食べログ紅白歌合戦 -紅の陣-「トリはやっぱりアノ人に。」 : 四川担担麺 阿吽 浅草

2017年も残すところあと数時間となりました。
皆様にとって今年はどんな年でしたでしょうか？
この一年を皆さまと振り返りながら、食べログ紅白歌合戦、スタートです！


「黒さん、コラボしないか？久しぶりにレビュー対決しよう。題材は紅白歌合戦。どう？」

ヤツからの挑戦状である。
チキショウ、面白い。ハイ、それ乗った。
2秒で快諾。まさに【阿吽の呼吸】である。
決めるや否やコソコソと敵に隠れてお店探し開始。
紅白歌合戦という事なので、店名を紅にするのか、食べる物を紅にするのか、はたまた他の何かで紅を絡ませるのかしばし悩んだが、『人生いろいろ』お店もいろいろ、ここはたまたま目にした店名にハッと惹かれたこちら【阿吽】さんを『狙いうち』！

お邪魔するにあたってHPをチェック。

《阿吽（あうん）とは、梵字において、「阿」は口を開いて最初に出す音、「吽」は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙、万物の始まりと終わりを表す言葉とされ、前者を真実や求道心に、後者を智慧にたとえられています。

四川担担麺　「阿吽」に置き換えるなら
「阿」＝ 本物（真実）「安心、安全な食材」を用い、他では真似出来ない、唯一無二の味を日々求道（能力を高めようとする強い意志）していくことであり、
「吽」＝ 智慧や経験に基づき、お客様に心から喜んでいただける理想のおもてなし（目配り・気配り・心配り）を表しています。》

だそうだ。
しっかりとしたこだわりを持って作ってらっしゃる。
これはますます『WAKU WAKUさせて』くれる！
さっそく一人、電車に揺られてやってきた、ここ浅草。
地上に出るや否や観光客がエンドレスでエグザイル。
マトリックスのように避けて避けてひたすら目的地へ。観光地は苦手。だって『迷い道』トラップだらけなんだもん。
行った時期が12月中旬だった事もあり、正月と一緒に来たのは盆ではなくサンタだった。
パチンコ屋前の偽サンタを見ると『恋人がサンタクロース』だった独身の頃を思い出す。
今じゃ我が家で「サンタ、いくらまで？」と聞かれる始末。夢がないよ、夢が。
『夢見る少女じゃいられない』のかよ、まったく。

こちら【阿吽】さんは田原町駅の出口3からすぐだったので迷いようもなく即到着。
着いたのは13時半。先客は3名。
カウンターのみの小さなお店で、黒が基調でジャズの流れるオシャレ空間。
券売機は入ってすぐ左にある。
チョイスしたのは【汁なし坦々麺】と【炙りチャーシュー丼】。
汁なし坦々麺は黒胡麻ではなくあえて白胡麻を。
紅組からの交換エールってやつだ。

まず着席すると紙エプロンを『プレゼント』。
これがまた殿方にもだ。嬉しいサービスだ。
5分ほどで提供されたのは炙りチャーシュー丼。
チャーシュー自体は薄いけど、しっかり炙ってあるので香ばしい♡
使用しているのがなんと契約農家さんから取り寄せている【棚田米】なんだとか！
さ、さすが棚田米！！…の素晴らしさは…あたしの舌では判別出来やしませんが、棚田米って聞いただけでテンション上がっちゃう♡

汁なし坦々麺は辛さを調節できるのはもちろん、なんと辛さと痺れの両方を事細かに指定できる！
確かにかつて料理の味は美味しくて好みなのに、尋常じゃない花椒の量のせいで舌がバカになったり食べられなくなってしまうことが何度かあったもん。
いやほんと、これはありがたいシステム！

今回、黒豚は【辛さ2・痺れ1】で、初心者以下のビビリチョイス（笑）
お陰様で美味しくいただけました♡
クリーミーな白胡麻と9種類の生薬で作られた自家製辣油、独自に調合された甜面醤と豆板醤、香りを重視して毎日お店で焼いているという花椒がよく絡み、干し海老が他所のよりかなり大きめなのがまた良かった！
辛さも痺れももうちょいイケそうだったので、
次回は初心者向けレベルでイッてみようかな！？

帰り。『阿吽』さんから浅草寺への道が分からず店員さんに尋ねたところ、わざわざ店の外まで出て丁寧に説明してくださった。
こういうことなんだよね、サービスって♡
すごく嬉しかったです。ありがとうございました！


2017年は『あなたに会えて良かった』と伝えたい人にたくさん巡り会えた。
2018年はあたし自身がそう言ってもらえるよう、日々精進したい。

今宵は大晦日。一年を締めくくる最後の日。
除夜の鐘の音の鳴り響く夜は大切な人と、
仲間と家族と、是非ともお出かけください。

『あの鐘を鳴らすのはあなた』だから。


来年も相変わらぬご高配頂けますようお願い申し上げて、歳末のご挨拶とさせていただきます。
それではよいお年をお迎えくださいませ。

〜BGM〜 蛍の光