案外少ない、クリーム系のロメスパ : カルボ

カルボ大盛（950円）＋味玉（雨の日サービス）

浅草の奥の方で、ちょい早めの晩飯。
久々にロメスパ系のやつを爆食いしたくなり、カルボさんへ２度目の訪問。

平日18:10到着。店内は半分ほどの入り。
前回、ジャポネ風の「ミカド」を食べたので、今回は店名を冠するメニュー「カルボ」を大盛でポチ。
今日は雨の日味玉サービスということで、ありがたくいただきます。

厨房でのカンカンというフライパンを振る音が聞こえ、まもなく着丼。
おぉ。。さすがに大盛はボリューミィですね。平皿にデーンと焼きスパの山。

こちらのスパは、炒めるというよりしっかり「焼いて」くれるのが特徴で、パスタにこんがり焼き目が付いているのが特徴的。
「カルボ」はここにチーズ＋生クリーム的なカルボソースがしっかり絡みます。ねっとり重たい食感がたまらない。
麺自体にボリュームがあるのに加え、ソースが重たいので、こりゃ前回の「ミカド」より全然重たいわ。。
炒めたてで熱々なのも食べるスピードを遅くする原因なので、食べつつ下と上を入れ替え温度を落としつついただきます。塩気は強すぎず弱すぎず、ちょうどいい塩梅。
スパは、ジャポネのフカフカしたやつとはちょっと異なり、ニッチリとした粘り腰がある重たい食感で、乾麺水漬けっぽい雰囲気。
麺は茹で後で600g。おそらくソースや具も合わせると700gくらいはあるのかな？

具はベーコン、マッシュルーム、玉ねぎ。麺に対し量は少なめです。サービス味玉は、半熟の黄身がなかなかいい感じ。
ちなみに、カラスミみたいな卓上のチーズ味パン粉は、ミカドにはめっちゃ合ったけど、カルボはそもそも重たい味わいなので、さらにチーズの濃い味が加わるとちょっとくどいかも。
この味、この前気づかなかったけどアレだ！カールチーズ味（今や関東では見れない貴重なものですがｗ）を粉々に砕いた味と同じ！

2/3ほど食べた所で通常の「お腹いっぱい」な満足感。そこから先は、個人的には大食いチャレンジの領域ですｗ
美味しく食べられるホントぎりぎりのところのボリュームで、しっかり完食でごちそうさま。

価格的にも味的にも、やはりジャポネの孤高の存在はゆるがないですが、ジャポネにはクリーム系がないので、それ系を食べたい時に此方はかなり有力な候補と言えますね。
ロメスパにしては正直高めの価格帯ですが、しっかりスパを焼いてくれるし、食後の満足感を考えるとC/Pもまずまずか。
定期的に訪問したいお店です。

よし、これで自信付いた。次はジャポネの横綱だ！

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ミカド・大盛（950円）

どこで食べても、やっぱりジャポネに戻ってきてしまうロメスパ店巡り。
新たなお店をを開拓すべく浅草の奥の方へ。目指すはなかなか評判の良い「カルボ」さん。

平日20:05到着。前客５、後客２。
お店前の券売機でしばし迷います。
本来ならお店の名を冠した「カルボ」行くべきなのでしょうが、おそらくリトル小岩井の「醤油バジ」的なものであろう「ミカド」が気になりポチ。

ちなみに麺量は並200、中400、大600とのこと。いつも食べているジャポネのジャンボが560gと言われているので余裕でしょう、と大をポチ・・・ってあれ？予習だと大800円だったはずなのに、一気に950円に値上げされてますねorz
ロメスパにしては相当強気の値付けだなぁ。。。とちょっとテンションダウン。

店内に入るとモクモクの紫煙が。。。せめてもの抵抗で喫煙者から一番遠くのカウンターへ着席。
厨房からはフライパンをひたすら激しく振る音が響いてきます。お味の方はなかなか期待できそうですな！
待つこと10分ほどで着皿。

おぉう、結構ボリューミィですね。
皿を持った感じ、ジャポネのジャンボよりズッシリ多い感。この重さ、ジャポネはプラ皿だからってだけじゃない物量差を感じます。
これ・・・おそらくこれまで俺が食ったロメスパの中では最大量！
遭難のリスクも意識しつつ、ペース上げて食べ進めましょう。
ちなみに炒めたてなので、湯気モワモワ、火傷するほど熱々です。

パスタはおそらく2.2mm径のもの。ジャポネやリトル小岩井のパスパス軽い感じではなく、しっかりプリプリした食感。
このクラスの乾麺を都度茹でると15分くらいはかかるだろうから、ある程度茹で置きしてるのかな？
味付けはバター醤油的な感じで、意外にサッパリした風味。ニンニクは感じません。
油はサラダ油かな？ちょいオイリーな食感で、食後皿に僅かに液体油が残る感じ。
さすが、かっちり鍋を振っただけあり、、ところどころが焦げており香ばしさがいいですね。
個人的にはもっと焦げてた方が好きかな？「よく焼き」オプションがあればうれしいかも。

具は、ベーコン、タマネギ、マッシュルーム、ニンニクの芽、シメジ。
パスタの量に対していうとちょい貧相。具が多すぎる焼きそばは好きじゃないけど、これだとちょっと物足りないかな？特にタマネギが雀の涙ほどしかないのがなぁ。。
おそらく並～大でパスタの量を変えても、具の量は変わらないのかも。

薄味ではなく、かといって濃い味過ぎない絶妙な味付けなので、このボリュームでも食べ疲れせず意外にペースを保って食べられますが、例えばジャポネでいう大葉のような、舌をリセットする具材がなくかなり単調が味わいなのでやっぱ飽きますね。
中盤以降、変化を付けるために卓上の大瓶に入っている「チーズパン粉」なるものをかけてみます。
・・・なにこれ旨い！！ちょっとクセのあるチーズの香りとパン粉の香ばしさ、そしてサクサクの食感がものすごく合います！
個人的には、このメニューに関しては、あのクラフトのパルメザンよりこっちの方が合うと思いますね。しかもお店的にも原価低減に役立ちそうｗ
これ、調べてみると「モリーカ」というれっきとしたイタリア料理の食材らしく、「貧乏人のパルミジャーノ」とも呼ばれているんだとか。なるほどその通りだと思います(；´Д｀)

ということで、しっかり600gの麺を食べきりごちそうさま。
この食後の満腹感、確実にジャポネのジャンボ以上。なかなかの達成感！
ただ、やっぱりベンチマーク先と比べてしまうと割高感がなぁ。。昔の値段だったら再訪はアリアリだったけど、ロメスパって安くお腹いっぱいになれる要素も大事だと思うんですよねぇ。

やっぱりジャポネは、「開店中は常に行列」という、ラーメン二郎並の回転で回せてるからこそできる価格設定なんでしょうな。あらためてジャポネの偉大さを思い知る帰り道なのでした。

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