大衆感じる神田の酒場 : みますや

2021/11
訪問時3.68

キリンラガー大ビン600
お通し0 ※きぬかつぎ
まぐろさしみ600
どぜう丸煮700
にしん棒煮500
燗酒 白鷹 一合450
燗酒 谺 こだま 一合350
ぜんまい煮付500
会計3,700

18:20 到着 前3
18:43 店員さんが待列の人数確認
19:02 入店
20:09 ごちそうさま 退店

金曜日、意外に早く仕事を終わらせられ、古い酒場で飲りたく先月くらいから狙っていたこちらへ向かいました。4年ぶりの訪問です。

店前に着くと3人グループが外で待たれてました。どうやら予約客でいっぱいで、19時くらいには入れるんじゃないかと店の人が言われてたとのこと。あちゃ〜(ﾉД`)40分も待つのか…。席、間引きしてるんだろうな。しかし、並んでまではちょっと…諦めるかな？でもせっかくだし、今日はまだ寒くないから待てるな〜と思い直し大人しく待つことに。こういう時はひとりは間が持たなくて厳しいわな。前後はグループで会話してるから尚更。

情報どおり19時を回ったところで入店の号令。厨房前の奥の大テーブルに席が用意されてました。四隅に各グループが座る形で余裕があります。前に並んでいたグループと対面になりました。奥で飲るのは初めてです。

スタートの大ビンはキリン、アサヒ、エビスの中からキリンをチョイス。肴はまぐろにどぜうの丸、にしんを貰います。用意されていたお通しのきぬかつぎで出してくれたラガーを飲ります。美味ぇ〜！待った甲斐があったってもんです。

肴はあまり間隔空けずに登場。どぜう丸煮から。やっぱりこれは食べたいですね。美味〜い(^^)ぷりぷりして小骨も気にならない。優しい味付けでつゆも最高。19:09には「丸煮終わりで〜す」との声。危ねぇ。

にしん棒煮。好きなヤツ。煮詰めたたれが美味い。だいたい間違いない品ですが、半身で500円は安い。まぐろはぼちぼち。東京の酒場だからやっぱり置いときたいところです。紫蘇の実が添えられているのが良いね。

ビールを終え、次は燗酒です。白鷹から谺へ。ここの徳利が好き。いろんなバージョンがあります。谺というのをはじめて貰いましたが、クセがなく悪くないじゃん！少し山吹色。これが350円だから文句なし。白鷹より良いな。地酒もいっぱいありましたけど、古い酒場は普通酒で良いんです。

さてもう一品は…と決めていた季節のぬた500円は対面のグループ客の注文で終わり(ﾉД`)ならばと頼んだぜんまい煮付。ぜんまいと揚げの味の染みが良いこと！これは日本酒に合わない訳がないです。

20時になると長っ尻の客も帰り出す。前回の記録見ても、やっぱここはこの時間くらいが狙い目なのかな。品切れ覚悟で落ち着きつつある時にしっぽり来たい。

さて会計を頼み帰る準備をしだすと、向かいのグループの方が一緒に並んでいた私めに、戦友として田酒の冷やをお酌していただきました。少し会話をさせていただき、短い時間でしたが楽しかったです。ありがとうございます。先日まで自宅で飲んでた田酒。やっぱり美味い！

久々のみますや。やっぱり古い酒場で飲るのは良かったな。ここは気取らずホントに大衆を感じる神田の酒場です。この雰囲気は得難いんだよな〜。しかし、予約しないと一巡目に入れないほどになっていたとは(ﾉД`)それだけ魅力なんだな〜。さすが創業明治38年。

171206(水)
訪問時3.58

ビール大ビン600 ※アサヒ
燗酒 白鷹 一合450
酎ハイ350
レモン酎350
お通し150 ※おから 価格は会計から逆算推定
さくらさしみ 赤身1300
牛にこみ600
会計3750

最近は居酒屋モードが止まらず、乗換え駅の岩本町の一つ先、小川町にある東京の名酒場で久々に一杯やりに向かいました。15年振りくらいですかね？駅からはすぐ着きます。店の姿が目に入ると古い佇まいに感動します。20時過ぎに入店。

店に入るとほぼ満席のように見えましたが、左手前のテーブル真ん中通路側に席を作ってくれました。店内は懐かしく、古く使い込まれた本物の風格。座敷奥の神棚が神田らしく、白い蛍光灯とともに私が思う良い居酒屋の条件を満たしてます。

ビールとどぜう丸煮700を頼みましたが品切れ。みますやでどぜうが食べられぬとは！切り替えてさくらさしみを赤身で頼みます。到着まではお通しのおからでビールを飲ります。このおからがしっとりして美味しい。

さくらさしみは小皿にびっしり敷き詰められています。これで1,300円なら安いよね。付いてきたにんにくたっぷり入れたいが自重、泣く泣く生姜中心で食べますが肉本来の味はこちらの方が分かりますね。当然日本酒行きたくなります。あの徳利で飲みたく燗酒にします。白地に赤がカッコ良いですね！

さて、腹は減ってないがもう一品は頼みたい。迷いましたが、これも名物の牛にこみを。小さいけど皿いっぱいに盛られた姿は美しいです。牛丼の具ではなく、飽くまでも酒のアテとしての味。最高です(^^)

日本酒の後は酎ハイ、レモン酎を。レモン酎が良かったかな。

途中から向かいに若目の男性二人組が座り、大甚@名古屋伏見が良かったので東京でもそのような店を探してやって来た、と話してました。最後少し会話しましたが、若いのが古い居酒屋巡るのは頼もしいね。

いや〜久しぶりでしたが、さすが東京を代表する名酒場。静かに飲むというでなく、正しく大衆、庶民が集い酒を飲み交わす場所。いつまでも続いて下さい。