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03-3254-1237
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あきたいぬじかんさんの他のお店の口コミ
店名 |
巴里の介(パリノスケ)
|
---|---|
ジャンル | ビストロ、居酒屋、洋食 |
予約・ お問い合わせ |
03-3254-1237 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR神田駅、銀座線神田駅、丸の内線淡路町から徒歩3分から7分 淡路町駅から180m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、楽天ペイ、au PAY) |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 |
ワインやウイスキーを楽しむ中高年の店です。 |
お店のPR |
【神田駅・淡路町駅徒歩約3分】仕事帰りの中高年の方がワイン片手にのんびり楽しむ店です。
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初投稿者 |
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「巴里の介は中高年の方々がほろ酔い気分で楽しむお店です」
「時々若い方も (^^;) 」
という手書きの看板が表に掲げてある洋食屋さん。
メニューを見ると洋食屋さんというよりはビストロと言ったほうがいい気もするのだが、この店の方向性を考えると洋食屋さんと思って行った方が楽しく過ごせると思う。
店は古いがわりと広く、入った瞬間に古い家のような匂いがする。店内のあちこちに和紙の装飾や和のお人形などが飾られほっこりした雰囲気。テーブルにはお箸がセットされ、食器もうさぎ柄などの和風が多い。
コロナ対策も気を使っているらしく、入り口でスプレーによる手の消毒を頼まれるのだが、とにかくその時の店の奥さんの感じの良さに感激した。そしてその感激は店を出るときまで続いたほど、ここの奥さんの接客はとにかく素晴らしい。
料理はいろいろあって迷うのだが、巴里の介の人気メニューというのがランキングのようになっていたのでそれを中心に頼んだ。
どの料理も外れなくとてもおいしい。しかし今流行りの、軽やかとかヘルシーとかおしゃれとかそういう料理とは対極の、ずっしりがっつりヘビーなものが多い。
例えば、「キノコと小えび、揚げなすの温製サラダ」は、大変おいしいのだが、エビもなすも揚げてある上に、オイリーなドレッシングとマヨネーズがダブルでたっぷりかかっている。サラダだが大変なカロリーだろうと思われるずっしりサラダだ。
中では「前菜の盛り合わせ」が比較的軽やかなメニューだろう。彩りも良く美しかったし、創作料理のようなおつまみメニューにも入っていて楽しかった。ゴルゴンゾーラチーズを生ハムで巻いてグリッシーニを刺したようなの、美味しかったなあ。この中では謎の揚げ物がかなりヘビー。中身は判別できなかったが脂っこいベーコンのようなものが唐揚げになっているような??かなり破壊力のある脂っこさだった。
「トリッパとキノコのトマト煮」も単なるトマト煮ではなくとろけるチーズがかかっていてかなりずっしり。
圧巻は「生ウニとズワイガニのグラタン」である。ものすごい濃厚クリーム感!そこにまたこの店の人気メニューである「自家製もちもちチーズパン」をつけて食べるとこんなの美味いに決まっている。
このパンがまた、この店自慢のパンだけあってシュー生地のような軽さとモチモチした食感を併せ持った大変美味しいチーズパンなのだが、食べていると手にかなり油がつく。食感は軽くてパクパクいけちゃうが、カロリーはちょっとしたデニッシュくらいありそうなパンなのだ。超濃厚クリームなグラタンをこのパンにつけてバクバク食べたら・・・来週の健康診断が恐ろしいですな(笑)
私のこの店の一番のお気に入りは「牛ほほ肉の赤ワイン煮」。牛ほほ肉は大変繊細でしっとりした質感で、甘ったるさのない奥深い味わい。それをふろふき大根の上に乗せちゃったのだから、もうこの店の勝ちでしかない。
私たちは目移りしてたくさんの料理をオーダーしたが、ふと横を見ると先程から60代ぐらいの男性がずーっと一人ワインを楽しんでいる。オーダーしている料理は「生ウニとズワイガニのグラタン」のみ。それをちびちび舐めるように食べながら、延々とワインを楽しみ、最後にもちもちチーズパンを頼んでグラタンを完食していた。
この店の使い方は、これが正解なのかもしれない。あれやこれや料理を食べまくるより、一皿をつまみとしてワインとともにとことん楽しむ。そのためのヘビーさなのかもしれない。
帰り際には奥さんだけでなくシェフも顔を出し挨拶をしてくれたが、その笑顔がまたよかった。
素晴らしく感じの良い夫婦が営むちょっと個性的な洋食屋さん。
またぜひ行きたい店である。