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店名 |
ヴェルデ・レガーロ(Verde Regalo)
|
---|---|
ジャンル | パン |
予約・ お問い合わせ |
03-5829-5821 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
岩本町駅から411m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON) QRコード決済可 (PayPay) |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
2019年4月23日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「地産地消」という言葉は聞き慣れていても、「国産国消」という言葉は初めて聞くと言う人も多いのではないでしょうか。
地産地消は、地域で生産された農産物や食品をその地域で消費する意味で使われますので、例えば、郷土料理を提供するレストランや農産物の直売店などが該当するわけですが、言葉の浸透度とは裏腹にマーケットはそれほど大きくないんですよね。
もっとも、マーケットが大きくないところが地産地消の魅力とも言えるわけですが。
これに対して国産国消の方は、「国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産する」ということを表すJAグループが掲げているキャッチフレーズで、政府が主導する食料安保の動きとも歩調を合わせる形で、いくつかのキャンペーンにも取り組んできました。
中には乃木坂46とのコラボキャンペーンなどもあったみたいですね。
JAグループは、色んな改革の中で、国民に向けて分かりやすい発信ということも心がけており、国産国消の意義については、新型コロナ禍での一時的なマスクの供給不足を引き合いに出して、もしこれが食料だったらどうなっていたの?なんてこともPRしています。
また、コロナ禍において、いくつかの国が食料の輸出を制限したことにも触れ、幸いにも、日本はそれらの国から食料を多く輸入していなかったので大きな影響は出なかったものの、何らかの問題が発生したとき、私たちの食料はどうなってしまうのかということも教訓として掲げています。
もちろん、全ての食料を国内で生産することは現実的ではないのですが、我が国の農業生産基盤の弱体化や世界規模での自然災害の発生、世界的な人口増加による需給ひっ迫など、我々の食を取り巻くリスクが年々高まっているなかで、現在、日本の食料自給率が37%と過去最低の水準になっていることが大きな不安材料であることは否定しようがありません。
まして低水準の食料自給率を補うべき輸入については、途上国の食料を奪うという側面があって間接的に飢餓を生み出すことにつながりかねないという側面もあるんですよね。
つまり、国消国産の考え方やそれに基づく取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にもつながるものでもあるわけです。
この日は秋葉原に出向きましたので、その国産国消を地で行っているこちらのベーカリーに立ち寄って、翌日の朝食用パンを調達することにしました。
当店では、鹿児島・指宿にある自社農園で生産した小麦(ミナミノカオリ)をパンの原料として使っています。
国産小麦は、北海道では有名なゆめちからやキタノカオリなど製パン適性の高いパン向けの小麦の品種開発が進んでいますが、北海道以外の小麦は気候の問題もあって品種改良が難しい中、ミナミノカオリは貴重な品種です。
命名からもキタノカオリへの対抗心が透けて見えますよね。
アルゼンチンの小麦品種を親に使っており、西日本初のパン用小麦品種「ニシノカオリ」と比べると製パン性がかなり改良されている期待の品種でもあります、
当店を運営しているのは、株式会社 グリーンアンドアーチ。
千代田区東神田に本社を構える会社で本業は不動産業ですが、飲食店については、浅草橋駅の南側の神田川にイタリアンレストラン(ヴェルデ・レガーロ)とベーカリー(ヴェルデレガーロ)を運営しており、当店を加えると同名の店舗をを3店舗経営していることになります。
当店は、2019年9月のオープンで、その3店舗の中では最も新しいお店です。
秋葉原と浅草橋のちょうど中間くらいのJR総武線の高架下に沿った道沿いにあるお店で、この日は早めのランチをとった後の11時半ちょっと前の訪店となりました。
店内は中央の平台、窓際の2段棚のほか、冷蔵ショーケースが置かれており、各種のパンや焼菓子などが並びます。
パンの品揃えはいわゆる街のベーカリーとは大きく異なり、バゲットやカンパーニュなどのハード系が中心です。
惣菜パンや菓子パンもあるにはありますが、数は少なく、加えてあんぱんなどは自家製餡とは書かれてますが@440円もする(サイズは大きめですが)のでなかなか手が出ないです。
甘い系のアイテムは、菓子パンよりもスコーンなどの焼菓子の方が多い印象ですね。
購入したのは以下の2点になりました。
・パン・オ・ノア(小)@350円
・カレ@300円
合計650円
いずれもプレーン系と言っていいパンですので、このお値段はかなり強気ですよね。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
パン・オ・ノアは、レンジで20秒チンした後、650Wのオーブンで3分間加熱していただきました。
俗に言うクルミパンですが、生地はバゲット生地を使用しています。
土色はミナミノカオリ本来の色とクルミの色の合わせ技かもしれませんが、いい意味で小麦の香りが漂い、クルミとの相性も抜群です。
世にクルミパンは多く出回っていますが、この味は当店でしか出せない味だと思います。
とても美味しかったです。
カレは、形は違いますが、中身はいわゆるクロワッサンですので、1300Wで2分間予熱したオーブンで2分間温めていただきました。
色はかなり黄色味が強く、バターの香りがとても芳醇です。
サクッとした食感も並のクロワッサンよりも優れています。
今は、北海道産以外の国産小麦でもこのレベルのクロワッサンが出来るんですね。
サプライズも含めて高く評価したいです。
お値段がお値段なので、ハイコスパベーカリーと言うのは躊躇しますが、個性的なパン屋さんという意味においては、都内でも屈指の存在ではないでしょうか。
まさに国産国消を強く感じられるお店ですので、もう少しそんな点をマスコミ等にもアピールしていいように思います。
その意味ではちょっと勿体無い気もしますね。