オペレーションが変わり、劇的に良くなったお店 : ゆりの木

2018.05.18

5月18日は博物館の日、
殆どの博物館の一般展が無料で拝観出来ると聞き、
小学校の同級生四人で東京国立博物館にうかがいました。

上野の駅に降りますと、平日にもかかわらず、混んでいて
パンダの人気だけでは無さそうです。
国立西洋美術館、国立科学博物館も無料になっていて
特に修学旅行や、課外学習の団体の生徒が目につきます。

館内をじっくり回り、普段見ることが出来ない
茶室を移築した庭園も拝見しますと、時間は11時半を過ぎましたので
中にあるレストランで食事をする事にしました。

流石に満席でしたが、入口には見かけない予約の機械が置いてあり
入力をして待つシステムになったようです。
そのおかげか、待ちもスムーズで10分程で順番が来て
奥の席に案内されました。

注文は限定メニューの
アジフライ御膳　1800円が美味しそうでしたのでそちらをお願いし
友人の一人はベジタブルカレー　1004円をお願いしました。

食事は10分程で提供され、早速いただきます。
アジフライは小ぶりでしたがサクッと揚がっていてなかなかの物
サラダ、卯の花、味噌汁は特筆する所はありませんが、安心の味です。
食後のデザートの提供が遅れましたが、
色々盛り合わせていてホットコーヒーも付いていましたので
お得な感じでした。

ご馳走様、オペレーションが良くなると、印象もガラッと良くなりました。

2016.02.19

東京国立博物館で開かれている、
特別展「始皇帝と大兵馬俑」を見るために、久々に上野の山に来ました。
当日は、絶好の天気で、到着した9時頃は上着が必要でしたが、昼過ぎには気温も上がり
上着無しで歩けるほどでした。

最終日間近で混雑を心配しましたが、幸い平日という事もあり
9時半の開園時間には、百名ほどが並んでいるだけで、
スムーズに特別展を拝見し、常設展も拝見し時間は11時半
朝が軽かった事もあり急激にお腹が減りました。
当初は、御徒町のトンカツ屋さんか秋葉原のステーキ屋さんを予定していましたが
どうにも間に合いそうにありません。

ふと見ますと、以前お茶会に参加させていただいたお庭の脇に
ホイルオークラレストランの文字が見えました。
ホテルのレストランだと、旨いがお値段も高そうですが、
外のメニューでは、大衆食堂に毛が生えた位の価格に思え
空いていましたので入りました。

中に入りますと、すぐに男性の係りが出迎えてくれて、一人との事で
カウンター席に案内されました。
奥の庭に面した一角がカウンターになっていて、外が見えるのは有難いですが
若干、隣とのスペースは少なめです。
両脇に初老の紳士が、牡蠣フライセットと五目あんかけ焼きそばを召し上がっている真っ最中に
御免なさいよってなもんで、腰かけます。

お冷を持ってきた男性スタッフにおススメをお聞きしましたら
「始皇帝と大兵馬俑」特別展期間限定メニューを勧められましたが
中華の気分ではありませんでしたので、通常メニューでとお聞きしましたら
広島産牡蠣フライセット、天丼、五目あんかけ焼きそばが良く注文されるとの事で
茶碗蒸しが付いていることが決め手で天丼セット　1290円をお願いします。

混む時間の前のようで五分ほどで天丼セットが登場
写真を撮って食べようとしましたら、あれっ何か変
スプーンはあるのに茶碗蒸しがありません。
直ぐに係りの方に言って、持ってきてもらいましたが
ホテルでは、ありえない事です。

厨房は、座った席の奥にあるようで、スタッフがひっきりなしで、
お水やら料理を持ってきては、食べ終わった皿を片づけていますが
忙しいのは分かるのですが、背中を勢いよく通られるのは
嬉しいものではありません。

隣の牡蠣フライセットを食べ終わった紳士の食器の片づけも
テーブルの上に残った、ころものカスの拭き方も隣で食べている事を
意識していないように感じます。

隣に来られた常連のご婦人は
注文をシフォンケーキとオーダーしましたら
飲み物は何時ものココアでよろしいですか
っと答える女性スタッフもいられるのに、何かチグハグで
何より落ち着きません。

さて、肝心のお料理の味が、どっかにすっ飛んでしまいましたが
写真を見ていただければお分かりのように
およそ、天丼らしくなく、店頭の写真と異なる状態で出てきました。

残念なのは、衣のサクサク感がまるで無く
良い素材を使っているようですが、生かされておらず
白身魚の天ぷらなど、衣がご飯にくっついて剥がれず、バラバラになってしまいました。
丼汁もかなりの薄味、旨みも感ぜず、何より塩分を感じなくて塩梅が良くありません。
私はほとんどのお店で追加で調味料をかけた事はありませんが
今回は、醤油か塩をお願いしようと何度思ったことか
後ご飯の柔らかい事、年配者が多いせいか、柔らかいご飯が好まれるのは分かりますが
天丼には合わないと思います。
豆腐、なめこの入った味噌汁も豆腐をもっと良質のものを使わないとダメだと思います。
後から持って来られた茶碗蒸しは、一番マシでしたが、銀杏が入っていなかったのが
寂しかったです。
それでも、残した事は無いので完食
お願いしましたらほうじ茶もいただきましたので、お暇です。

しかし、ここで一番の問題が
入口近くのレジが6人も会計待ちで並んでいます。
直ぐに終わるだろうと後ろに並びましたが一向に進みません。
どうも、領収証発行で手間取っているようでしたが
振り返ると後ろも五人ほど並び、入口から奥まで会計待ちと異様な状態です。
そんな中、新規のお客さんを狭い通路に案内する係り
手の空いている係りがいるのですから、もっと気配りすれば
こんなことにはならないのに・・・
さて、やっと会計、嫌みではないのですが
黒服を着ている会計の方に、こちらはホテルオークラと関係があるのか尋ねましたら
憮然とした表情で、ホテルオークラの子会社ですと答えられました。

スタッフの方は笑顔があったのに、こんなホテルマン
見たことありません。

ご馳走様、ホイルオークラは、利用させていただく度に
良い思い出しかありませんでしたのに、
子会社はどうも違うようです。