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店名 |
九州じゃんがららあめん 秋葉原本店(きゅうしゅうじゃんがららあめん)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺、丼 |
お問い合わせ |
03-3251-4059 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ銀座線末広町駅3出口より徒歩3分 末広町駅から250m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
席数 |
18席 (カウンター12席、テーブル6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
料理 | ベジタリアンメニューあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1984年11月28日 |
関連店舗情報 | 九州じゃんがらの店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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日が暮れると、春先らしく小寒さが忍び寄る日曜の夜。歩き疲れてたどり着いたこちらのお店。
銀座線の末広町駅から秋葉原方面に中央通りに沿って4分ほど歩き、1本入るとお店が見えてきます。
閉店時間まで1時間ほどにもかかわらず、お店の前にはインバウンドを中心とした10名以上の行列が出来ていました。
お店の外観は相変わらず派手な極彩色。
最近はシンプルで洗練された店構えのラーメン屋が増えてきていることを考えると、これはこれで新鮮です。
さて、回転率良くあっという間に入店です。
並んでいる時にメニュー表を見せてもらい、既に注文は決めていました。
◇こぼんしゃん 全部入り ¥1,430
麺の硬さはシンプルに「ふつう」を選択。
いつもは王道の「九州じゃんがら」を頼むのですが、その日は焦がしニンニク油を摂取したかったため、「こぼんしゃん」を初注文。
店内はまさにうなぎの寝床のように狭いのですが、これが逆に落ち着く雰囲気を生み出しています。
カウンター席10席ほどに、2掛けのテーブル席が3つほど。
奥のカウンター席に通していただき待つこと3分ほど。早速着丼です。
“全部乗せ”の幸せな絵面に、思わず気味悪いくらいにニヤけてしまう。どんな者でも空腹を覚えずにはいられない、全部乗せラーメンの悪魔的な求心力です。
逸る気持ちを抑えつつスープを一口。
こぼんしゃん、美味しい!マー油が効いた豚骨スープはクセになる味ですね。
毎回じゃんがらラーメンをいただくと不思議に思うのが、濃厚なのにさっぱりとしていること。ドロドロした重たさはなく、軽やかなスープにもかかわらず、豚の骨髄をこれでもかと煮立たせた白濁したスープは濃く深い味わいを生んでいる。
そしてその最高のスープに細麺が絡みに絡みます。具材はといいますと、柔らかく箸でホロホロと崩れる角肉と、やや半熟気味の味玉。これがまたスープに合います。
途中で、卓上の辛子高菜やゴマ、おろしニンニクを少量加えると、また表情が一変します。
様々な食べ方ができる面白さがあり、いくら替え玉を頼んでも尽きない奥深い食べ物なのです。
ところで、この面白い響きを持つ「じゃんがら」という言葉の由来ですが、長崎の「平戸のジャンガラ」という念仏踊りの伝統行事に由来してるとか。
そして余談ではありますが、じゃんがらラーメンを調べていくと「ブルカン塾」という学習塾に行き着きます。
じゃんがらラーメンを展開するグループの代表でいらっしゃる下川氏が、お金が無くて授業料が払えない塾生たちを支援するために始めたのが、この九州じゃんがらだったようです。
貧富の差に限らず、子供たちに平等に教育の機会を提供しようとし、学習塾の経営基盤を確立するためにラーメン屋を開店したのです。
その事実を知ってから、またこちらのお店に行きたくなりました。
なるほど、美味しいわけです。そのラーメンのスープ一滴一滴に、代表の正しく熱い思いが詰まっているのですから。
ご馳走様でした。また行きます。