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店名 |
御茶ノ水 小川軒(オガワケン)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
洋食 百名店 2022 選出店
食べログ 洋食 百名店 2022 選出店
洋食 百名店 2020 選出店
食べログ 洋食 百名店 2020 選出店 |
ジャンル | 洋食、ケーキ、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
03-5802-5420 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR御茶ノ水駅聖橋口から湯島聖堂方面へ。湯島聖堂交差点を渡り左へ、すぐ。徒歩3分。 御茶ノ水駅から255m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
20席 (席数が少ないため、予約をおススメします。) |
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個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり |
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利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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NHKの朝ドラ「なつぞら」では、十勝・帯広の菓子店「雪月」(「六花亭」か「柳月」がモデルとされています。)の跡継ぎ小畑雪次郎の東京での修業先として、新宿の「川村屋」というのが出てきます。
川村屋のモデルは、新宿中村屋というのが定説です。
その中村屋、もともと東京・本郷で明治34年にパン販売店として創業し、明治42年に新宿に移転、そして昭和2年に喫茶部を開設し、カリーライスとボルシチを売り出すという系譜を辿っており、ドラマでは、そのバターカリーライスが度々登場していますが、その中村屋とほぼ同時代に洋食店、そしてスイーツショップとしての歴史を築いてきたのが小川軒です。
小川軒は、初代、小川鉄五郎が洋風レストラン「小川軒」を汐留に明治38年に開店したのが嚆矢です。
創業は中村屋より4年遅いですが、レストランの営業については大先輩格になろうかと思います。
明治から大正にかけての小川軒の料理はシチュー、コロッケ、ビフテキ、煮込みカツ(カツをブラウンソースで煮たもの)といったいわゆる「舶来洋食」であり、これは、多分に中村屋にも影響を与えたものと思われます。
太平洋戦争の時代には、色々な紆余曲折のあった小川軒ですが、戦後、戦地から戻った二代目小川順は、「舶来洋食」から、本格的な西洋料理屋への転換を目指し、新橋から渋谷代官山に移った昭和39年頃にはこのスタイルが看板になるに至ります。
代官山に移って8年後の昭和48年に小川順は逝去しますが、後継者として三人の息子がおり、長男が代官山小川軒(レストラン、洋菓子)、次男が洋菓子の巴裡小川軒(目黒、新橋)、そして三男が当・御茶ノ水小川軒(レストラン)とそれぞれが暖簾分けのような形で小川軒を引き継ぐことになりました。
先代が毛利元就ばりに三本の矢と言ったかどうかは定かではありませんが、結果論で言えば、十分に三本の矢に恥じない実績を残していると言えるのではないでしょうか。
私個人にとってみれば、巴裡小川軒については、さらに鎌倉小川軒を派生しており、巴裡小川軒の目黒のお店が今の住まいから徒歩10分のところにあり、鎌倉小川軒の工場直営店が、その前に住んでいた戸塚の住まいから徒歩10分の場所にあったというご縁もあります。
当店は、JR御茶ノ水駅の聖橋口から湯島聖堂方面へ向かい、湯島聖堂交差点を左折して本郷通りへ入ってすぐの右手にあります。この日は、湯島聖堂交差点近くの「竹や」で名物カレーうどんを堪能した後、当店でランチ後のティータイムを過ごそうと考えてやってきました。
当店は、地下1階と1階からなっており、地下1階が本格レストラン、1階はカフェテリアとスイーツ販売店を兼ねたお店です。ティータイム目的の訪問ですので、当然1階店舗に入店します。
店内は小奇麗にまとまっており、窓からは外光が降り注いで明るい雰囲気です。
11時40分頃の入店でしたが、先客はお一人だけだったので、お一人でお店を切り盛りされていると思われる男性店員さんから好きな場所に座って可と言われました。
カウンター席も僅かながらありますが、あまり座りやすい雰囲気では無かったので、窓際の2人用テーブル席に座らせてもらいました。
席に着くと店員さんがメニューを持ってきてくれます。なかなか腰の低い丁寧な接客の店員さんです。
店頭の看板で確認はしていたものの、念のためお茶利用の可否をお聞きするともちろんOKともこと。
併せて、本日のケーキはシュークリーム@320円+税になりますとの説明がありました。
そのシュークリームにホットコーヒー@500円+税を付けるのに加えて、席で食べられると書かれていたレーズンウィッチもせっかくならと注文したのですが、なんとこの日は、レーズンウィッチは提供できないとのこと。
小川軒でレーズンウィッチが食べられないとは大きく当てが外れました。
そんなことで、シュークリーム+ホットコーヒーの注文。
セット割引等は無いので(因みにランチの場合はコーヒーが@300円+税になります。)、〆て税込み885円です。
決して安くはありませんね。
待つこと3分ほどでシュークリーム、その2分後にコーヒーが淹れ上がってきました。
シュークリームはちょっとハード系のシュー生地に甘さ控えめのカスタードクリームが入っています。
シンプルながらもさすがに洗練された味というか、原材料にこだわったレーズンウィッチの延長にあるような感じのするシュークリームでした。
コーヒーもなかなか美味しかったです。
洋菓子店併設カフェということで、正直あまり期待していなかったのですが、苦味が強めながらも爽やかさとコクのある風味豊かなコーヒー。
もちろんシュークリームとの相性も抜群でした。
当店でのコーヒータイムは、ランチスポットを決める前から予定していただけに期待も大きかったのですが、ちょっとお値段が高いことを除けば、概ねその期待に応えてくれたといっていいでしょう。
「なつぞら」では帯広のお菓子屋さんがブレイクしているようですが、その筆頭格の六花亭のマルセイバターサンドは小川軒のレーズンウィッチからパクったとの説が有力です。
その本家本元である小川軒の三本の矢、これからどういう展開を見せるのか楽しみですね。