ファイナル・カウントダウン : やじ満

築地場内市場は再来週10月10日で終了。10月11日より豊洲市場がOPENとなります。いよいよ、最終コーナーを回った築地市場は、最期の雄姿を舌に焼き付けようとする客で溢れています。

70年の歴史を誇る、矢島さんの中華食堂『やじ満』も、いよいよ移転です。今年は、例年より早く、９月15日からかきラーメンが登場しています。
お店と別離、本当の〆のラーメンも、これしかありません。

■かきラーメン　1,300円
■チャーハン　　　780円　

半チャーハンが無いので、レギュラーの炒飯を知り合いと二人で、分け合いました。グリーンピースが乗った、可愛い一品。
ご飯はパラパラ、細かく切った人参が入っているのが特長、叉焼たっぷり、濃い目の味付けで上手いです。

牡蠣ラーメン、どでかい牡蠣が５個。軽く焼き目が付いているの、炙ってから、投入する手の込んだ仕込みです。
スープは意外とさっぱり、濃い味ではありません。キクラゲ、ニラ、玉葱、筍の細切りがコクをプラスしています。
思い出の味、決して忘れません。

人気の焼売は12時半には売り切れ。
今回、かなり迷った「汁なし坦々麺」。最近、グングン人気上昇中の様で、豊洲ではこれを食べたいと思います。

（2018年9月26日）

築地場内、ジュニアーズ一押し、昭和レトロな中華料理店。築地は大方海産物の店に行くので、ここは、比較的、空いてるほうです。「焼売」が有名ですが、築地市場内と云う、恵まれた食材を活かした、季節限定の麺物も、お奨めです。

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（2017年11月再訪問）
この春、築地ラストと思って食べた「かきラーメン」＆「焼売」に 三度 ありつけました。
有難いが、どこか複雑… ご馳走様でした。
■かきラーメン（塩）　1,300円
■焼売２個　　　　　　　300円

ちょっと値上げされていて、やれやれって感じですが、今年の牡蠣はふっくら身が詰まって、特に美味しく感じました。
炒めた玉葱もいい具合で、年とともに、美味さは増している気がします。

アディオス、牡蠣ラーメン！！
また逢う日まで。

昨年OPENした「築地魚河岸」も紹介している日記もご覧ください。
https://tabelog.com/rvwr/000935265/diarydtl/146055/

築地場内、ジュニアーズ一押し、昭和レトロな中華料理店。築地は大方海産物の店に行くので、ここは、いつも比較的、空いてます。「焼売」が有名ですが、築地市場内と云う、恵まれた食材を活かした、季節限定の麺物も、お奨めです。

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（2016年12月再訪問）
この春、築地ラストと思って食べた「五目そば」＆「焼売」に 再び ありつけました。
有難いが、どこか複雑… ご馳走様でした。

築地の最新設備「築地魚河岸」を紹介した日記もご覧ください。
https://tabelog.com/rvwr/000935265/diarydtl/146055/

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（2016年3月再訪問）
築地の「やじ満」での最後の「五目そば」を戴きました。冬季限定の為、ぼちぼち終わりを迎えるメニューゆえ、築地のこの店では、ジュニアーズにとって最後の五目そばです。感慨、深い！
しみじみ味わって戴きました。ご馳走様でした。

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（2016年2月再訪）
旧正月真っ只中、爆買集団を押し退け、築地場内市場へ。お目当ては、この冬初めての牡蠣ラーメン、それも、味噌味！注文すると、ニンニクを入れますかの確認、「もちのろん！」だべさ！！

大きな器の中には、牡蠣が4個、それもパソコンのマウス位のサイズ。迫力の半生で、貝柱はさっくり、中はとろ〜りのメディアム・レア。
濃い目の味噌味を、ニラ、キクラゲ、玉ねぎ、たけのこ、葱‥等の野菜が優しく包む。

■牡蠣ラーメン 味噌味 1,250円
1,200円の塩味より、50円分以上に美味い気がした。
価格は安くありませんが、ボリューム満点で満腹、満足度高しです。

◆ジュニアーズの築地食堂ガイド＝寿司以外のレストランを中心に紹介★要注目★この店で入手の豊洲市場での食堂配置図もいち早くUPしています。
http://tabelog.com/rvwr_design/diary/entry?did=89881
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（2015年4月再訪）

春から夏の季節限定商品、浅利ラーメンのご紹介。
■浅利ラーメン　1,150円
■焼売・２個　　　300円
麺はラーメン、五目麺‥と同じです。塩味のスープも、五目に準じます。
貝付きの浅利、そして、筍、キクラゲが入って、正に春の料理。
ニラ、長葱、玉葱、生姜‥すっきり、さっぱりのスープのコクが増しています。

春なのに寒風吹きすさぶ日、入ると温かいお茶、食べ終わると冷たいお水が用意されていました。
野暮天ばかりの築地には珍しい気配り、有り難いですね。
これで「やじ満」の季節限定麺は、冷やし中華を残すのみ‥。夏が待ち遠しい‥です。

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（以下　2014年11月訪問記）

食材に恵まれた築地市場の地の利を活かした、冬の名物をご紹介します。
冬に「やじ満」と云えば、「牡蠣ラーメン」ですが、もう一品。冬季限定の名物が五目そばです。

■五目そば　　1,300円　冬季限定（帆立入り）
五目探検隊のジュニアーズ、久しぶりの【五目が何か】の検証です。
しかし、この店の五目そばには、10目も入っています。

①帆立、②海老、③イカ、④叉焼、⑤椎茸、⑥蒲鉾、⑦ナルト、⑧玉子焼、⑨煮玉子 、⑩海苔
更に、ランク外＝豚肉、キクラゲ、筍、さやえんどう、白菜、人参、ネギ

中華そばで、1,300円は高額ですが、これだけ入っているので、ボリュームも通常ラーメンの1.5人前の感覚。
麺はキリッと細身で歯応えよく、スープはサッパリ澄み切った黄金色。
ボリューム満点だけに全て食べ切ると、体がポッカポカに火照ってきます。
木枯らし吹く冬の寒さを凌いでで働くには、これは必要な料理なんですよね。

*****この他のメニューを紹介******
□ワンタン麺　　　800円
□チャーシュー麺　900円
□ニラそば　　　　950円　人気No.1
□ニラ玉麺　　　1,000円　人気No.2　とろとろあんかけ卵　
□リゾット炒飯　　900円

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（2014年5月再訪門）
築地の市場内、魚がし横丁の８号館。観光客でごった返す中、観光客相手ではなく、地元のお客さん相手に商売を続ける数少ないお店です。何が違うって値段です。観光客相手の店は単価2,000円超となり、地元相手だと1,000円と、倍位に違います。

本日戴いたのは、
■中華そば　520円
■焼売２個　300円
　
消費税の上昇で若干値上げがありましたが、中華そばの520円は今どき、あり得ないお値段です。
中華そばは、昔ながらの素朴な江戸前醤油味、具材もネギ、叉焼、メンマのシンプル。しかし、メンマはたっぷりです。
焼売は、やはり、格別！
中身はほとんど豚あら挽き肉とつなぎ、炒めてある玉葱から甘味が出ていますが、肉自体の甘味が物凄く、築地一番の焼売です！

※私の二番は、テリー伊藤さんが一番と云った「幸軒」です。
http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13012793/dtlrvwlst/
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築地の食堂に詳しい。それは、昔は通人としての誉だった気がします。しかし、今や築地の旨い店ガイドは山の様に売られ、場内（築地は大きく場内・場外に分かれます）ですら観光客でごった返し、中国語やロシア語が乱れ飛んでいます。

築地場内を訪ねた事が無い方は、ぜひ、どうぞ！
そこは、まるで映画『オールウェイズ／三丁目の夕日』の世界。
建ち並ぶ長屋、ひしめき合う寿司屋、吉野屋一号店、洋食・泰明軒に、オムカレーの豊ちゃん。昭和がそのまま残されていて、中高年には、愉しい限り！
市場は移転させない方が良いと思うのですがねぇ～、都庁勤務の官僚の皆さん。

さて、そんな市場の場内、この冬の季節に戴きたい料理が、二皿あります、一皿目は「高はし」のアンコウ煮つけ定食。もう一つが、「やじ満」の【牡蠣ラーメン】です。多くの食材には旬があります。
■牡蠣ラーメン　1,200円
お茶、スイカ、トウモロコシ、栗、松茸、アンコウ…そんな季節の味覚の代表が冬の牡蠣でしょう。

しかし「やじ満」に来たら、まず【シュウマイ】。
■焼売
ふっくらとして、肉の旨み甘みを引き出した自家製の焼売。ここでは、あの目障りなグリーンピースが居ません。政治も料理も、無駄は省くべし！ホタテ貝柱を足すとか、そんな小技ではなく、肉の旨みの最高に引きす、これこそ、シュウマイ！

そして、本日のメイン。冬の味覚【牡蠣ラーメン】。
大きな牡蠣が、五個もゴロゴロ。うっすら片栗粉の衣を纏い、下ごしらえされた牡蠣は、プリップリに膨らんでいます。韮と筍が入った塩味のスープは気取らないけど、美味みたっぷり。牡蠣から浸みでた旨みが、存分に出汁に浸みこんでいるのです。

最後に、この店の魅力を、もう一つご紹介。
接客担当の看板娘。
どう見ても、最年少のうら若き乙女が、厨房のベテラン達を、仕切る、仕切る、仕切りまくる。
「　‥今、入っている注文は×××ですよ。　
○○よりも●●が先ですよ！　‥　」
常に声を出し、周囲を鼓舞、ベテランですらお構いなしに叱咤！お昼時、次から次へとなだれ込む、客を、ビシビシ捌いていく。その司令塔振りは、まるで、ピッチ上に君臨した、往年の中田英寿！これぞ、プロフェッショナル！

昭和へのタイムスリップ、驚きの味、プロの技　‥　「やじ満」は食のワンダーランドです。