貰えますが、これで足りない方は100円プラスして２玉の「大」を頼む事になります。

そして小魚と海苔のつくだ煮。思ったより多めでやや硬めのご飯に載せて食べます。これも美味しいけれど、やっぱりこちらではうどんの美味しさに掻き消されてしまいます…。

食べ終えた後、レジで例の券を見せると本当にうどんとご飯の料金だけに…。締めて800円。これで580円の生ビールがプレゼントされるとは…。しかも、「次回、またお使い下さい」と返されました。凄いな、うどんだけで通いたくなるのに、毎回生ビールもサービスして貰えるとなると…。

ご馳走様でした。

【2019年3月12日初訪問】

浜松町駅「金杉橋口」を出たら、すぐ右手の「第一京浜」に向かう道の左手にあるお店。瀬戸内の店舗に特化した？ビルである「ポンテせとうみ」の２階にあります。

この日、たまたま食べログチェックをしていて、浜松町で食べログ点数の急上昇していた同店を発見。平日の夜８時半少し前に訪問しました。先客は２人組が２組のみ、楽しそうに飲みながらの食事をしていました。

悩んだ末、注文したのは「ぶっかけ天ぷら」を「冷」で。10分程の待ち時間で到着です。

私のイメージ通りの讃岐うどんと言えばいいのでしょうか？とにかく、モチっと弾力の強いうどん。食感は最高です。ただ、大阪で出会った、私の中のハイクオリティなうどんと比較するとどうか…。あっちは、中硬く、周り柔らかくという強弱をつけた見事なコシの強さだったんで。とは言え、過去私が都内で出会ったうどんとの比較ではかなりの上位レベルです。出汁も、いりこ・昆布・節の味が良く出た旨味の強いタイプ。大根おろし・ネギ・生姜で食べますが、すだちがやはりポイントですね！このうどんだけでかなりの満足度が得られると思います。

何でそういう言い方をしたかというと、それに付いて来る「本日の天盛り」が都度揚げの想像以上のクオリティだったからです。大葉に南瓜にサツマイモでは、揚がり具合とかでしか、その良さの確認はし難いですが、とにかく海老が素材からして想像以上。普通、この手の金額のお店であれば、小さい海老に大きく衣を付けて…という感じになりがちですが、こちらの海老は海老天丼にも使えそうなサイズ。調理も良く、表面カリッと中はジュワッとで美味。この内容は嬉しい限りです。

私は浜松町ってラーメン不毛の地でありながらも、他ジャンルではクオリティの高い名店の多い場所だと思っていますが、まさにそこを代表する新星の登場といったところでしょうか。こちらは通いそうです。

ご馳走様でした。