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料理は不満はあるがかろうじて及第点。しかし・・・サービスには多いに不満です
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tamakineko
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店名 |
掲載保留
オステリア・ラ・ピリカ(OsterialaPirica)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、パスタ |
住所 | |
交通手段 |
JR御茶ノ水駅より徒歩5分 JR秋葉原駅より徒歩7分 御茶ノ水駅から191m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
44席 (44名 テーブル22席、立食50名) |
---|---|
個室 |
有 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間 |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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先週、家近くのある店で偶然同席した、とある食雑誌の編集者に勧められての訪問。日曜営業、家からもそれほど遠くないということで、リピートできる店ならいいね、と話しながら訪問しました。湯島聖堂のすぐ横ですが、かなりディープな感じの場所です。お店のたたずまいはなかなか洒落ている。日曜の夜だからか、1Fの席には子連れの一組のみ。2Fに宴席があるそうですが、食事中に何組かが降りて来ましたので、こちらはかなりお客さんがいたようです。
本日のオーダー
・ピクルス
・幻の生ハム
・前菜盛り合わせ(豚のテリーヌ、穴子の寄せ集め、ハムのムース、車エビのマリネ、菜の花のマリネ)
・パスタ(フレッシュトマトと魚/パスタは小さい手打ちのもの/名前は忘れました)
・子羊のグリル
ピクルスは、セロリ、赤/黄ピーマン、黄人参、レンコン(!)。シャキシャキ感を残し、比較的穏やかな味付けのもの。スタートとしては良いものでした。
生ハムは目の前で切り分けられます。とてもハードに作られているもので、薄く切ってあっても脂の部分はややこりこりするほど。とても美味しい生ハムですが、1枚2000円には勇気がいります。結構大振りに切り分けてもらえるので、二人で1枚でよかったとちょっぴり後悔。最初に大きさを聞いとけば良かった・・・でも、「あまり食べないので」と最初に言ったのですが、ボリュームについては全くコメントなし。
前菜は「がっつり」系です。大変、ボリューミー。豚のテリーヌはさまざまな部分を集めたイタリアンでよく食べる料理ですが、かなり強烈です。強いワインを飲むか、内蔵を生で食べられる人向け。香草では消えない「しつこさ」が残ってしまうことを配慮された料理ではありません。穴子は全く凡庸。穴子自体の旨味を「脂の旨味」と勘違いしている作りです。この手の勘違いは、イタリアンでも中華の鰻でもよくありますね。和食の店でもときどきあたります。手間はかかっていますが残念ながらとりたてて食べたいものではありません。車エビのマリネはくるまエビの旨味が完全に消滅しています。これならブラックタイガーで充分。極めつけは菜の花のマリネ。ロンドンのイタリアンで食べたホウレンソウのソテーを思い出しました。さすがにフォークの間からは落ちませんでしたが(苦笑)。
パスタは・・・フレッシュトマトに誘われて注文。フレッシュトマトのソースは大好き。確かにフレッシュトマトです。でも・・・フレッシュトマトを使うという意味が感じられません。さわやか、というだけです。
これらに比べて、子羊のグリルは美味しかった。子羊自体はつい先日、本当に美味しいものを食べてしまった記憶が生々しいのですが(比較してもしょうがないのですが/笑)、肉そのものの味をしっかり引き出す調理でした。ソースも比較的しっかりした味で、「ワインを飲む人はこういう味付け? それとも普通にこうですか?」と思わずメートル「役」氏に聞いてしまいました(もちろん、答はかえってきませんでした・・・その点は後を読めば分かります)。ピクルスと生ハムとこれだけだったら、かなり料理の評価は高かったでしょう。
さて、本題です(苦笑)。料理の評価だけだったら、こんなにイメージは悪くないのですが・・・
このお店の最大の問題は、サービスにあります。メートル役(メートルではないそうです。指図するさらに偉い人がカウンター奥にいるらしい)の男性も、ソムリエ役の女性も、とても朗らかで一生懸命。個人的にはとても好きになれる人たちです。お客さんを喜ばせようという意欲も十分に感じられて好印象なのですが、店としてのサービスはまるでなっていません。実際に応対してくれたお二人がとても良いイメージを与えてくれただけに、残念。
まず、BGMがミスマッチの極み。この値段とお店の雰囲気に合うものではありません。がちゃがちゃした音楽が多く、繁華街のパブか安いピザ屋にいるようです。落ち着いて食事を楽しむ感じではない。音楽を毎日聞いている身としては、結構苦痛な時間でした。そして、席に案内されて飲み物をオーダーしてから出てくるまでの時間の長いこと。10分近く待たされました。
案内された私たちの席の後にはベビーカーが。もちろん、泣くもわめくも思うがままです。ご両親はとても礼儀正しい方で、少しでもぐずるとお父さんが外に連れて行ってあやすのですが・・・お帰りの時にも「申し訳ありませんでした」と私たちに丁寧なご挨拶。違います、ご両親は悪くない。お店のコンセプトが「乳幼児自由」なのですから、客はそれを覚悟しなくてはならない。私たちは全く嫌だとは思わないのですが、お店に配慮があれば席を離したでしょうね。1Fには他にお客さんはいなかったのですから。
飲みものが到着した後もびっくり。オーダーを取りにきた男性が、私がまさにオーダーをし始めたタイミングで指揮官に「呼ばれて」、断りもなしにカウンターの方へ行ってしまったのです!! 「指図する人」が、まるでお店の状況を把握していないことがバレバレ。場末の中華じゃあるまいし・・・オーダーのために開けた口が行きどころを失って「ぽかん」です。
この「メートル」氏、もちろん「幻のハム」を目の前で切り分ける役も果たすのですが(それでメートルだと思った訳です)、まだぎこちない。出されたハムは厚さが揃っていません。薄いところは持ち上げるとばらけてしまい、厚いところは硬すぎる。1枚2000円もとるものなのですから、もう少し配慮があっても良いかも。
料理についての質問も厳禁です。このメートル氏、メニューに書かれているものがどんなコンセプトの料理なのかは、全く「教えられて」いません。メニューを組み立てる楽しみをこの店に求めるのは無駄かと思います。
まだまだ小さなことはあるのですが、極めつけは会計後に判明しました。ソムリエ嬢とあれこれ酒談義を楽しんでいて、私だけグラッパをオーダーしました。ソムリエ嬢は連れ合いにも勧めたのですが、そんなに呑まない連れ合いは断りました。話の流れで「香りをかいでみてください」など、ビンの蓋を空けてくれ、なかなか楽しい時間でした。が・・話の中で「ちょっと飲んでみませんか」と(向こうから)言われたものがあったので、「それでは」とほんの一口(グラッパの一口ですから、なめるだけ、グラッパグラスに2ミリほどですか・・・という量)ついでもらって味見。これが・・・しっかりお金(1600円)を取られてる!!ちなみに、同じグラッパを行きつけの店で飲むなら1100円だそうです。もちろん、味見ならお金は取りません(苦笑)。こういう勧め方、これだけで1杯分の料金をとるやり方は、私は許せないと思います。
もちろん、「初めて訪れた店で「ちょっと飲んでみませんか」と言われて「味見」をさせてもらえるなんて甘い!!」と言われるかもしれません。しかし、その前の会話は、自分が好きな酒などの話も交えた全くの「酒談義」。事実、香りを嗅ぐために3本のグラッパの栓をあけてくれました。ソムリエ嬢の酒の好みも覚えちゃったくらいです(笑)(とてもチャーミングな方で、連れ合いの目を盗みながら「素敵な子だな」と思っていたのに(笑)残念)。この話の流れの中で「もう飲めない」と断った連れ合いに「飲んでみますか」と言われて、しかもなめるだけの量を注がれてしっかりいっぱい分の料金を取られるとは、ほとんどの人が思わないでしょう。同じようなシチュエーションには何十回と出会いましたが、正規料金を取られたのは初めての体験です。そういう意味で「新鮮」でした(爆)。
飲み物の値付けは、こういう「事故」を除いてもそれほど安くないです。ふつうより小さめのエビス生ビールが700円。生ビールについてはちと思うところがあったのですが、勘違いだと問題なので書きません。ワインもいきつけの店より概ね2、3割高い(まぁ、いきつけのところが安いということもありますが)。働いている人たちは良い感じだったのに、ノルマとか売り上げのプラスアルファがあるのでしょうか。オーナーは結構「儲け主義」なのかなぁ・・と残念でした。結局支払いは25000円を超えました。これだけ出すのであれば、他の美味しい店に行けます。
料理にも働いている人たちにもよいところがあって可能性がある店であるとは思うのですが、今のままでは残念ながら再訪はありません。というか・・・酒好きの人は近寄らない方がいいかも(苦笑)。残念ですが、お勧めいただいた編集者が作っている雑誌を購入する意欲も・・・なくなりました。ごめんなさい。