これぞ栗専門店の栗スイーツ！ : 和栗や 谷中店

【2016年9月 東京＆埼玉遠征 Vol.12】
秋季限定のプレミアムモンブラン「HITOMARU」が9月17日から提供が開始されるという情報を得て、
ちょうど運良く遠征の期間と重なったので提供初日の17日に早速訪れました。

今年は台風の影響で当店で使用している茨城県笠間産の栗が不作になっている為、全メニューが値上がりしています。
また、栗の供給が不安定になった影響でHITOMARUの提供開始時期が例年より遅れてしまったらしいです。

HITOMARUは貴重な栗の品種「人丸」を惜しげなく使用した贅沢なモンブランで、毎年秋季のみ各日数量限定で販売されます。
人気メニューのため早めに来店しないと売り切れてしまう＆休日は特に混雑するという事もあって早めに行こうと思って開店40分前の10時20分に訪れたところ、先客はおらず一番乗りでした。

5分後の10時25分ごろから徐々に後続の客が並び始め、開店時刻の11時には20人くらいの行列になっていました。
10時30分くらいから行列が増えてきたので、出来る限り開店30〜40分前までに並んでおく事をオススメします。
早めに行くと店先のベンチに座って待つ事ができるので楽ですよ。
私は開店時刻になって店に案内されるとすぐにHITOMARUを注文しました。
今期のHITOMARUを一番乗りで頂くことができました！幸せ！

＜HITOMARU（1300円）＞
モンブランはマロンストリング、下に生クリームというシンプルな構成です。
飾り付けは周囲にメレンゲの柱が4本あるだけ。栗だけで勝負しているんですね。
食べてみるとすぐに繊細な栗の食感が口いっぱいに広がるのがハッキリと分かりました！
マロンストリングは全くザラザラしておらず、舌の上でシュワ～っと溶けるような感じがしました。
甘みが少ないのに栗の旨味がしっかりと出ていて、モンブランというよりも栗その物を食べている感覚を味わえます。
生クリームは乳脂肪分が少なめでサッパリ且つふんわりしているので、栗の旨味を邪魔しません！

【まとめ】
HITOMARUは栗本来の味をダイレクトに味わえる素晴らしいモンブランでした！
その味は私の地元新潟のパティスリー「菓子工房　風花」と似たタイプのモンブランだなぁと思いました。
もしまた来年の秋に東京に行く機会があれば、ぜひHITOMARUをもう一度食べてみたいですね。

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【2016年5月】
＜2016年5月 東京遠征 〜25店舗目〜＞
栗のオフシーズンではありましたが、栗が食べたくなったので再訪しました。

当初は店内で栗のパフェでも食べようかと思っていたのですが、
訪れた日がゴールデンウィーク中ということもあってか店内は満席で待ち客多数。
谷中全体がまともに歩けないほどの大混雑だったので、この店もその煽りを受けているようでした。

長時間待ちそうだったので、私はすぐに食べられる持ち帰りメニューの「和栗シュー」を注文し、店先の長椅子にて食べました。
すぐに食べることを告げるとお盆に乗せた状態で提供してくれました。

＜和栗シュー＞
マロンとカスタードが混ざったクリームがシュー生地の中にたっぷりと入っています。
シュー生地はちょっとパサツキがあり、カスタードクリームは濃厚さに欠ける所があって残念なところ…
ですが、マロンクリームの美味しさは流石のレベルの高さです！
なめらかなクリームの中から栗の旨みがじんわりと広がります。
濃厚な栗の風味を存分に感じられることができて美味しかったですね。

【まとめ】
栗以外は残念な味になっていましたが、マロンクリームの美味しさは文句無しのレベルの高さでした！
良くも悪くも「栗専門店」なので、栗以外の要素には期待しない方がよさそうです。

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【2015年11月】
谷中銀座商店街に和栗スイーツの専門店があるという話を聞いていて、以前から目をつけていた店です。
東京に行く機会があったので、この店に訪れる為に電車で日暮里駅まで行って谷中銀座に行きました。
谷中銀座は子供が店先でベーゴマで遊んでいたり、昔ながらの和菓子屋があったり、レトロな飴屋があったり…と東京の下町っぽさがよく出ているスポットです。
そんなところを歩いていると、この店に到着。さっそく店内に入ってお目当てのモンブランを注文しようかと思ったら店先にはすでに長蛇の列が！
かなり入店待ちしそうだったので、帰りの新幹線の時間もあったので泣く泣くモンブランを諦めました。
食べ歩き用のソフトクリームなら待ち時間なしですぐに提供できるとのことでしたので、ソフトクリームを頂きました。
なお、ソフトクリームの注文をする所は店外で焼き栗を販売しているコーナーの裏側にあります。
ちょっと分かりづらい場所で販売しているんですね…

和栗スイーツの専門店だけあって、ソフトクリームも栗をたっぷり使った物となっています。
正式名称は「栗薫ソフトクリーム」と言って、搾りたての生乳に栗ペーストを30%練り込んでいるそうです。
その味わいはソフトクリームとは思えないほど栗の風味が強く、一口食べた時に驚くくらいです。
本当に30％だけしか栗ペーストを入れてないのか！？と思うほど濃厚な栗の味がします。
サラッとした生乳のソフトクリームの中に舌触りが滑らかな栗の風味が広がり、安物のソフトクリームとは格が違う上品な仕上がりとなっていました。

ソフトクリームでこの美味しさなのですから、看板メニューのモンブランはもっと美味しいんでしょうね。
もっと時間に余裕を持って来店できていればモンブランが食べられたのになあ…と悔やんでしまいます。