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店名 |
本郷 三原堂(みはらどう)
|
---|---|
ジャンル | 和菓子、せんべい、洋菓子 |
お問い合わせ |
03-3811-4489 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
丸の内線、本郷三丁目駅下車。改札口を出て3分。 本郷三丁目駅から37m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1932年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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まったくのノーマークだったが、たまたま通りかかって信号待ちで目が留まり反射的に入ってしまった。
本郷通りと春日通りの交わる交通の要所、本郷三丁目交差点という好立地。
店名からも分かる通り、人形町・水天宮交差点に庵を結ぶ老舗和菓子司「三原堂」からの暖簾分けのひとつ。
ここ以外だと池袋、神田、西荻窪などに点在。とくに池袋は、かの江戸川乱歩が贔屓にしたとあって知名度は頭ひとつ飛び出る。
元は水天宮の門前で売り出した菓子が評判となって大きくなった。
共通のロゴマークは水天宮を江戸に勧進した久留米藩主有馬氏の家紋にあやかったもので、全店舗同一。同様に包装紙には粛粲寶(しゅくさんぽう)のデザインを採用。こちらではそれらしき袋には入れてもらえず。
ここいら辺は東大のお膝元なだけあって、東大にあやかった店が多い。
この「三原堂」もご多分に漏れず、昭和7年の創業以来の名物がその名も東大にあやかった大學最中。旧帝大時代から名だたる文士らにも愛された逸品で、食べれば東大に合格するとかなんとかかんとか。。。縁起を担いで買っていく人も多そう。今回は買わなかったけど塩せんべいも名物みたいね。
大學最中小豆@320
大學最中白いんげん@320
播磨坂紅@220
播磨坂白@220
を購入。
人通りが多いのに足を止める客はパラパラとご婦人方のみ。
訪れたのが金曜日とあって、どうもこの日はパンも売るらしいのだがそれらしきは見当たらなかった。
なお、本店同様に洋菓子も販売していて、これらはかつて独立店舗だった「ジャンヌ・トロワ」ブランド扱いとなる模様。トロワは仏語で3、三原堂の三を転じてトロワ、だそう。
*
手のひらサイズの大學最中はぎっしり詰まった小豆と白いんげん餡の2種類。餡によって皮の色も違って見分けがつく。
『吾輩は猫である』の飼い主・苦沙弥先生が「空也」の最中を歯にくっつけたまま激論を闘わせたように、往年の文士らもときに議論を闘わせながら大學最中を頬張ったのだろうか。
最中の語源が、和歌に詠まれた中秋の名月を意味する最中の月から来ているとされているので、まさにこの真ん丸な大學最中は月そのもの。
最中を東大構内の心字池に映る満月に見立てた。のかもしれない。
播磨坂という名の、こちらも最中だがどうも桜の花弁を象っている。
それに播磨坂って茗荷谷だよね、と思っていたら茗荷谷に支店があるとのこと(現在休業中)。
白とピンク2種類あって、ピンクのほうはチェリー餡。食べて思わずあっと言いそうになった。甘酸っぱくて、和菓子には今までなかったような鮮烈な甘さ。見た目もころんと可愛らしく、期間限定販売ゆえ今の時期の手土産に喜ばれそう。
人形町の本店はもとより池袋は江戸川乱歩の寵愛を受け、西荻窪は粛粲寶が足繁く通ったなど、各店舗ごとにエピソードがある。こちらも日本の最高学府のお膝元、いろいろな謂れがあっただろう。
そういえば本郷ゆかりの文豪、森鴎外は饅頭のお茶漬けが大好物だったとか。それにあやかった商品があったような。。。