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蓬溪閣 2号店/この坂をのぼるたび、いつも ……
営業職として客先訪問もこの期に及んで歓迎されないだろうし、職場の同僚たちからも「どこ行くのお前 ?」と後ろ指さされそうなので、私にとっては地獄となろうが嫌々フルタイム社内を敢行。
昼休み、正午を十分に過ぎるのを待ってから実盛坂を上り、そこそこ本郷方面へ移動してから食べグロ位置検索をかけようという算段であったが、角っこに赤い“お弁当”の幟を見つけ、回り込んだらちゃんとお店になっているようなので渡りに舟と入店を試みる。
のは良いんだけど、はて ? こちらの屋号は本郷三丁目交差点付近で見かけたような気がしたんだけど ……
<R2.4.7 本郷>
「蓬溪閣 2号店」
入店した後で尚も考え込んでいるのだが、もしかしてこちらの場所は前に日本蕎麦屋だったとこかなぁ ? よく分からない。
店頭の黒板的な看板に、これは今考えると錯覚であったかも知れないんだけど“ラーメン+半炒飯+餃子”くらいの欲張りセットが数種に並んでいたと思ったんだけど、席に着いてメニュウを拡げるも憐れそれらの姿が見えず、潔くそれらは諦めることにして、私得意の“紅き豆腐”、しかもそれ一丁まるまるの画像に惹き込まれる恰好でそれを注文。
その際、ああ、これはやはり例の大きな交差点のディフュージョン店舗であって、今まさに注文してしまったのはそちら得意の危険な物質ではないか ? とようやく気付いたとしたって、過去の惨劇をさらりと忘れてまたやってしまった私のミステイク ……
入店時刻は午後12時40分を過ぎていたと思うが、今日にも安倍総理が都市部に緊急事態を宣言しようという状況下においてそれでもまだ数組の先客がおり、また店頭のお弁当もぽつぽつ売れている状態であったことがそれなりに印象的であった
“炎の石焼麻婆豆腐” @780也。
「炎のランナー」に似た名前の見覚えのある麻婆豆腐が舞い下り、私はこのありのままの豆腐一丁の画が欲しかったんだけど、憐れお姉さんにかんまされてしまった。これはその後私が手を加えていないありのままの画である。
同時に卓上に置かれた黒い布は紙エプロンであろうか。
しかしさして高級な洋服を身につけているわけでもないので、それは次のお客さんが使えるようにそのまんま据え置き、そして私とか高倉健とか星桃次郎は常に裸一貫、その“猛り”に立ち向かう !!
やおら洗い箸を抜刀。
白いご飯の真ん中に生卵をおとしてやる時のように窪みをつくり、そこへ怒り猛る麻婆豆腐を盛り、それを蓮華ではなく箸でやるという方法を、既に私は頭に描いていたのだ ! それは言うまでもなく、辛さ(hot)と熱さ(hot)というdouble hotに立ち向かう為の術 !
(要約すれば、威勢良かったわりにはけっこうへなちょこということ)
新型ウィルス対策か、開放されたドアから吹き込んでくる涼風は明らかに私の味方 !
箸のシャンクを冷却メンバとして機能させつつ、麻婆豆腐ご飯に更に空気を含ませる形でそれを食べ進む。その殺傷力(笑)を、それをただ箸でやるという私のアイディアだけでキャンセルできたとは到底思えず、実質的に上(本郷三丁目)のお店よりも破壊力はかなりマイルドに抑えられていると思った。
いつまでもサスティーンし続ける熱さは兎も角、辛さに対しては、少なくともより“万人受け”する方向に振られていたと思う。
「アリガトゴザイマシタ~、カラサダイジョブデシタカ~ ? ♪」
こちらがいつ頃から稼働しているのか知らないが、左隣の男性3人パーティのただ一品致命的に遅れていた料理は、到着してみればそれは何でもない炒飯であった。同時に右隣の女性2名パーティのそれも提供のタイミングが相当にずれており、まだtakeoffしたてのお店なのかな、とも訝ってしまうのだが、それを堂々補うホールのお姉さんの明るさだけが、諸々のすべてを浄化してくれていたと思う
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Jackie_m
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Jackie_mさんの他のお店の口コミ
店名 |
掲載保留
蓬渓閣 2号店(ホウケイカク)
|
---|---|
ジャンル | 四川料理、刀削麺、火鍋 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ丸の内線 本郷三丁目駅徒歩8分 本郷三丁目駅から429m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
80席 |
---|---|
個室 |
有 (30人以上可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
コース | 飲み放題、食べ放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
オープン日 |
2020年2月25日 |
備考 |
PayPay利用可能 |
お店のPR |
本格四川料理を心行くまで堪能☆宴会に◎2時間食べ飲み放題コース!大人数・貸切OK♪
数種類の香辛料を使用し、熱々の石鍋でご提供する石焼麻婆豆腐や、モチモチでつるんとした食感が特徴の刀削麺など、本格四川料理を味わえる【蓬渓閣 2号店】。店内1階は30名様、地下は50名様までご収容できますので、大人数でのご宴会やパーティーにも使いやすい一軒です!2時間食べ飲み放題付きコースをはじめ、各種ご宴会に適したプランも◎お得な定食メニューもありますので、お一人様でもお気軽にお越しください♪ |
初投稿者 |
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19日間連続した雨が、ようやく途切れたとの東京。
見上げればすこぶる晴れ。空の青さに深みを与えるPLフィルタが欲しいところだが、そもそもカメラを持って出てきておらず、スマホのそれに頼るしかないのだが、いったい露出調整はどこでやるんだろうこれ ?
と思ったら撮影した後から“明るさ調整”なんて親切な表示が現れるんだけど、それは画期的 !!
―― 撮影したあとから露出が調整できるんだったら、撮影したあとでピント合わせもできるんじゃない ? ちゃんとスマホの説明書をよく読めば、別にカメラなんかもういらないのよ ! 兎も角シャッターだけ切っとけば、あとでなんでもできちゃうんだから。失敗写真なんてもう時代遅れの話だよ ……
<R2.9.28>
「蓬渓閣 2号店」
日本そば屋を目指しておばけ坂を上って来たんだけど、急に心変わりした。
もしやこれが女心と秋の空というものだろうか。世の中には、実は100%の男も、100%の女もいない。そのことを了解しておけば、男心も秋の空というものに多少は左右されるということが分かるし、少しくらい自分がヘンだからといって、すぐに性転換手術へと短絡しなくても良い、ということが分かる。
野生の感で歩いてくれば、最短距離で蒼天の下に目当ての幟を発見。
そのことに満足しつつ、でも遠巻きに覗いたお店が、午後1時になっているというのにまだ繁盛しているようだったので、一瞬躊躇。
しかし店を覗いてみた時に中から威勢の良い「イラッシャイマセ~ !」が聞こえたよな ? そうであれば腰を据える場所はあるはずと恐る恐る踵を返したところ、中から食事を終えたお一人様も出てきたところで、安心して突っ込んでいく
“炎の石焼麻婆豆腐” @780也。
「炎のランナー」に似た名前の料理を注文した。
炎のランナーを私は未だにちゃんと観ていないが、当時炎のランナーのことを水野晴郎は“ほのほのランナー”と言うのだと、クラスメイトがバカにしていたことを、今でも鮮明に覚えている。
お姉さんが塊の豆腐をまず碁盤の目のように崩すことを、今回初めて知った。そしてその後、そうやってせっかく四角く成型した豆腐を、結局ぐちゃぐちゃにしちゃうことも。
―― どうでもいいんだけど、最初の四角い無垢の豆腐の画が欲しいのに、いつも問答無用でかんまされちゃうんだよなぁ ……
お客はその後も順調に入れ替わり、私の左手に着いてきた界隈のオフィスの同僚チームと思しき4人組の中のうるさがたの女性が、ここの店の肉(それは鶏についてだと思う)はちゃんとした仕入れをしているので、ばらばらにする必要がないの !(怪しいのはばらばらにして確認してから口に入れるということなんだろうけど、私もその気持ちは分かる) と講釈をたれていた
となれば私の麻婆豆腐の挽肉も、要注意な塊が混ざってるんだけど、でもふつうの大陸系中華居酒屋でその部分を齧るとゴリッ ! と筋が悪さしてきそうなところが、こちらのそれにおいてはまったく素直ということも、それを証明する一つの要素となろうかと思う。
そして今回、注文時に「ライスか刀削麺か ?」とやられ、一瞬意味が分からなくて茫然としてしまったところ、麻婆豆腐にライスか刀削麺か、どちらを付けるか ? とのことのようで、おかしなことを聞くなぁ、と思いつつライスと告げたんだけど、もしかしたら刀削麺って、釜揚げの素の麺で付いてくるのかなぁ ? と後から思いつく。
―― そのことは未確認なんだけど、それはおいしいような、そうでもないような ……(笑) 但しそれを試してみたい気持ちはやまやまなんだけど、注文の瞬間に麻婆豆腐に刀削麺 ! とやれる自分を、どうしても想像できない ……(笑)