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店名 |
閉店
そば処かみむら 東向島店
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、日本酒バー |
住所 | |
交通手段 |
東武スカイツリーライン東向島駅徒歩3分 東向島駅から132m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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サービス | 2時間半以上の宴会可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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墨田区東向島4丁目。私の自宅からもほど近く、水戸街道を横切る東武伊勢崎線の高架に隣接するように佇む、ありふれた蕎麦屋。住居も兼ねているようだが、電車や車の往来による騒音で、慢性的な睡眠不足に悩まされそうだ。普段より、この店の前を何度か通り過ぎることはあっても、興味をそそることは今までなかったのが正直なところ。
買い物帰りで、たまたま店の前を通りがかった際、一枚の貼り紙に目が留まる。これまでその表示に気づかなかったのは、貼り出したばかりなのか。それとも視界に入らなかっただけなのかは不明だが、「当店ではタワー丼はお作りしておりません。業平の本店でのみご提供しています。」とのこと。
タワー丼と言えば、東京スカイツリーが押上1丁目での建設が決まり、その便乗商法で一躍脚光を浴びた蕎麦屋のご当地グルメ。業平橋のたもとにある、そば処かみむらの店主は、マスコミでもて囃されること枚挙に暇がないが、こちら東向島の店が支店だったとは汁もとい露知らず。
食べログで当店をチェックしてみると、何と投稿はたったの1件のみ。しかも私が投稿するまでは、登録ジャンルがうどん単体になっていた。一方の本店は、43,000以上のアクセスを誇る墨田区屈指の有名店。基本判官びいきの私にとって、レビューすべき店と判断し、近日中に訪問することに。
ある晴れた週末の土曜日。天気が良ければ、地元の店で食事をすることは少ない私。いそいそと店内へともぐり込んだ。左手は小上がりの座敷で、小さい子供を含めた家族連れが1組。東武鉄道博物館もすぐ近くなので、その帰りなのだろうか。中央にはテーブル席が配置され、右手はカウンター席。私はスポーツ新聞を掴むと、カウンター席の中程に腰掛ける。
すぐさまお茶と紙おしぼりを持ってきてくれる、おかみさんらしき60代の女性。昼間だというのに、何だかお疲れのご様子だ。よく見ると、キリン柄の開襟シャツに豚柄のエプロンを着こなしている。古館一郎のプロレス実況風に例えるなら、一人ムツゴロウ王国といった出で立ち。
壁に貼られたメニューを眺めて思案した揚句、ミニかつ丼とせいろのセット(1050円)を選択。他にもミニ親子丼や焼肉丼のセットもあったが、お腹が適度に空いていたので、ボリュームある食事を私の身体が欲しているようだ。
そば茶を飲みながら、視線をふと雑誌が置かれている棚辺りに目を移すと、「お菓子ご自由にどうぞ!!」との画鋲で止めた紙札の下には、かごに盛られたお菓子が見える。飴や小袋に入ったスナック菓子が盛り沢山。私の背後を通り過ぎようとしたおかみさんに、「あそこのお菓子は食べてもいいんですか?」と尋ねてみる。「ああ、どうぞ」とそっけない言い方ながら、一瞬気色ばんだ表情を見逃さなかった。もしかして小さい子供向けのサービスゆえ、大のおとなが食べることを想定しないのか、それとも食事の直前にお菓子を食べることを良しとしないのか、どちらにしてもネガティブな方向に想像を張り巡らす私。
遠慮なくかごの中に入っていた、うまい棒のサラダ味を頂戴。ボリボリとかじっていると、ミニかつ丼のセットが運ばれてきた。せいろと、厳密にはミニかつ重、そして煮物の小鉢が付いてなかなかの充実ぶり。まずはせいろから手繰り始める。私がご飯ものと蕎麦のセットを頼む場合、先に蕎麦を全部平らげるのが、どうでもいい拘り。蕎麦とご飯を交互に食べるなとは決して言わないけれど、あんまり粋な食べ方ではないと思うのは、私だけなのだろうか。もっともセットものを頼んでいる時点で、好きに食べればいいとも言えるのか。
肝心の蕎麦自体は特筆すべきことは何もなく、汁は少し辛め。街場の蕎麦屋としてはまずまずといったところ。かつ丼も平らげると、小食気味な私には食べ過ぎのような気も。
ご飯を少しだけ残した私は、会計時に「こちらではタワー丼を提供されないんですね」とおかみさんに尋ねるも、なぜだかキョトン顔。「表の貼り紙にそう書かれてましたけど?」と言い直すも、的を得ていない様子。奥の調理場にいた白長靴の男性従業員に耳打ち、するとその20代らしき紅いほっぺが印象的な青年、「本店にはあるんですけどね。こちらではやってないんですよ」と応えてくれた。「いや結構問い合わせがあるのかなと思って」
少々焦り気味に釈明する私を、不審そうに見守るおかみさん。このひとは店頭に貼られたポスターの内容を、詳しく知らないのだろうか。そもそもパートタイムの従業員なのかもしれない。
「本店のほうも、是非よろしくお願いします」と笑顔でアピールする、若き従業員。「(入ったことはないけど)良く知ってますよ」と伝えると、「いつも有難うございます。当店もよろしくお願いします。」とのにこやかな御礼。どうやら本店の常連さんだと、勘違いしているようだった。