「下町」と「中華」と「ハイボール」　☆ : 来集軒

Ｈ25　12月　三回目訪問です

下町発祥ハイボールで先ずは３００円でカンパイ！
この日のサービスのおつまみは、「枝豆スナック菓子」でした
この日もその酒道十段なおいちゃん達で大賑わい

さて一品目は「肉のスタミナ焼き」５５０円

豚バラを甘辛く炒めてあり
ニンニクも効いててこりゃ最高

♪今日の仕事は～ツラかったーっと♪
♪あとは～焼酎ー煽る～だけ～っとくらあ♪

吉本新喜劇の食堂以上に大衆的


オラオラ焼酎ハイボールもう一杯持ってこいや～！

なんて口は、看板娘の「みっちゃん」には言えません

今日も「みっちゃん」は酔客を上手にあしらっておりますささ、〆は・・・

「カツソバ」
トンカツが乗ってる？！と期待しつつ頼んだら・・・
カツソバ６５０円には何と、

「かつ煮」が乗っていた！！　しかーも、

めちゃめちゃ旨いやないかーいっv(￣∇￣)v

やや甘味のある豚骨系スープにもハマってる、
衝撃の「カツソバ」に大満足です！

これにライスを付けたら間接カツ丼になるかな？！
こりゃあ「カツ丼」食べない訳にはいかんばい（･∀･)つ

下町中の下町。
さああなたも呑み助のワンダーランドへ一緒に行きませんか～ v(￣∇￣)v


二回目・再訪です

前回「ワンタンメン」＆「餃子」が美味しかった墨田区八広の「来集軒」さんに二度目の訪問です☆
相変わらず渋すぎる外観にウットリ。通りがかっただけでは中々入る事は出来ませんv(￣∇￣)v

相変わらず、個性的なおっちゃん達が昼間から酒飲んでますv(￣∇￣)v

とかいいながら、私も飲みますよ、ハイボール３００円♪


勿論お洒落なウイスキーハイボールなんぞではなく、焼酎を強炭酸で割った所謂一つの・・・

「下町ハイボール」v(￣∇￣)v

サービスの「ピーナツ揚げ」が嬉しいのだ
さてお料理ですが・・・前回「みっちゃん」に

「今日は無いっ」と軽くあしらわれた「シュウマイ」を注文したところ・・・

「今日はあるよ」とニッコリ笑顔。

いやんツンデレだったんだね、みっちゃんってば

（みっちゃんなんてまだ心の中でしか云えないけど）

シュウマイ４００円
美味しそう～☆
前回の餃子が美味しかっただけに期待が膨らみますv(￣∇￣)v

え～と・・・あはは、味は到って普通で「餃子」の勝ち～（笑）

店内では常連さんと「みっちゃん」が、ワイドショーについて熱く意見を交わしております。

たぬきは二杯目のハイボールで最早ほろ酔い。

ここで好物の「広東麺」６５０円をオーダー☆

こちらでは「ウマニソバ」と云うメニュー名

彩りはよくありませんが、旨味は抜群！

肉の旨味がしっかりとスープに出ていてこれは美味しい。
まだまだ食べたいメニューが沢山の「来集軒」さん、ご馳走様でしたー☆


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「初訪問」

平日お休みの日。　中華料理でまったりと飲みたくなりお店を探していると、
ありましたよ、良さげなお店が♪

お花茶屋から京成電車で10分程、墨田区八広駅で降りて徒歩5分。
飲兵衛垂涎の「チュー酎ハイ街道」と呼ばれる通りから一本逸れた道にある
中華の「来集軒」さん。

下町に溶け込んだ外観は、凄い・・・昭和中期のまま完全に時が止まっているようです。

「こんにちは～」と入っていくと「どこでも良いですよー」という店員のお姉さんの明るい声。

アウェー感を感じなくて済むホっする瞬間ヾ(´ω｀＝´ω｀)ﾉ
左奥のソファー席に座らせてもらい店内を見回すと、噂通り昼間っからの飲酒率は75％程☆

では更に飲酒率を上げちゃいましょう（笑）「ハイボールお願いします」！

墨田から葛飾にかけて好まれる「下町ハイボール」は、「少し味を付けた焼酎」を「炭酸」で割ったモノ。

町工場の働く方達が、味の濃くて安い「モツ焼き」等と合わせて飲んでいたのが始まりとか。

来集軒さんの「ハイボール」３００円はグラスに氷と瓶の炭酸を一本入れ、ラベルをはずした2Ｌのペットボトル入りの
「謎の焼酎」を入れ完成。レモンスライスが一枚入っております。
たぬきが見る限り、掻き混ぜたりはしておりませんv(￣∇￣)v

意外にあっさりして飲みやすーい♪

・・・が、なにぶん私には焼酎が濃いです！
そして「おつまみ」として出されたのがまさかの「ピーナツ揚げ」
お店で食べたの初めてだ☆
でもまたこれがハイボールにめっちゃ合うんです。
（ちなみに店内殆どの方がハイボール中）

先ずは「餃子」３００円をお願いします。

厨房では、寡黙だけど体格の良い初老の男性が黙々と調理をされています。

「はいどうぞ」と出された餃子は見た目に少しベチャっとして写り、
「あまり美味しそうじゃないな～」なんて心で思いながらも一口・・・

ん？この香り・味は生まれて少年時代に初めて食べた中華料理屋、
故郷の「味見飯店の餃子」・そして大阪で食べた「眠眠の餃子」にそっくり☆
「良き中華屋の餃子」そのものではあ～りませんか～☆

しかも旨いよ、この餃子！野菜を刻み込み、餡と完全に一体にさせた餃子です。
　懐かしさと感動で涙流れてないかな俺・・・

お代りしたかったけど、それじゃあ芸がないからガマンして、

「すいませんシュウマイ下さい」と云うと、
色んな常連さん達に話し掛けられている人気者の接客担当のおばちゃんに、
「ごめん、今日はないっ！」とあしらわれ・・・

「じゃあ、春巻き下さいっ！」と云うと

「ごめんそれもないっ、明日入るっ！」と嫌味なく去って行く・・・

　（しばしの間）

「・・・じゃあ野菜炒め下さいっ！」

「はいよっ」　とおばちゃん。　　ホッ。

・・・と云うわけで妥協の産物「野菜炒め４００円」ですが
またコレがビックリする位に、「んめーの」♪

シャッキシャキの野菜は超高温にてサっと炒められているのが良く分かり、
来集軒さんは何を食べてもウマイはずと確信を持った瞬間でした。

女将さんにも見える通称「みっちゃん」と呼ばれている接客の女性は大モテです。
常連さんのアイドルのようで、酔っ払った７０歳過ぎと思われるおっちゃん達はみな「みっちゃん」が好きみたい。

「良い酒場に魅力的な人」あり。この法則は間違いありませんね。

ちなみにmy酒場の「町屋ときわ食堂の女将さん」と同じ位の人気っぷりでしたよ。

ふと壁を見ると「一遍の詩」が・・・


「ただいるだけで」みっちゃんがそこにただいるだけで・・・


どこかで聞いた事がある詩ですが（笑）、誰がコレをかいたんだろ・・・

きっとこれはラブレターだよ、みっちゃん気付いていますか？！

（いつの日か常連になったら聞いてみようかな）

12時のランチ時になると近くで働いている方たちが訪れます。

「半チャーハンセット」が人気のようでした。
（どう見ても半ではなく一人前あるように見えました）

一杯で気分良くなっちゃってますがハイボールお代りお願いしまーす☆

さあ仕上げです!
野菜炒めの出来から確実にチャーハンも旨いと思われます。

が、ここは「ワンタンメン」６００円をオーダー☆

通常ならば「広東麺」なたぬきには珍しいオーダーです。

やがて登場した「ワンタン麺」は　　お、美しい～！！

「江戸の水を使った色の浅黒い少し細身の女・・・コレが堪らないのさ」

という鬼平犯科長に登場する長谷川平蔵のセリフを思い出すワンタンメンなのである。
（優秀な読者諸氏は私が既に少々酔っているのはお分かりであろう）


甘旨のスープは鳥ガラに香味野菜でしょうか。
醤油ダレの味がしっかり活かされており旨いです。
やや縮れた細めの麺は中華屋の正統派。

濃厚な醤油ダレで味付けされた「メンマ」
（コレだけでハイボールもう一杯飲めます）

「ワンタン」は弾力があってちゃんとお肉が入った本格派
（コレだけでハイボールもう一杯イケます）

そして下町中華のお約束「ナルト」さん
（さすがにコレでは飲めません♪）

「そこにナルトがあるだけで、なんだか心が優しくなる」と先ほどの詩を二重にパクって心で呟きます。

意外な程の美味しさにもう夢中。
あっという間に完食です(*￣∇￣*)

その間にも常連さんが沢山訪れます。
今日行ってきた病院の話、他の常連さんはどこから通ってるとかってお話なんかも。
皆さん「みっちゃん」との何気ない会話を楽しまれています。

一見だった私も居心地良く過ごさせて頂ける懐の深さにきっとまた自然と足が向くと思います。

「来集軒さん」とても素敵なお店でした

ご馳走様でしたー☆