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神楽坂でニョッコ・フリット: フードアナリスト世界の旅
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
本物のプロシュートを東京で
エミリア・ロマーニャ州をメインに、ロンバルディア、トスカーナと周ってきたイタリアの旅
もっともっとこのエリアのことを勉強しないと...
と、ランブルスコ、ニョッコ・フリットなどをキーワードでググっていたら、
日本で、エミリア・ロマーニャ州料理を食べさせてくれるお店がでてきました
なんか気になるな...と思っていたら、たまたま会社で友人に、
「今晩めし食いに行かない?」
とお誘いを。
いつも行き当たりばったりで会社でてから「どこ行こう...」なんて話しているので、
「それやったらちょっと行ってみたいイタリア料理の店があるねん。どない?」
「なんやお前、この前イタリアから帰ってきたのに、またイタリアン? まぁええけど」
そんなわけで、予約の電話を入れたら、カウンター席だったら空いているということでした
予約の電話を入れた時に、お店から、
「このお店なぜ知ったのですか?」
との問いが。
ま、深い意味はないんですが、
「この前、エミリア・ロマーニャ州に行ってきたので、ちょっとニョッコフリットとクラテッロ、そしてランブルスコでもって一杯飲みたいなと思って...」
というわけで、行って来ました。
お店は神楽坂の中ほどをちょっと細い路地を入ったところ。
ILBOLLITO
お店はカウンター席とテーブル席とでそんなに広くはありません。
テーブルの上には、これ、トルテッリかな?
州内の各地方でのかたちの違い...かもね。
そしてテーブルについたら、店主さんがエミリア・ロマーニャ州のこと、こちらの料理の特徴なんかをお話してくれました
この地方のことは、以前書いたのでちょっと省略しますが、
特徴的なのはイタリアを代表する食材、
パルミジャーノ・レッジャーノ
や
生ハム
などはこの地方が名産なんですよね。
エミリア・ロマーニャ州の北側にはべネタ平原が広がっており、そこにイタリアで一番長い川、ポー川とイタリアで二番目に長い川、アディジェ川が流れているので、昔から肥沃な大地となっています。
そのおかげで農業や酪農が盛んな地域なんです。
で、メニューを見て何を食べようかと思っていたら、店主さんが
「初めてだったら前菜の盛り合わせなんかよろしいですよ」
というわけで、迷わずそれ
エミリア・ロマーニャ郷土料理の冷たい前菜盛り合わせ4種 ¥980
チッチョラータ
プロシュート・ディ・パルマを作る豚の頬肉のミンチを炒めたチッチョーリを煮固めて作る煮凝り。
これにバルサミコがかかってます。
アグロドルチェ
は玉ねぎの甘酸っぱいマリネ
それとファジョーリ、や卵のスパイシーなどの盛り合わせです。
で、ワインは、ここは白の、ちょっと珍しいやつということで、これ。
LUSENTIEMILIANA2015
マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ種を使った微発砲白ワインです
超おすすめだということでまずはテイスティングさせていただきました
こちら、ランブルスコと同じく瓶内二次発酵を行っており、それを濾してないので酵母やオリが瓶底にたまってちょっとにごっています。
このにごりがうまみを出していくみたいですよ。
夏の暑いときにもってこいですね
で、この後はお待ちかね。
ニョッコ・フリットとプロシュート・ディ・パルマ ¥1,280
残念ながらクラテッロは無かったんですが、もしあったら、いくらしたんでしょうね
ここでプロシュートのことを少しお話してくださいました
ここのプロシュートは「骨抜き」という作業を店内でやってるって。
???
プロシュートってのは豚の後ろ足の肉のことなんですが、当然ながら骨がついています。
これをとる作業がこれまためんどくさいので、
通常は骨が抜かれた状態で輸入されているそうです。
でも、骨を抜いたらその部分が空洞となり劣化するので、熱を与えてプレスして空洞をなくす作業をするそうです。
そうすると生ハムで重要な香りが無くなってしまうんですね。
この店はそこんところにこだわりを持っており、
お店で提供する直前に骨抜きをするそうです。
そうすることによって、イタリアで食べるのと同じように、
プロシュートのポテンシャルを最大限に引き出して提供できるのだとか
現在、日本でお店で骨抜きやってるお店はそんなに多くないので、これは貴重ですね。
で、ニョッコ・フリットと一緒に
ランブルスコで流し込む。
いやぁ、このお味ですよ。
つい数日前にこんなの食べていたんですが...
それもありがたくちょこっとずつ...ではなくって、
ガバガバ、ぐびぐびと...
そして次に注文したのは、これもめちゃ気になってたら、
“赤牛パルミジャーノ”の白いプリン ¥880
〜ブドウ果汁を煮詰めたソース〜
プリンといってもデザートではなくて、お料理です。
赤牛のミルクで作ったパルミジャーノ・レッジャーノのプリン。
見た目はさっぱり、口当たりもさっぱり
でも赤ワインにばっちりというお味
店主が押してくるのもわかりますね。
上にかかってるのは、バルサミコになる前のブドウ果汁を煮詰めたモスト。
これを樽に入れて熟成させたらバルサミコになるんですよね。
さっぱりとした甘さと味わいでしたよ。
そしてこちらは...
何だったかな?
牛肉料理です...
そしてワインもどんどんと。
こちらも珍しい、
LaStoppaAgeno2011
マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ60%
トレッビアーノ・オルトゥルーゴ40%
のブレンドで、これ白ワインなんですが、30日間もの長期間、
果皮を漬け込んだまま発酵させるという、まるで赤ワインのように
「かもし発酵」を行って造られたワインです。
何となくオレンジ色してますね。
お味は...
ちょっと酸味と苦みが前面に出てきてて、ちょっと僕の口には...
グラスにしておいてよかった。
ではお食事。
パスタから、
粗びき牛肉ボロネーゼのタリアテッレ ¥1,480
(挽肉のトマトソースと平打ちパスタ)
やっぱり肉、おいしいです。
最後の赤ワインはこちら
VELIUSROSSOASCIUTTO2004
クロアティーナ 45%
カベルネ・ソーヴィニヨン 30%
バルベーラ 25%
という珍しい、でもエミリア・ロマーニャ州のブドウ、クロアティーナ主体のワインはどっしりとして、これまた肉料理にありますね
さっきのお肉と言い、このタリアテッレといい。
そんなわけで、おいしいワインをしこたま飲み、おいしい料理をたっぷりと食べ、楽しい話をたくさん聞いてとっても満足な夜でした。
ただ、あまりにも飲み過ぎたのでお会計が、お店の人がとっても喜ぶ金額になりましたけどね。
でも、また行こ
お店
名前 : ILBOLLITO
住所 : 東京都新宿区若宮町5
TEL : 03-3235-3225
営業時間 : 17:00〜26:00【火〜金】
15:00〜24:00【土・日曜】
定休日 : 月曜日
URL : http://www.il-bollito.com/
神楽坂にある、エミリア・ロマーニャ州に特化したイタリア料理店。
食事、ワインも同州の物をメインにするこだわり。
店主や店員も同州の食文化に詳しく、面白い話を聞きながらお食事も楽しめます。
カジュアルな店内で、みんなでワイワイとおしゃべりしながら楽しいひと時を過ごしてみては。
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店名 |
IL BOLLITO +(イル ボッリート プラス【旧店名】IL BOLLITO)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
03-3235-3225 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ飯田橋B3出口から徒歩。 飯田橋駅から433m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX、JCB) 電子マネー可 |
席数 |
21席 (カウンター10席、テーブル10席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2014年6月24日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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こちらのお店のお話をしていて、前回の僕のブログやFacebookも見られた、イタリアにとっても深くかかわっているお仕事をしている人から、どうしても行きたいとの話が合って、日程を調節し、約1ケ月前に予約を入れて、やっと念願のお店にお連れすることが出来ました
半年以上も前から言われていたんですが、なかなか日程が合わなかったり、予約が取れなかったりしていたもんで
いったお店は神楽坂にあるIlBollitoっていう、
エミリア=ロマーニャ州の料理屋さんです。
お店の詳しいことは前回の記事を見ていただいて...
今回も予約をしたときに
「このお店はどうしてご存知になったのですか?」
というおなじみ!?の質問には、
前回行ってとっても良かったのと、その話を友人にしたらとってもとっても行きたいと言っていて、その方の半年間の夢をかなえたいということで...
で、無事予約を入れて、お店にGo
全員揃うまではちょっとお時間がかかりましたが、まずは前菜の盛り合わせで
エミリア・ロマーニャ郷土料理の冷たい前菜盛り合わせ4種¥980
チッチョラータ
プロシュート・ディ・パルマを作る豚の頬肉のミンチを炒めたチッチョーリを煮固めて作る煮凝り。
これにバルサミコがかかってます。
アグロドルチェ
は玉ねぎの甘酸っぱいマリネ
それにファッジョーリの料理と、卵の黄身を使ったザバイオーネ。
このザバイオーネ、とってもとっても軽い食感でパンにつけて食べると最高においしかったですよ
ま、全部が全部おいしいんですけどね
そしてこの店に来た一番の目的は、これを食べること
これがメインディッシュ!?
プロシュートとニョッコフリット
この店のプロシュートのすごさは以前にも書いたんですが、今回も二種類の部位をスライスしてくれました
それをアツアツのニョッコフリットにくっつけて、プロシュートの油をちょこっととかしていただく...
これ食べられる店、都内でもなかなかないんですよ
って、これがメインってのも何なんですが、めちゃおいしかったんですよ。
で、
この量のプロシュートでこのニョッコフリットはちょっと少ないね
なんて話してたら、店員さんから、
「追いニョッコします?」
とのうれしいご提案が
こんなことする人、いないでしょうね?
また追加でニョッコを頼んでアツアツのを最後までアツアツでいただくことが出来ました
ちなみにこのニョッコフリットを食べるには同じくエミリア=ロマーニャ産の発泡性赤ワインである、ランブルスコが絶妙にあいますよ
そしてそれ以外のお食事は、
トリッパ
通常トリッパってのは、牛の第二胃袋、通称ハチノスをトマトソースで煮込むんですが、こちらはランプレドットのようにトマトソースは使わず、野菜スープでのみ煮込んでいるので、食べやすいですよ。
ファッジョーリも加えてね
とってもやわらかくてトロットロで
でさっぱりしててね。
そして次は、
肉の三種煮込み
牛とチキンとポークの煮込みで、これも柔らかく調理してありましたよ。
牛肉なんかほろほろでね。
これをスパイスソースをつけて味の変化を楽しみながらいただきます
このあたりにきて新たにワインを注文
おすすめを聞いたら3本持ってきてくれたのですが、その中でからこちらをチョイス
QuarticelloのBORDONE ROSSOEMILIA
マルベーラ種が主体のブレンドで、確かカベソーも入ってたかな?
肉にもばっちり、単体でもばっちり
おいしくいただけました
こちらのお店のスタッフも毎年エミリア=ロマーニャ州の各所に行かれて、お勉強などをされているそうです。
その時に出会ったワイナリーだっておっしゃってました。
そしてパスタはこれも珍しい、緑のパスタ。
というわけで、今回もとってもおいしいお食事会となりました。
やっぱりお食事がおいしいと幸せな気持ちになりますね