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浅草・天丼の老舗「大黒家 別館」。【99th】
やはり何度食べても、僕にとって「お江戸の天丼」は大黒家だ。
前回アップから時間があいた。
非更新の再訪メモを付してはいたが、それ以外でも何度か通っている。
各々を書いても重複するので書かない。
価格はやや値上っている。
「海老天丼」(1,950円)、「お吸いもの」「かき玉わん」(330円)となっていた。
「板わさ」(580円)も。
今回の「海老天丼」、いつもウマいと食べているが、ココ最近では特別に一番ウマかった。お江戸の、蕎麦呑みなどのように、軽くやってからという流れが、そう感じさせるのかも知れない。
この店、今は五代目となった。先代の四代目とは、ちょっとした交流もあった。
だからと言って擁護するわけでは無い。
本日現在134件のレビュー数で「2.97」の評価。
他人のレビューを批判する意図は全く無いのだが、間違いの訂正の意味合いで正論を述べるぐらいはいいだろう。
本店や、この別館のレビューなどで過去にも書いてきたが、好みは人それぞれで、自由に述べるべきだと思う。ウマいもマズいも当然に自由だと思う。
でも、ちょっと聞いて欲しい。
「サクサク大好き論」は、フタで蒸らす天丼において無意味なのはもう明白であろう。この店の天丼には、フタが付いてくる。この店は、天丼の天ぷらをサクサクさせようなどとはこれっぽっちも思っていない。
「衣多すぎ論」は、いろいろな意見があるだろうが「衣でかさ増し論」は、正しくない。何故かというと、必要性があってわざと衣を多くしているからだ。エビ・キス・穴子などの天ぷらの具材の風味を逃がさないために厚みのある衣にしているそうだ。コレは後述する中にも出てくる。
「江戸の天丼では無い論」は、僕には正直なトコロよくわからない。ただ、代々続く江戸っ子が「江戸の味」というカタチで、メディアなどで紹介しているコトが多いので、ソレに従っているだけであるし、この食べログでも江戸っ子からそうだというコメントを多くいただいた。
「観光客相手論」は、その通りだと思う。だって、浅草は住んでいる人より観光客が圧倒的に多い場所なんだから。でも、浅草の地元のファンも通うし、浅草の商店街や商工会などの集まりも何度もココで開かれているのを目にしているし、今回の訪問時も、浅草のとあるサークルの宴会が入っていたりしたから、一概には言えないような気もするのだが…。
「タレ、濃すぎる論・苦い論」には、弁解の余地はないし、かなわない。コレは、もう好みだと言うしかない。でも、昔から賛否両論あって、このタレの味を残してくれた先代に各々感謝しつつ引き継がれてきたようだ。
同じ浅草界隈の老舗で、「駒形どぜう」という店がある。
その店の六代目の越後屋助七さんが、下記の本でこう書いている。
(以下の文章の『~』は、2003年小学館発行「駒形どぜう六代目の浅草案内」より抜粋)
『ずっと変えずに甘辛くて黒い天丼』と題して、こう綴られている。
『見た目はちょっと黒めの天麩羅が、大黒家ならではのもの。だが、食べてみると、ゴマ油の香りが口いっぱいに広がって、何とも旨い。これぞ、江戸の味。この天丼のファンが多いのもわかる。』
『大黒家の天丼。エビやキス、穴子などの味を逃がさないように衣をちょっと厚めにしてゴマ油でからっと揚げる。これに一見濃いようだが、じつはまろやかな味の秘伝のタレをかければ、大黒家特製の天丼のできあがり。天丼には、タレがうまくしみるように絶妙な加減で炊かれたご飯がものをいう。』
まぁ、その駒形どぜうの六代目、『天丼といえば大黒家さんに足が向く。』というファンだから、そう書いたのかも知れないが、その六代目とも僕は好みが合うようで、同じ本の中で紹介されていた浅草の今は無きお寿司屋さんが書かれていたコトにも驚いたし、その寿司屋の近くの「おし田」という和菓子屋のコトまで紹介されていたコトにも、それ以上に驚かされた。
今、この大黒家の別館の前の道からは、東京スカイツリーがキレイに見える。
本店と合わせ50回以上通っている店だが、何だか、この景色にも、ようやく慣れてきた。
(文責:京夏終空、2017.3.10)
(3.00/2018.1.21)(投稿時は2.97)
(155件/3.07、2018.4.7)
★浅草、大黒家、別館、海老天丼。★訪問50回以上
【はじめに】大黒家の天丼をまだ食べたコトが無い方へ一言。
①ココの天丼は、天ぷらが、しっとりフワッとしなやかに揚げている。
②ココの天丼のタレは、焦がしダレなので、甘辛く濃厚で、黒っぽくて香ばしい。
③上記①②を130年近く守り続けている。
この3点を、どうかご理解ください。
浅草、天丼、と言えば、僕の中では、東京に来てから今日まで26年間、「大黒家」と決まっている。年に2,3度は伺う。本店のときもあれば、別館のときもある。ただ、決まっているとは言っても、他の店にも顔を出す。それぞれ、特徴があって、浅草には好きな店が多い。
「キンシ正宗」(\550)を呑みながら、「板わさ」(\550)をつまむ。「キンシ正宗」は、銀閣か桃山か知らないが京都伏見の酒である。個人的には、日本酒は明るくないが、この店では何となく日本酒が合う。「板わさ」は鈴廣のモノだ。こうして、天丼が揚がるのを待つ。
「海老天丼」(\1,900) ―― 丼の蓋から海老の尾が飛び出す。この蓋が、天ぷらのしっとり感を増す。(サクサク天丼には蓋などしない。)この蓋を開ける瞬間が何ともたまらない。ゴマ油とタレの香ばしい香りがダブルでハーモニーを奏でる。おもむろに海老天にかぶりつく。うん、ウマい。フワッとしっとりした衣に身を包んだ海老がプリッと歯応えよく磯の豊潤で甘い旨みを引き立てる。タレが多めにかかったご飯とよく合う。口の中で、旨みがさらに広がり、香ばしい香りとともに、口の中で、舌で、鼻で、目や耳までも含め五感が満足してゆくのがわかる。
大海老天が4本。実は、食べる順番もあったりする。人それぞれ好みであるから自由だが、丼に並べられている海老は、1本が寝かされていて、3本がその上に並べられている。大体平均的ではあるが、寝かされている海老天1本が一番衣のカタチが大きいがコトが多い。だから、油モノがあまり得意でない方は、寝かされている1本を早めに対処した方がイイ。上から順に食べていくと、最後に衣の多い海老天を食べるコトになるような気がしている。僕自身は、ガッツリ系で構わないが、一緒に行く人には、そうアドバイスする。お新香の小皿がついてくるので、コレも口直しにはイイし、実際このお新香もウマい。
「お吸いもの」(\320) ―― これも、実によく天丼に合う。椎茸やら蒲鉾などが浮かんでいる澄まし汁。柚子の香りがする。小海老も入っている。高いと言えば、それまでだが、僕自身は、セット感覚でいつもお願いする。
この店の帰り道、伝法院通りから六区通りを抜け国際通りに出る。この辺り、横道に入ると、昔ながらのくじら屋に出会う。くじらは「鯨」、「ゲイ」で「芸」に繋がるからと、芸人達に愛されるという。しばらく歩くと「徳仙」の看板。ココの穴子天丼はデカくてウマいんだぁなどと思い出す。そこからまた横道にそれる。「水口」も懐かしいし、「あるぷす」。よく通ったなぁ。「あるぷす」の焼肉丼よく食ったなぁ。何だか、浅草は、どこか京都に雰囲気が似ている感じで、懐かしい。国際通りと雷門通りの交差点などは、自分がふと、今、四条河原町に迷い込んだかと思うくらい。まぁ、その四条河原町も変わり果ててしまったんだけど...。
【後記】
天丼という食べ物、様々なカタチがあってよいと思う。だから、人それぞれ論じるのも、自由な部分もあると思う。ただ、ネットの口コミというモノは、怖い一面を持っているので、若干危惧している。この店の評点をみると、不思議でならない。
そして、極論を言えば、この食べログレビュアーの味に対する評価がおかしいのか、並んでいる人々がおかしいのかどちらかだと言わざるを得ない。論理的にも、歴史的にも、矛盾する。安い訳でも無い天丼を食べるために、ずっと昔から、多くの人が今日も並んでいるから。
残念ながら、この店、食べログ上では、これだけ評点が低く、店が空いててイイと言いたいトコロだが、さすがの人気店、いつも混んでいる。
残念。もう一つオマケに残念。
そして、再び、残念。(笑)
(文責:京夏終空、2014.2.7)
(文責:京夏終空、2014.2.11-削除依頼か所すべて削除、加筆修正)
(文責:京夏終空、2014.2.12-削除依頼か所すべて削除、加筆修正)
(文責:京夏終空、2014.7.10)-一部追加)
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非更新再訪メモ、2014.7.10
久々に行ってきた。
台風接近にもかかわらず、やはり本店は行列。
またまた、コチラ、別館におじゃました。
仕事仲間と一緒だったので、吞まずに天丼をサクッと食べて、店をあとにした。
いやぁ~、やっぱりウマい。大満足。ごちそうさまでした。
非更新再訪メモ、2016.2.14
この間、何度か訪問。2016.2.13訪問。今回は、本店は休業。
「海老天丼」(¥1,900→¥1,950)
「お吸い物」(¥320→¥330)
浅草の商店会の団体も来店。地元でも愛されている大黒家。
この店を「観光客相手」だと一方的に卑下する論調は、事実が欠落した断定的論調だと言いたい。
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店名 |
大黒家天麩羅 別館(だいこくやてんぷら)
|
---|---|
ジャンル | 天ぷら、天丼 |
お問い合わせ |
03-3844-1111 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
電車 浅草駅(東武・都営・メトロ)から249m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
140席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
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老舗のお江戸の天丼。
この店に関しては、今までさんざん書いてきたので繰り返さない。
人それぞれ、いろいろな主観があるだろう。
そんなコトは、当たり前だし、どうでもいい。
でも、勝手に期待したのも、長時間並んだのも、この店を選んだのも、自分だというコトは忘れて欲しくない。
観光地の中でも、特に目玉の観光場所に近接する場所の、老舗の繁忙店の接客も、想像でき得る範囲であると思う。
もし仮に、老舗に胡坐をかいた、いい加減な接客だとしても、こうも並ぶかね?
昨日今日の話ではない。
明治20年から、大正・昭和・平成・令和と、である。
まぁ、いい、…やめよう。
20時過ぎ、ギリギリの時間帯。とりあえず、「生ビール」(650円)とつまみ。
つまみは、「アジの酢の物」(790円)。
こんな感じで、天丼を待つのが礼儀。…いや、流儀。
アジの出来がまた、すこぶる良い。
「キンシ正宗」に、鈴廣の「板わさ」も良いが、こういう感じも良い。
そして天丼が来る。
「海老天丼」(1,950円)+「お吸いもの」(330円) ―― 写真の通り。
着丼しても、少々蒸らす。
そんなのは、好みだ。
でも、サクサク教信者には、わかるまい。
ほら、フタを取ってみれば、一目瞭然。
中の水分が少し飛んで、味がギュッとつまる。
天丼の天ぷらがサクサクし始めたのは、極最近のコトである。
昔は、こうして、フタで閉じ込めて、蒸らす方が常套だった。
そば屋などの天丼ですら、そうであった。
ある程度、価格の張るような天丼は。
また、フタを開けた時の香りが、たまらない。
特に、ごま油と、焦げた感じのタレの具合が何とも言えない。
前回も、前々回も、きっと書いているので、この後は省略する。(笑)
大満足。
ごちそうさまでした。
誰も指摘しないが、この店の店名は間違っている。
「大黒家天婦羅」となっているが、正しくは「大黒家天麩羅」である。
「婦」でなく、「麩」である。
字にも、キチンとした意味がある。
ましてや…。
…もうやめる。
美味しくて、幸せで、イイ気分だから、関わるのがもったいない。
(文責:京夏終空、2019.11.2)
(167件/3.08)