【取材馬鹿一代日記】鶏ポタ　ラーメンTHANK＠大門”本”編 : 鶏ポタ ラーメン THANK

2012年1月7日に投稿した下記（---以下）のレビュー及び写真が削除されました。
未食とはいえ少なくとも他所にはない情報を盛り込み投稿したつもりですけどねえ…無念。
食べログを始めネットでの「ラーメンTHANK」の実食レポを隅々まで拝読すると
ボクがお店の方に取材した内容とは曖昧な上、微妙に食い違うものが発信されています。
正解がないのが現状ですね。まあ、これからボクが書くことは100％正解とは限りませんが、
なるべくそれに近づけるよう自分なりに努力した痕跡を示せると思う。

2012年1月12日14：25着入店で先客3：後客2（この時点で全部入りの特製は売切れ）。
木材と白を基調としたゆったりと時間が流れるカフェ風な店内。
スタッフは同じ黒いTシャツを着用した若い男性3人体制、料金前金食券制、
卓上にはホワイトペッパー・白胡麻ミル・特製カレースパイスを配備、
ハンガーラックは見つけ難い狭いスペースながらも入口近くのトイレ横に備える。

先日未食で削除された悔しさをバネに前言撤回して追加取材し収集した情報を対話形式でお送りすると
↓↓↓
店「麺のかたさは硬めと普通から選べますが？」
九「お勧めは？」店「硬めです」
九「メニュー裏面に記した5種類以上の野菜というのは例えばじゃがいも・人参・玉葱なんかのこと？」
店「お客様の言われた野菜を含み、今日は9種類の野菜をじっくり煮込み鶏と合わせました」
九「卓上のカレースパイスだけど、どのタイミングで入れたらいいわけ？」
店「はい。残りスープにライスを放って〆の雑炊にしてから小匙2杯ほど加えていただくと
野菜の自然な甘さとスパイスの辛さが相まって美味しいと思います。
それからスパイスはもう少しスープと合うよう配合を改良する予定です」
とのこと。

「鶏ポタラーメン特濃（麺硬め）」680円
美麗に白濁したスープは前述の根菜を軸としたやさしくポッテリとたわわに煮出した野菜ポタージュが横たわる。
それを追うように大山地鶏のまろやかなコクの舌を渦巻くコラーゲンが”ズズッ！”と迫りくる。
ミネラル分と旨味を豊富に含んだ沖縄の自然海塩を使ったカドのない塩ダレは出しゃばることなく、
素材の持ち味をググッと前へ前へと引き上げる。
東村山の「あさひや製麺所」製の道産小麦100％のストレート極細麺（一玉130g）は
低加水の博多風。プツンと歯切れがよく、ヌメヌメと粉の風味が活きた香り豊かでダレにくい良質な麺だ。
具はほんのり甘さが染み込み表面をオーブンでこんがり焼き上げた絶品の骨なし手羽先・
胡麻風味がちょっと強く感じる穂先メンマ・万能ネギ・海苔といった構成。
その後、「替玉」100円→先日振られたお詫びとしてショップカード提示でサービスと
残りスープに「ライス（小）」100円を放りカレースパイス2杯を加えて
雑炊にして丼を舐め尽くすように最後までおいしく堪能。
（カレーにチーズをブレンドしても合いそうな感じ）

野菜限定で仕込んだベジスープを除いて、ここまで大地の匂いがプンプンする
ズッシリ重たくリッチな野菜の素朴なおいしさを体感できるラーメンは初めてだけに感動した！
また巷でいわれるほどチグハグ感やバランスの悪さはなく、
スープ・麺・具のパーツパーツが三位一体がっちりスクラムを組んで隙のない味わいを構築していると思った。
が、特濃に限ってはポタージュ、クリームシチュー感覚で寒い冬に食べるには
心と身体がポカポカ温まっていいんだけど、夏にこれは食べたくないかな。
その辺が今後の課題でしょうか。
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＝＝＝＝＝削除させていただきました口コミ内容＝＝＝＝＝

「【スープ完売で振られたため仮UP】鶏ポタラーメンTHANK＠大門」
ネットでいろんな方の実食レポートを散見すると、
まだ不安定なのか賛否がまっぷたつに分かれる。
特にオープン当日に訪れた人はオブラートに包んで評しているもののズタボロですな。

そんなわけでしばらく見送ろうかと思ったのですが、
そういえば楽観＠西麻布の珀（塩味）をまだ食べてなかったことを思い出し
セットで行くことを目論み14：15ぐらいに「ラーメンTHANK」に到着するも
残念ながらスープ切れ終了で撃沈。

スタッフから申し訳ないと謝られて、そのお詫びとして
次回来た際に提示すれば替玉をサービスしてくれるというショップカードをいただく。
ついでにこのままでは帰れないとどさくさに紛れてまだネットにない情報を取材してみた…
・無化調塩味の鶏と野菜の鶏ポタージュスープの使う鶏は「大山地鶏」を使用。
・【特濃（素材感あり）】・【中濃（適度なとろみ）】・【あっさり（さらりとした食感）】、
　から選べるスープのお勧めは「特濃」でその理由は
　「スープ自体濃厚で飲み応えがあるし、麺にスープがかっちり絡みやすい」とか。
　特濃=素材感あり。中濃=適度なとろみ。あっさり=さらりとした食感。
・製麺は店主の修行先でもあるせたが屋系列の中華そばふくもり＠駒沢大学や先に独立した進化＠町田も
　使う東村山にある「あさひや製麺所」に発注（一玉130g）。
まあ店内にある口上書きの内容が充実しているようですからボクが取材したのはこれだけ。
リベンジを果たしても他にもう取材することはありません。