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店名 |
閉店
コーダリー(Caudalie)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ、ビストロ |
住所 | |
交通手段 |
上野駅から徒歩12分。東天紅の裏手の住宅地。 京成上野駅から489m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、AMEX、JCB、Diners、Master) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
サービス料金込 |
席数 |
16席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 お店の近郊に有料パーキング有り。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
お子様のご利用は小学生以上。 |
ドレスコード | スマートカジュアル |
オープン日 |
2007年3月15日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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(文末の〈結論〉にて要点をまとめているので、お急ぎの方はそちらをどうぞ!)
平日の夜2名で利用。
わかってはいたが店は広小路からも上野駅からも近くはなく、目立たない路地にある。
しかも店自体もこぢんまりとして地味。店内はかなり写真映えするようで、写真で見た印象と実物はだいぶ違い、入った瞬間アレ?と思ってしまった。スタッフが行き来する扉が開く度に、私の席からはバックヤードの見えてはいけない世界が丸見えだった。
だからこそ、こんなに目立たない店がここまで人気を博しているということから、ついつい期待値も上がってしまっていた。
店は静かで、シェフひとり、サービスの男性ひとり。
まず最初のアミューズで度肝を抜かれた。
⚫️アミューズ
なんと特大椎茸がどーんと入ったミニ・ハンバーガー。アミューズがハンバーガーって時点でびっくりだが、よく立っていられるなと感心するほどのフォルムである。このデザイン力と、こんなもんをアミューズとして出す勇気、食べる前からまずすごい。食べるにはよく潰してくださいと言われ、ぎゅうぎゅうつぶしてから(楽しかった笑)ガブリとやる。旨ーーーーい!!思わず笑っちゃうほどの強烈な旨さ。新潟の超肉厚椎茸の香り、みずみずしい質感、ワイルドに肉肉しいバンズの旨み、ワインを効かせた濃厚なソースも絶品で、このアミューズには本当に参った。まず驚かせる。そして感動させる。まさにアミューズと呼ばれる一品として最高の一品だった。
⚫️冷たい前菜 トマトのファルスィ
こちらは定番料理、しかも実に素直で安定した美味しさ。中に込められた蟹肉は上品で、しかししっかり美味しい。トマトのジュを使ったジュレも爽やかに香り、何よりブロッコリーのピューレが素晴らしい厚みを添えている。こういう定番料理を奇を衒わず素直に、しかも満点の美味しさに持っていかれるとやはり感激するものだ。
⚫️パン
バゲットは小麦の味わいがずっしり濃厚でクラムはむっちり、クラストはかなりハードで大変美味しい。パン好きなのでパンが美味しいのはめちゃくちゃ大事!
⚫️あたたかい前菜 フランス産アスパラガス
サバイヨンソース
写真では伝わりづらいかもしれないが、ミニマムなデザインが絵のように美しい一皿。
全体にまあ美味しいのだが、アスパラガスが少々水っぽく感じたことと、卵黄とトリュフのソースと説明されトリュフ好きの私は期待したが、トリュフ感はほぼなかったのが残念。
⚫️金目鯛のポワレ ブールブランソース
この金目鯛の立派なこと、美しいこと!見るからにいいと思ったがやはり皮パリで最高の火入れっぷり。しかし調理は素晴らしいのだが、金目鯛そのものの旨み、味わいが不思議と薄い。金目鯛大好物なので期待値が高すぎたか?そして何より、ソースに不思議な酸味があったことが私の好みではなかった。このブールブランソース、柑橘を加えているのかな?と思い接客の男性に尋ねてみると「いいえ。」と何故か塩な対応だったので、ンンン?よくわからんがそのままにしておいた。
添えられたあわび茸は焼いた薬味と共に食べるようになっていて滅法美味しかった。
⚫️赤城牛 赤ワインソース
先ほどの金目鯛も美しかったがこの赤城牛も肉そのものが大変に美しい。紅に輝く肉は見るからにジューシーでやわらかそうでたまらなく美味しそうだと思ったが、食べてみると見た目の期待を裏切らぬ最高の、ブリンブリンの弾力、旨み!野菜がいろいろ添えられているのも嬉しく、ひとつひとつが鮮やかに美味しい。目を惹くのはヤングコーンだが、これはよーく火が通っていたのでなんと皮まで美味しく食べられてしまった。うど、かぶ、そして紫にんじんは煮詰められてほぼ真っ黒に近い迫力紫で、それもまた美しい。芋はメイクイーンだと言われたが、メイクイーンってこんなに美味しかったっけ??と思うくらい、ぽってりねっとりとした海老芋に近いような美味しさだった。
⚫️デザート ルバーブのタルトとラベンダーのアイスクリーム
ルバーブのタルトは酸味が素晴らしく、アーモンドプードルの食感も味も美味しくてとても気に入った。ラベンダーのアイスクリームは予想以上にラベンダーの香りが鮮烈でこれまた楽しい美味しさだった。
⚫️小菓子 そら豆のマカロン
このルックス、アイディアにはまたまた度肝を抜かれた!なんという遊び心、仕上がりのセンスの良さ。そら豆の味わいもしっかりあったし、私には少々甘すぎたけれど最後にまたひとパンチ喰らった感じ。そら豆の下に土として敷かれたものはココアのクッキー。これもカリカリと美味しくてしっかり食べてしまった。
途中魚料理のところで塩対応と書いたが、そこまで塩だったのはその時だけで、あとはごくまともな、プロの接客だったと思う。しかし手慣れてはいるのだが、終始丁寧さあたたかさが足りない感じがしたのも確かではあった。
嫌な思いをしたとかではなく飽くまで全体の印象というレベルの話だが、小さな店だからこそ、そういうことが直接的に伝わってしまうのかもしれない。
〈結論〉
店の雰囲気は写真から想像していたのとは少し違って、目立たぬ路地の小さな小さな店。
シェフ一人、接客の男性ひとりだが、その小さな空間に大きな料理の世界を作り出している。
王道の定番料理あり、大胆な工夫と演出の大変楽しいものもあるが、どちらにしろ味は奇を衒わず素直な美味しさに着地しているのが好印象。私の好みではない部分もあったが、私も偏った細かい(要はメンドくさい笑)人間なのでその点については次回はまた違う印象だろう。
接客にもう少しあたたかさ柔らかさが欲しかったとか欲を言えばキリがないが、とにかくこれだけ手間暇のかかった美しい料理がたくさん出てきてこの値段は破格!
立地、雰囲気ともに夜は少々寂しい印象もあったのでやっぱりランチがおすすめかなー。