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店名 |
TAKE-NOKO(タケノコ)
|
---|---|
ジャンル | カフェ |
予約・ お問い合わせ |
03-5830-7970 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
田原町駅から129m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2021年10月1日 |
備考 |
【昆虫食カフェ】 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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かねてより興味があった昆虫食を提供している店が浅草にあると聞き、はるばる上京してきた。店は東京メトロ田原町駅の北西方向、東本願寺南側にある。店は一見してわかるわけではない。注意しなければ通り過ぎてしまいかねない。民家を改造したらしいそのドアに「TAKE-NOKO 昆虫食はこちら」との小さな看板がある。その看板の下には「ヒル祭り」「ホヤ祭り」のビラが貼っていた。ホヤはともかくヒルってあの吸血虫だろ、そんなもん食べられるのか、と思いつつも筆者はかえってテンションがあがってドアを開けた。
狭い階段を上がると、そこはレストランというよりも観光案内所のような雰囲気だった。「いらっしゃいませ~、昆虫食は初めてですか?」と理系女子のような店員に声かけられた。
訪問日は休日だったので次のような料理を提供しているという。
・京都こおろぎのペペロンチーノ
・山梨かいこの濃厚トマトクリームパスタ
・広島こおろぎのイカスミパスタ
えっ、昆虫にもブランドがあるのか。そう思ったが、実は昆虫というのは品質を揃えるのが難しく、食べる餌によって味は変わるのだという。そして今のところ大きな需要があるわけでない昆虫の飼育に協力してもらえる農家が非常に限られるらしい。自然と食用昆虫はその地方で限定された餌で飼育されることになるという。筆者は見た目が無難な京都こおろぎのペペロンチーノを選んだ。
ドリンクは次のようなものがあるらしい。
・タガメサイダー
・蚕の糞茶
・蜂レモンソーダ
・TAKEOクラフトコーラ
・ミズアブミルクのコーラ割り
・ワタリバッタコーヒー
料理に劣らず強烈なラインアップだ。中でもタガメは田圃にいる吸血昆虫だ。そんなものが食べられるとは考えもしなかった。店員さんの話ではタガメはリンゴのような味がするという。それらならドリンクはタガメサイダーに決まりだ。
料理を待っている間、店内に置いている昆虫の模型や標本、図鑑などを眺める。昆虫アレルギーの人はこれを見ただけで卒倒するだろう。
待つこと10分、まずはタガメサイダーが運ばれてきた。サイダーの中にタガメがコップから逃げだそうかという感じで入っている。形は家でよく見かけるゴ○○リに見間違えそうだが確かに違う。これは強烈だ。
次にペペロンチーノが運ばれてきた。これもなかなかだ。要するにサクラエビの代わりにコオロギが使われていると考えればよろしい。見た目はまごう事なきコオロギだが、口にするとそれはほとんどエビだった。もし目の見えない人ならエビだと思って食べてしまうのでは思うほどだ。見た目と違って全然美味しかった。
付いているサラダにもコオロギが入っている。こちらは福島の二本松産ということだ。味はやはりエビだった。京都と二本松の違いは自分にはわからなかったが、これは昆虫を口にするのは初めてなので比較するサンプルが少なすぎるということもあろう。
タガメサイダーはサイダーにリンゴの味が付いた感じだ。本当にあのタガメのテイストなのだろうか。試しにタガメをかじってみると、確かにリンゴの味がする。しかし自分にはリンゴのシロップに漬け込んだ味ではないかと思った。あとで店員さんに聞くとシロップの味は前面に出ているが基本はタガメの内部からということだった。このタガメは食べられるとのことだったが、自分には堅くて無理があった。
値段はサイゼリヤのペペロンチーノの3倍近くするが、食材の入手困難さを考えれば妥当だろう。
総合的にはほんの少しの好奇心がある人なら、まず期待を裏切ることはないと思う。はじめから絶対昆虫はダメという人はおすすめはしない。ただし後から来た子連れの客がペペロンチーノを見た時「美味しそう~」と叫んだことを付け加えておく。