（備忘録）神楽坂で座れるカフェ探しに困ったら : カグラザカマエダ レスキャリエ

再訪。3回目。

今回頂いたのは、
「加賀白玉麩あんみつ」（800円）

加賀料理で使われるお麩を白玉にしているのが特徴。
他店の白玉はイマイチなことが多いので、こういった白玉はとても面白い。
数個しか入っていないのが勿体ない。
他にもお麩が入っているものの、直方体形状なので、
やっぱり食感的には球状のものの方があんみつ的には合うように思う。

それにしても、ここの照明は暗いね。
昼間に行くより夜に行った方が合うかも。
だからかもしれないが、これまで訪れた昼間は3回全てガラガラだった。

再訪。
今年から？昼間にかき氷を始められた。

店内のバーカウンターには、雰囲気に似つかない手動式のカキ氷機。
でもいいんです、ここは、新しいものと古いものが入り混じる神楽坂ですから。

頂いたのは、「抹茶練乳かき氷」(800円)。
カキ氷メニューは、この１種類のみ。
サイドに、餡子と加賀麩の白玉が付く。

氷は、ふわっとした感じで、いい削り具合。
抹茶練乳も、甘味が抑えられており、氷にマッチしている。
氷も２段(?)になっており、中にも抹茶練乳。どこを頂いても同じ味で統一。
これは良くできていると思う。

ただ、量的に非常に少なく、どんどん溶けていくので、美味しさの賞味時間は限られる。
その割に、サイドの餡子は量が多く甘味が強いので、カキ氷との味と量のバランスが非常に悪い。
白玉も、美味しいけれど、カキ氷との量的バランスを考えるとちょっと過剰。

カキ氷自体は美味しいと思うので、もっと量を多くしてくれれば、
全体のバランスが非常に良くなって満足感が得られると思うんだけどなぁ。

ちょっと欲求不満に終わってしまった感。

■2011年12月-----
午前０時を回った深夜の神楽坂。
裏通りのそのまた裏通り。
恐らく偶然に見つけることは難しいであろう場所にある。

近く（というか隣）にある加賀料理「神楽坂前田」が経営するワインバー。

昼や夜の早い時間には、この神楽坂前田が料理する加賀料理を頂くことができる、
一風変わった面白い趣向のワインバーとして営業されていらっしゃる模様。
ただ、神楽坂前田が閉まってしまう深夜は料理がガラッと変わり、洋風のバー的料理となる。

お店のＷｅｂサイトを見てもそういった情報は書かれていないので、
この時間でも加賀料理を頂けるものだと思って訪れたのだが、肩透かし。
不親切だなぁ。

店内は、お店の構えからの予想に反して意外と広い。
そして、ソファーとテーブルが広々と並べられており、さながらホテルのラウンジ風。
とても静かな空間で、話している声も店内に響く。
今回訪問は私一人でだったのだが、もし次に誰かと来たとして、
ここで何を話せばいいのだろうかと考えてしまう。
店内にお客がそれなりにいて適度な喧騒があれば、会話もそこに紛れ込むことが出来るのだろうけど。
この時間帯での使い方は、かなり悩むなぁ、という印象。

深夜のメニューは、料理はバー的なものと冒頭述べたが、
一応ちゃんとお作りになられていらっしゃるようで、
乾き物を除いて確か約20種類くらいあったように思う。価格はチョイ高め。
ワインリストはちゃんとしていて、また、こちらのお店はシャンパンが色色取り揃えられており、
グラスシャンパンも数種類の中から選ぶことが出来る。ただし、価格はチョイ高め。

頂いたのは、
「生麩と季節野菜の冷製バーニャカウダ」（1,600円）
「ボロネーゼソースの自家製ラザニア」（1,500円）
「岩手豚のソーセージ」（1,200円）
それと、
グラスシャンパン「テタンジュ ブリュット・レゼルヴ」（1,800円）

バーニャカウダには生麩が入っていて面白い。
このあたりは、加賀料理の「神楽坂前田」のお店、というのを微かに感じることができる。
生麩が、バーニャカウダソースに合っているかどうかは別の話だけど。

ラザニアは、割とちゃんと作られていていた。
岩中豚のソーセージもまずまず。
グラスシャンパンは、さすがにこの価格帯ともなると、ちゃんと美味しい。

真夜中の食事＆お酒を軽く、そして良い雰囲気の中でしっぽりと、ということで、
まぁそれなりに楽しめたのだが、
チャージ1,000円と聞き、更にサービス料10%でプラス710円と聞き、
会計は8,000円近くとなってしまって、最後、ちょっとブルーな気分になってしまった。

深夜は、かなり使い方を考えちゃうなぁ、という印象。