【東京・秋葉原】秋葉原 鮨 よこ田 で 自粛明けのご褒美。絶品！お寿司に天婦羅に舌鼓 : 秋葉原 鮨 よこ田

長かった、自粛の生活にも一旦ピリオド。
居酒屋でワイワイもいいですが、今はゆっくりと食事を楽しみたい。
そんな気分の時、ピッタリのお店です。

本日は東京・秋葉原。
《秋葉原 鮨 よこ田》のお任せコースです。

JR秋葉原駅、目の前の雑居ビルの８Fにあるこちら。
麻布十番の名店「天冨良よこ田」の流れをくむお店。
エレベーターの扉が開くと、その瞬間から上品な一時が始まります。
カウンターに座り、一呼吸置くと宴がスタート。
今日はお任せ。何が出て来るか楽しみです。。。。

まずはお吸い物。
お出汁が良く効いた、なめこの食感が何とも心地良いお吸い物。
暖かい汁物のお陰で、眠っていた体が食べる体制に。
ウォーミングアップ完了です‼
次は、前菜の盛り合わせ。秋の季節に合わせたお庭のような彩。
ユリ根や銀杏。海老イモなどが少しずつ、基本は塩で素材の純粋な旨味を味わいます。
やっぱり和食には日本酒。
まるでシャンパンを飲むようなグラスでいただく日本酒。美味しいですね。
大騒ぎをしなくても、楽しく美味しいお酒は味わえるんです。

握りは、大トロからスタート。
何とも言えない美味しさ・・・脂がとろける抜群な美味しさです。
「う～ん」と唸ってしまう美味しさです。
赤酢のシャリがj口の中でほどけ、小ぶりで丁度食べやすい大きさ。
この後を期待させる、文句ない一品です。
次の握りは？？と思っていると、ここでちょっと変わった一品が。
イクラ・とびっこ・からすみ・キャビアと魚の卵で構成された小丼。
下の方にはご飯が少し入っていて、立派な小丼。
贅沢の極み。こんな丼初めてです。量が多くないので、感覚的にはお寿司です。
ちょっと驚く仕掛けですね。
ここからは暫く握りを堪能。
こち・平目・さより・太刀魚・のどぐろと続き、赤貝を堪能したところで握りは終了。
握りは素材の味を最大限に引き出すように、全てそれぞれに味がつけられています。
お酒を飲むのを忘れるくらい、夢中になって食べました。
どれも抜群に美味しく、どれも甲乙つけがたい品ばかりです。

続いては、天婦羅。頭も素揚げされており、サクッと揚がった車海老から。
お好みでカレー塩でと言われたので、試しに食べてみるとこれが抜群！
カレー粉と塩。と言われてしまえばそれまでですが、魔法の調味料のようです。
マコモダケ・キスと天婦羅を続けて食べ進ます。
カラッと揚がった天婦羅。
普通のお塩・レモンも用意されおり、それぞれ味わってみましが
やはりカレー塩が一番！すっかりその魅力にはまりました。

すると、目の前に大きな透明な器が。
中の白い色は煙で、かつおが燻製になっているとの事。
先程から店内で、時々お香のような香りが漂う時があって、
これがその正体だったんですね。
ガラスの蓋を開けると煙が徐々に薄れていき、中からカツオが幻想的に現れてきます。
一旦下げて、玉ねぎ等を盛り付けていざ実食。
これが、タタキとは異なる香ばしく良い香り。
さらにトロに負けないくらい脂がのって、めちゃめちゃ美味しい！
今まで食べたカツオの中で一番美味しい！
特有の臭みも全くなく、そこにあるのはカツオの旨味だけ。
エンターテイメントの部分も興味深いですが、このカツオめちゃめちゃ美味いです！
ちょっとこの味には、やられましたね。。。完全に。

もう終わったと思った握りがここから再開。
茹でた車海老と赤身の漬け。
茹でた海老はパサついてあまり好まなかったのですが、
これは別格。生で食べるより美味しんじゃないかと思う海老。
肉厚で甘みを感じて、とにかく凄いですね！
見た目も色鮮やかです。
さらに赤身。漬けマグロです。
「通はトロより赤身だよね～」なんてよく聞きますが、
肉厚な赤身はマグロの旨味が凝縮されてます。
同じマグロでも、トロとは全く異なる味わい。
抜群に旨いです！
フワフワの煮穴子が出てきて握りは終了。
色々いただけて、すっかり堪能しました。
ここからまだ天婦羅が再開。お酒を飲む暇がありません。
エビイモ・しろきす・大分産「ステーキ・椎茸」
肉厚な椎茸は、噛めば中から旨味が溢れてます。
口に入れた瞬間「旨ぁ」と小さく呟いてしまうものばかり。
握り同様に天婦羅も、色々食べれて堪能しました。
どの品も一工夫され大満足です。

息をする間もなく、物語がずっと続いた感じです。
ここからは物語が、最終章に向かって進む感じ。
先陣を切った茶碗蒸しが、餡がかなり強い酸味。
黒酢かな？？温かいのでより強く酸味を感じます。
この茶碗蒸しは、白子の茶碗蒸し。酸味の効いた餡とふんわり混ぜると絶妙に。
下からプリっとした白子が。濃厚な白子。あっさり茶碗蒸しに旨味とコクが倍増です。
そしていよいよファイナルは、トロとウニの手巻き寿司。
最後に登場「ビック・ボス」‼お寿司は終わったと思い込んでいたので
ボルテージは最高潮です！
クールダウン向けお漬物とデザートような甘みの蒸した卵。
最後は熱々の赤出汁で終了。

とここで席を立とうとおすると、「最後にデザートが！」と呼び止められ
栗のムースのちょっと苦みのあるお抹茶でFINISH!

お寿司屋さんや割烹料理屋さんで、コースメニューは食べますが
こちらのコースは次に何が出て来るのかがわからない。
毎回出て来るものを口に入れて、驚きの連続です。
食事が面白い。と久々に感じました。

お寿司と天婦羅を同時に味わうなんて、クリスマスとお正月が一気に来たみたい？？
最高のご褒美になりました。