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京夏終空さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
ペーパーバックカフェ(Paper Back Cafe)
|
---|---|
ジャンル | カフェ、カレー |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄 都営新宿線・都営三田線・半蔵門線:神保町駅から徒歩3分/JR線御茶ノ水駅 神保町駅から154m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
2012年 |
備考 |
スイカ・パスモご利用可能 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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静かで雰囲気が良いカフェ。
平日午前10時過ぎ。神保町の書籍店「東京堂」に併設されているカフェ。1、2階が禁煙で、3階が喫煙可。3階の喫煙室は、ガラスで囲まれているため特に静かで過ごしやすい。ガラス越しに見える多くの本、哲学・思想書、海外文学の数々に囲まれていると、何だか図書館で勉強していた頃を思い出す。(そんな時期、あったか?(笑))
「アイスコーヒー(T)」(¥280) ―― モスバーガーのアイスコーヒーに似ている。コロンビアか。テイクアウト可能なプラスティックの容器に入れられる。やや抜ける感じの酸味と、前面に出てくる苦味。美味しいアイスコーヒーだと思う。
冒頭にも書いたが、この3階は特に静かで雰囲気が良いカフェだと思う。テーブル、椅子などの調度品もセンスが良く、ズラリと並んでいる本の借景が、何より素晴らしく、独特だと思う。
お店の紹介は以上。以下、ムダに長いです。(笑)
3階は、2人掛けのテーブル席×6席、窓際のテーブル席×5、ソファ席×2で構成されている。入り口付近に先客2組3名、一番奥の席を選ぶ。しばらく寛いでいると、窓際の席に1人の客が来た。木製の丸テーブルと合成皮の張られた椅子が並んでいるのだが、どうしたわけか間違ってテーブルに座った。テーブルと椅子は高さがあまりかわらず、出窓をテーブルと取り違えたのか?確かに出窓をテーブルとしたら、高さは椅子より丸テーブルの方が自然だ。早く気付けと願うのだが、一向に気付く気配はない。ムダに咳払いなどしてもダメだ。ハイチェアーに慣れた人にとっては、むしろテーブルの方が座りやすいのかも知れない。しかし、あまりにも僕が見つめてしまったためバツが悪そうにあっという間に出て行った。ホントは座った瞬間から気付いていたのかも知れない。
ちょうど入れ替わりのタイミングで一人の女性が入ってきた。多くの空席があるのに、何故か僕のスグ隣のテーブルに来た。こういう状況は、大の大人だとしても、気持ちは子供だ。神保町界隈に女性の知り合いなどいない。何故だ。バカだからムダにドキドキする。そしていろいろ考える。高校の図書館での秘め事などもムダに思い出す。この空間で、この席を選ぶ理由などについて…。彼女はコーヒーをひとすすりすると、おもむろに鞄の中から日商簿記2級の問題集を広げて電卓片手に問題を解き始める。そうか、勉強をしに来たんだ。えっ、てコトは、わからない問題でも聞かれたりする?いやいや、そんなコトはないだろう。それに僕は、数学は大の苦手だ。
静かなその店内には、彼女のたたく電卓の音だけが響き渡る。他の客が1人、2人と出てゆく。この空間で、隣り合わせの男女2人キリになったらどうしよう。男はいつまでも子供だとつくづく思う。つまらない妄想が徐々に広がってくる。突然に髪をかき上げたりされる。シャンプーの香りまで届く。その距離、およそ50cm。僕のトールのアイスコーヒーは急には減ってくれない。彼女は問題を解き続ける。一方僕は、なぜ彼女が不自然に僕の隣に座ったのか、そのたった1問が解けないでいる。
3本目のタバコを吸い終えたとき、胸が苦しくなって店を出た。
あぁ、こんな本屋などでの慣れないコーヒータイムを過ごしたセイか、つい書き物屋気取りでムダに長文を書いてしまった。
また、若干、脚色しています。(笑)
♪長い方が好きならば、もっと長文にできます。
まるっきり変えるコトだってできます。
だから、ペーパーバックライターになりたいんです。
ペーパーバックライター
(by:The Beatles, 'Paper Back Whiter')
(文責:京夏終空、2014.10.21)
(※写真は、後日掲載。)