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店名 |
ジョンティ(Gentil)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
ビストロ 百名店 2021 選出店
食べログ ビストロ 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | ビストロ、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
03-5829-9971 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄浅草線「浅草橋」駅A4出入口より徒歩3分 浅草橋駅から177m |
営業時間 | |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX、JCB) 電子マネー不可 |
席数 |
28席 (1F 14席、2F 14席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | ソムリエがいる、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2009年5月11日 |
備考 |
2011.08.14追記 (お店を訪問) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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3月中旬に取得した5日間の特別休暇、即ち土日と繋げた9連休も明日で終わり。「最後の日曜ランチ、ここ予約出来ないかな?」と言って電話をしたのが夜9時過ぎのこと。何年か前に一度訪れた後、時々話には挙がるものの二回目を実現出来ないでいたアルザス料理の店 “Gentil” さんだ。浅草橋駅に近い人気店で、予約はほぼ必須である。
アルザス地方はフランス(以下、仏)の北東部に位置する南北に長い地域。東と北がドイツ、南がスイスに接し、自国が広がる西側はヴォージュ山脈が行く手を遮っている。よって仏内では孤立感の強い地域であり、必然的に独自色豊かな食文化が形成されたようだ。特に周囲の半分がドイツと接していることから、伝統的なドイツ料理が取り入れられ、様々な形で豚肉が用いられているのが特徴とのこと。(南北に長く、東が海、西が山に囲まれた地元の日立市と似ていると言っては恐れ多きことだろうか… 。)
12時の開店と同時に入店し、奥の席へと案内される。黄色い紙製のテーブルマットが敷いてあり、アルザス地方の場所や町の名前が書いてある。壁に掲げられたメニューボードには見慣れない料理名が多数書かれているが、タルト・フランベは以前食べて覚えている。薄いパン生地の上に、チーズや玉ねぎ、ベーコン、キノコなど色々な食材を乗せて焼いたアルザス風のピザで、パリッとして美味しい記憶が残っている。今日はランチコースなのでアラカルトは頼めないが、別の機会にまた試してみたいところだ。メインは真鱈のソテーとローストポークから選ぶということで、今日の気分から以下を注文した。
□MenuA
・前菜サラダ(豚肉とキャベツの冷製サラダ)
・パン(バゲット)
・メイン/本日のお魚(真鱈のソテー)
・デザート2種(シナモンアイス、プリン)
・コーヒー
なお、MenuBを選ぶとお魚とお肉の両方となり、デザートが3種となる。
■MenuA
まずは前菜のサラダから。フレンチドレッシングがかかった葉物野菜の上に、キャベツに包まれた豚肉のパテが脂の光沢を伴い存在感良く乗り、キャロットラペが彩りを添えている。いかにもビストロという感じの一皿。そう言えばしばらくビストロに行っていないなとふと思う。パテ自体の味付けは濃くないが、野菜が口の中でねっとりとした豚肉を纏い、ボリューム感あるサラダへと姿を変える。サラダではあるがこれは豚肉料理の範疇であり、アルザス料理の特徴を示すものであろう。
メインのお肉料理であるローストポークもアルザス料理ならではの特徴があったかもしれないが、今日の内なる欲求は魚だった。サラダの皿が下げられて間もなく、真鱈のソテーが目の前にそっと配された。皮がパリッと焼き付けられた身厚の鱈がオーロラソース(※1)の上に乗せられている。ナイフとフォークを使って切り分ける。ここでも魚をナイフで切るのは久しぶりだなとふと思う。ぷりっとした食感の後、鱈の風味が口の中に広がっていき、噛むほどにその旨味が増していく。見た目以上のボリューム感で、内なる欲求を完璧に満たしてくれる一皿だった。
シナモンの風味が爽やかなアイスとプリンの軽いデザートで仕上げ、コーヒーに多めのミルクを加えてカフェオーレ風(※2)の一杯で締める。いつもであればコーヒーにミルクは入れないのだが… 。たっぷりのミルクが一緒に出されたことも理由にあるとは思うが、やはり店内に満ちた仏の雰囲気が自分に自然とそうさせていたということかもしれない。(˘⌣˘ )
あらためてメニューボードを見る。タルト・フランベをまた食べたい。アルザス風何々やジビエを使った一品も。今度は夜にアラカルトを満喫しに訪れよう。何せこちらは徒歩圏内のお店なのだから。
さて、充実した日曜ランチを愉しんで特別休暇の締めもバッチリ出来たことだし、そろそろ日本のアルザスに戻るとしよう。(^ ^*)/
後日分かったことだが、“dancyu” の記事によると「アルザスは、ボルドー、ブルゴーニュに並ぶフランス三大ワインの銘醸地で、年間生産量はワインボトル1億7000本という世界でも名だたる白ワインの一大生産地である」とのこと。ワインについて詳しくない自分だが、この記事とテーブルマットの写真を見返して、初めて以下に気付いた次第。
・“フランスアルザス料理とワイン ジョンティ” と記載されているように、Gentilさんはアルザス料理と共にアルザスワインを愉しめるお店であること。
・テーブルマットに描かれた地図がワイン街道と街道沿いの町を示しており、その横にある表がワイン区画(LIEUX-DITS)と町(COMMUNE)の名を示していること。
食べている時は漠然とアルザスってここなんだとか、地形的に日立市みたいだなどとしか思っていなかったが、知るほどに魅力が詰まった地域であることを実感させられる。やはり本物のアルザスは日本のそれとは大違いだった。>.<
※1 オーロラソース
小麦粉とバターで作られたルーを牛乳で溶いて煮詰めたベシャメルソースに、裏漉ししたトマト(またはトマトピューレ)とバターを加えたソース。フランス料理で鶏卵料理や蒸した肉料理、白身魚のムニエルなどに使われる。
※2 コーヒーとミルクの割合について
仏で “カフェ・オ・レ” は基本的にミルクとコーヒーが同量のものを指すが、ミルクがやや少なめでも同じ呼び方をする。なお、ミルクが少量の場合は “カフェ・ノワゼット”、反対にミルクがコーヒーよりも多い場合は “カフェ・ランベルセ”と呼ぶ。