雰囲気と料理のギャップは都内随一！？驚きの連続を楽しめる、コスパ最強の絶品フレンチ割烹料理店！ : ほ志の

☆オススメポイント☆
①豪華食材を盛り込んだコースに飲み放題がついて10,000円ピッタリというコスパ最強コース
②絶品創作フレンチ割烹料理が人気の予約困難居酒屋

【オススメ利用シーン】
デート・友人/知人/職場の人とのご飯・宴会

【メニュー】
「スペシャルコース(10,000円)」
※2h飲み放題付

【1枚目】
「生ハム ブラータチーズ 季節のフルーツ」

最初の一品にして、最も雰囲気とのギャップを強く感じたのがこちら。
まさかこんな老舗居酒屋風の雰囲気で、港区のイタリアンで出てきそうな美しい見た目の一品が出てくるとは。

たっぷりの生ハムと季節のいちご、そして大きなブラータチーズが乗ったもので、いちごの甘味の酸味、生ハムの塩味、ブラータチーズのまろやかな口当たり、全てが絶妙に混じり合い、ハーモニーを奏でる。
個人的には、バルサミコ酢がアクセントになっており好印象だった。

【2枚目】
「新玉葱の冷製スープ」

こちらもフレンチでよく登場するビシソワーズ。
ベースは新玉葱で、とても甘味が濃厚。
そこにオリーブオイルの香り、そして富山県産白海老、キャビアの塩味がさらに甘味を高めてくれる。

【3〜4枚目】
「オマール海老の茶碗蒸し」

美しいオレンジ色が輝くこちらは、オマール海老のビスクソースをかけた茶碗蒸し。
フレンチの完全に寄せるのではなく、程よく和のエッセンスを加えているのもこちらの料理の特徴。

オマール海老のビスクソースは海老味噌の濃厚な香りが詰まった濃厚な口当たりのもの。
ただ、茶碗蒸しは非常にあっさりとした味わいで、全体としてはとても軽い口当たりといった印象。

【5枚目】
「ホワイトアスパラのソテー」

そろそろシーズンも終了しようとしているホワイトアスパラをソテーし、大量の桜海老、ミモレットチーズをかけた贅沢な一品。

熱が入ったホワイトアスパラは、ただでさえ甘味が濃厚なのに、桜海老やミモレットが加わることでさらに昇華する。
ホワイトアスパラを最も美味しく食べる組み合わせなのではないだろうか。

【6枚目】
「ホタテと春野菜のポアレ」

こちらは春を少し先取りした爽やかさのある一品。
身の引き締まったホタテを、「ポアレ」という油やバターで蒸し焼きにする調理法で仕上げたもので、とてもいい香りがホタテに染み込んでいるのを強く感じられる。
また、ホタテの上に乗せられたトマトサルサの酸味が、ホタテの素材の甘味を引き立てている。

春野菜もかなり豊富にラインナップされており、定番の菜の花、インゲン、蕪、そしてじゃがいもと、様々な角度から春を感じられる。

【7枚目】
「牛ハラミとフォアグラのロッシーニ」

メインはフレンチの王様的な料理「ロッシーニ」。
非常に柔らかく、肉の旨味が凝縮された牛ハラミと、臭みが全く感じられない濃厚な味わいのフォアグラを同時食べるという贅沢を極めた料理であった。

また一般的には、トリュフはソースに少し含まれているくらいの量だが、こちらのお店ではトリュフを細かく刻んで、満遍なくたっぷりと感じられるようにしてくれている。
刻むことでトリュフの表面積が増え、香りがかなり強く感じられる。

ここまでの贅沢食材を使用した料理が、10,000円のコースに出てくるのは破格である。

【8〜10枚目】
「季節の炊き込みご飯」
「デザート」

やはり〆は和の要素を強めに、土鍋炊き込みご飯が登場。

この日は旬の春子鯛を使った炊き込みご飯で、ご飯にかなり強く鯛の香りが移り、非常に美味しい。

鯛の甘味も米に染み込み、冷めても美味しくいただけた。
余った分はおにぎりにしてもらえるので、幸せを延長するのもありである。

デザートは、これまたフレンチ要素に戻り、ガトーショコラとバニラアイスを楽しめる。
濃厚ながらもそこまで重すぎない口当たりのガトーショコラで、苦しいという感覚にもならない工夫が施されているように感じた。

【まとめ】
清澄白河駅周辺の下町エリア、「深川江戸資料館」の近くに店舗を構えるのがフレンチ割烹「ほ志の」さん。
こちらのお店は2017年11月に店主の「星野 直人」氏が実家の寿司屋を改装して開業させたお店である。

「星野 直人」氏は、今人気の「牡蠣入レ時」さんなどの斬新なコンセプトの店舗を手掛ける「フードアーキテクト」にて取締役を務めていた事のある方だそうで、元々はホテルのフレンチや街場のレストランなどでも経験されていたという飲食一筋の方。
これまでのフレンチ&イタリアンの経験に加え、実家がお寿司屋さんということもあってか、和のエッセンスを加えた料理を提供することを決めて独立したのがこちらの店舗である。

その独創的で、高級食材もふんだんに使ったフレンチ割烹料理を、下町価格で提供していただけるスタイルに口コミが広がり、開業間も無いタイミングから今まで人気は上昇し続け、今ではやや予約が難しくなっている。

この日は平日の20:00に予約をして訪問。
今回は2時間の飲み放題がついたスペシャルコースを注文。
贅沢な食材をふんだんに使用した料理が8品登場し、その上飲み放題もついてこの価格はかなりコスパがいい。
こちらのコースの他にも6,600円のコースのご用意もあり、さらにリーズナブルなものも存在する。

アットホームで下町らしい雰囲気の流れる、渋い店舗の内観からは想像つかないようなオシャレなお料理の数々、そして美しい器に驚き、記憶に残ること間違いなし。
一度その肌でこのギャップを体験しに行ってみてほしい。