塩と油脂に頼らないカレー : カレーライス ディラン

再訪。
新御茶ノ水駅近くにある昼のみ営業のカレー専門店。カレーライス…という店名から日本の家庭的カレーを連想しがちだが、実際は南インド式カレー（らしい）。


お仕事が半ドン＼(^o^)／
こゆ時は昼のみ営業の店に行くチャンスやね。もう一つの目的もあったので新御茶ノ水駅へ向かうですよ。狙いはディランさん。

ランチピークタイムだったので、もし行列していたら下にある鉄板焼肉にしよかと思っていたが、まさかのディランに並びナシ!　これは迷わず入るでしょ♪

相変わらず超寡黙かつポーカーフェイスを崩さない店主さん。とはいえ妙なプレッシャーをかけてくるよな事はなく、たんに職人的集中力から発生したＡＴフィールドが展開されてるのを感じるだけ。
これはアレだ、燕楽　とみ田　成蔵とかの店主さんが発生させてるＡＴフィールドと同種のヤツだな。決して威圧的でわないが、なんか話かけてはダメな空気が漂うヤツな。

メニューはチキンカレーか基本で、そこに二種の日替りカレー。カレー二種を合盛りにするハーフ＆ハーフもある。

私はハーフ＆ハーフを
チキンカレー
緑豆カレー
て。会計1100円。
以前より少し値上がりしているが昨今の事情からしたらコレはしゃーなし。

提供されたカレーは相変わらず色彩豊かで見た目からして美味しさう。カレーというと殺風景な皿が出てくる店が多いが、ここんちのカレーはビジュアルで魅せてくれるのナイスよね。


お味も良いんです。
カレーなんだけど、油脂の甘味旨味や強い塩味には頼らずに野菜の素朴な風味やスパイスの香りで食わせる品です。
ので、いわゆる激辛カレーとかガッツリ濃厚カレーとかが好きな人には合わない店かもしれませんが、辛口カレー苦手かつ野菜大好きな私にはストライクなカレーなんです。

緑豆カレーはカレーと言っても辛さはほとんど無く。ていうか、むしろ甘い。お豆の素朴な甘味とホクッとしたテクスチャにスパイスの香りが絡む味。白いソースはヨーグルトソース。

チキンカレーは王道だが、これも辛さは控えめであくまで鶏の旨味とスパイスの香りが主体。

二種のカレーに加えて、スパイスでマリネしたキャベツや人参も乗っているのでコレらを少しづつ混ぜながら食べると味の変化が楽しめてまた良し。

油脂や動物性タンパク質が少ないのでボリューム的な不安はあるが、大盛り無料なんでソレ活用すればボリューム問題も解決。
そもそも、咀嚼回数多くなるカレーなんで見た目以上に食べた感あるしね。

昼のみ営業ってのが痛いが、カレーの味は好みですのでまた食べに行きますね。
では次の目的地に向かいます。

御茶ノ水でお昼ご飯ヽ( ・∀・)ﾉ
目当ては某四川料理店のランチセット♪
だったんだが、店に到着したら衝撃の文言（画像参照）が………
マジか？数年前は土曜ランチにフラっと入れたのに いつの間にか凄い人気店に。

だが大丈夫。
こんな事もあろうかと（真田 志郎の声で）プランBを用意しておいた私に隙は無い。近くのディランさんまで移動で～す。


ディランさんは待ち客無しですんなり入れました。ここんちのカレー、かなり好きなんだけど 昼のみの営業なんでなかなか来れないのよね。
お店は以前同様に超寡黙な店主さんがお一人で営業されていました。メニュー体系とかも以前同様ね。私は以下の品をオーダーです。

ハーフ&ハーフ（1000円）を
チキン
ラムキーマ
でオーダー。
飯大盛り無料だが今回は通常盛りで。


提供されたカレー、やはり以前同様に彩り豊かなカレーです。これ見ると ディランさんに来たんだなぁ……って思います。

チキンカレーは骨付き鶏肉がゴロッと入った辛さ控えめのカレー。ちょっと食べづらいのが難点でわあるが、骨の周りの肉の旨さはやはり抜群よね。辛味は 控えめながら スパイスの鮮やかな風味が伝わってくる香辛料使いがクセになります。このチキンカレーは大好きだなぁ。

ラムキーマはコリアンダーの葉っぱで香り付けした羊挽肉のカレー。キーマと言っても汁気は ほぼないので、カレーというよりはスパイス風味の肉そぼろ。
なんだが、羊の風味&コリアンダーの香りがバチンと香って美味しいなぁ(*^^*) これは羊好きの私には たまらないヤツ♪
逆に言えば、羊の香りやコリアンダーの香りが苦手な人は 近寄りたくもないでしょね。


カレーだけで食べても美味しいんだけど、一緒に乗っている二種のサラダ（キャベツサラダ&ニンジンサラダ。どちらもスパイス効いてます）をカレーに混ぜながら食べると より美味しくなります。
見た目でわボリューム不足のよに見えますが、食感のある食材ばかり用いたカレーで咀嚼回数増えるので 完食する頃には意外と腹が膨れています。栄養バランス的にも期待できる組み合わせという事もあり、カレーなんだけどヘルシーという ありがたい存在でもあります。
辛さ控えめかつ辛さ調整無しの店なんで、辛いカレーが好きな人には物足りないでしょうけどね。

食べて美味しく、目でも楽しめて、健康面でも期待できる。そのわりにお値段はお手頃。ランチ営業のみというのが難点ですが、何度も来たい良店です。

再訪。
新御茶ノ水駅出口から徒歩５分ほどの場所にあるカレー専門店。店名には「カレーライス」の文字が入っているが、多くの日本人が カレーライスと聞いて連想する料理のビジュアルとは だいぶ違ったスタイルのカレーを提供している。店主さんは都内有名インド料理屋で修行されたとか。


ヤボ用で昼間に小川町までやって来た日……せっかくなので近辺で昼飯でも食いますか。と、なればディランさんでしょ？ 昼のみ営業の店なんで、なかなか来る機会が無い店だしね。９月はテイクアウトのみの営業だったらしいが、10月になってからは店内飲食が復活していました。

相変わらず 超寡黙なマスターお一人で店をまわしています。メニューは画像参照。前回訪問時より少し値上がりしてますね。私はハーフ&ハーフ（1000円）を チキン&ダルと大根 でオーダー。

カレー提供までは わりとしっかり時間かかります。とはいえ、たったお一人で全てやられているので コチラもそこは承知してます。

提供されたカレー、まずは彩り鮮やかなのが特徴のひとつ。二種のカレーだけでなく、ニンジンサラダとキャベツサラダも盛られていて見るからにヘルシーさうです。ダルの黄色にホウレン草の緑も映えますね。カレーって地味なビジュアルになりがちなので、この鮮やかな色彩はそれだけで強く印象に残ります。

味も良いです。スパイスの香りはくっきりと。対し辛さは非常に穏やか。ダルのほうなぞは 辛さはほぼ無いぐらい。塩気や油分もかなり控えているようです。反面、素材ごとの味わいは ハッキリと。特にチキンカレーの鶏は上手に煮えていて旨いですねぇ。前にも食べてますが、ディランさんのチキンカレーは鉄板ですわ。ダルの豆のホクホクした風味や大根の甘味も良い具合。うん、美味しい♪

野菜多めかつ油分控えめなヘルシーカレーなのでボリューム不足かと思いきや、完食後はしっかり満腹に。 野菜の食感を強めに残してある（特にニンジン）ので、咀嚼回数増える事で満腹中枢が刺激されているのだと思われます。ダイエットの秘訣のひとつに「よく噛んで食べる」というのがありますが、ディランさんのカレーはまさにソレ。

美味しいだけでなく 見た目が美しくて 健康にも良くて しっかり食べ応えもある。非常に良くできたカレーですね。昼のみの営業のため、あまり来れませんが また食べに来たいカレーです。

再訪。
開店時間から数分遅れての入店。既に店内空席僅か。危ない危ない……も少し遅れてたら 狭い階段で並ぶハメになるとこだった。涼しい季節ならまだしも、暑い季節に あの階段で並ぶとか想像しただけでショック死するわ。

この日のメニューは写真参照。チキンキーマは絶対に食べたかったので確定だが、もうひとつを ドチラにするかは悩むトコ。カボチャは大好きだから食べたいけど、ここんちチキン旨いんだよねぇ… 結局、チキンキーマとチキンのハーフ&ハーフをオーダー。

相変わらず 超寡黙なマスターが一人で、人数分のカレーを黙々と仕上げていきます。前述したように先客がたくさんいるのでカレー提供まで しっかり待たされますがそこはコチラも理解してるので問題無し。

ようやく提供された私のカレー。うん、野菜達の彩りが綺麗で目にも美味しそうね。このビジュアルの良さも ここんちの魅力のひとつ。カレーって、どうしても似たような色彩になってしまうもんね。

見た目だけでなく味もグッド。チキンキーマは キーマと言っても挽肉の主張はさほど強くない。主役は むしろ卵。キーマカレーっていうより、中華料理の野菜と卵の炒め物みたいな感じね。あれに 挽肉入れてスパイスで味付けしたよなカレー。塩分 油分控えめで 卵の味とスパイスの風味で食わせる優しいカレーで美味しい。

チキンも旨いよね。これは一般的なチキンカレーだけど、肉が妙に旨く感じる。これもスパイス使いの賜物なのかしら？ 辛さは かなり控えめで これまた肉の旨味とスパイスの香りで食わせるカレーで美味しい。これも塩分控えめだね。

カレーの副菜のニンジンやキャベツも 単純なサラダではなく、ハーブやナッツやスパイスで風味をつけてあって美味しい。この副菜をカレーと混ぜながら食べると味変になって また旨い。

うん。やっぱりここのカレーは私の好みに合っていると再確認。店主は有名インド料理屋出身らしいが、本格インド料理は辛くて食えない私でも ディランさんのカレーは美味しく食える。たぶん、かなり日本人向けにアレンジしているのだらうが そのアレンジ方向が私に合っている。

塩分 油分は控えめにして、あまり強い味付けにはせずに 素材の主張を全面に出したカレーだ。味付けを控えめにすると 物足りなく感じる事が ままあるがディランさんは スパイスの味や香りを上手に重ねて 控えめな味付けでも物足りなさは感じないように仕上げている。

野菜ばかりでボリューム不足になりそうなトコを 野菜の食感を残す事で 咀嚼回数増やして満腹中枢刺激して しっかり食べ応えあるよにしてあるのも巧い。

美味しくて 栄養バランスも良くて 食べ応えもある。このカレーが980円は かなり安いと言ってよいだらう。
ただ、辛さ調整できないので辛口カレー好きな方には 向かないとは思うが。でも私みたいな辛口カレー苦手な人間にはありがたい店です。

初訪問。
面倒臭い店に行ってみようシリーズ。
昼のみ営業&日曜定休&かなりの人気店って事で面倒臭くてスルーしていた店。この日は、近くの某菓子屋さんへ行く用事があったので、その前にコチラで昼飯食ってみる事にした。

コロナ騒動のためか行列は無し。すんなり入店できました。ただ、行列こそ無いものの 店内はかなり賑わっています。そして客層が 明らかに他のカレー屋とは異なっているのが興味深い。
昼飯時のカレー屋ってと、私みたいな いかにもな腹ペコ野郎がメインの客層なのに ディランさんの客層は 見るからにホワイトカラーな方々。見慣れない光景に ちょっぴり戸惑う私。
店内はカウンター席メインで かなり狭いけど 隣客との距離は さほど近くはない。無理矢理詰め込んでないのは好印象。
カウンター内では超寡黙なマスターが一人で店を回しています。

カレーのメニューは三種類のみ。
二種類同時に味わえるハーフ&ハーフもあります。私はハーフ&ハーフを チキンカレー&新ジャガイモとマッシュルームのカレー 飯大盛 で。更にラッシー。計1090円です。ちな飯大盛は無料。

調理、片付け、会計、全てマスターお一人でやられてますので料理提供まで少々時間かかりますが、そこは寛容に。

提供されたカレー……
えっと………私の知ってるカレーのビジュアルとは まるで違うんですが？
チキンカレーは カレーらしいルックスを保ってますが、新ジャガカレー部分は？？？ ライスの上にはキャベツと人参。
食べてみると これが予想外に旨い。チキンカレーは辛さは あまり無いけど、スパイスの香りはしっかり。鶏肉も上手に調理されてます。いいね(^_^)
新ジャガカレー、ジャガイモといいつつサツマイモも入ってます。カレーと呼ばれてますが、汁気が全く無いので イメージ的には「スパイス風味の芋煮っ転がし」て感じ。芋はホコホコに煮えていて、そこにスパイスの香りを纏っていて……旨いじゃん♪ カレーぢゃないと思うけど、まあ旨いから細かいこたぁ ど～でもいいや。
人参。てっきりキャロットラペかと思ったら生の人参だた。生の人参にハーブとスパイスで風味付けした人参サラダ。
キャベツ。軽く茹でたと思われるキャベツに 薄くスパイスを纏わせたキャベツサラダ。
この二種のサラダを メインのおかずと共に飯に絡めて頂くのは かなりツボりました。うん、好きな味です。辛すぎないのも私には嬉しい。
野菜ばかりなのでボリューム不足を心配したのですが、根菜類たっぷりのため 思った以上にお腹にたまります。お腹にたまるけど、野菜だから重さは無し。
皿全体で見ても、塩分 油分は かなり控え目にして、 スパイスと野菜を上手に使って 美味しくヘルシーでありながら、しっかり食べた感あるカレーに仕上げてありますね。

これは かなり気にいりました。是非 また食べたいのですが、昼のみ営業ってのが難関ですね。
カレー屋だと、 どうしても不足しがちな野菜を 美味しくたっぷり摂取できて この価格は間違いなくお値打ち。ので評価高めに。