チャーハン : 善の家

チャーハン食べたいな、と考えていた。

半チャンラーメンも魅力的だけど、チャーハンに集中したい。カウンターに腰かけてチャーハンを注文する。前々からハンバーグが気になっているのだけど、なかなか注文できない。いつか昼ビールで、注文したいと思っている。

中華鍋の音を聞きながら待っていたチャーハン、スープにはワカメとネギが散らされていた。

チャーシュー、ナルト、タケノコ、ネギ、キクラゲ、卵が入ったチャーハン、パラパラであり、程よい塩味の仕上がりになっている。それほど量は入っていないけれど、タケノコがいい感じ。食感が似た具の中で、メリハリがつく。

ナルトが多め、チャーシューがもう少し入っているといいけれど、値段を考えると納得感はある。

スープとチャーハンと交互に食べて、とくによく噛んで食べた。どうしても早く食べてしまいがちなのでね。そのうちに4組ほど立て続けに客が入ってきた。忙しくなる前にお会計をして席を立つ。

お会計のときのギャグを言わなくなったな、と思った。店が立て込んできたからかもしれない。

どうしてもワンタンメンが食べたかった。
カウンターに腰掛けて、ワンタンメンを注文する。
この店にもアクリル板のセパレーターが設置された。

料理の出来上がりを待つ間に短冊メニューをチェックするけれど、定食メニューなどいろいろとバラエティがある。ハムエッグ、ハンバーグ、オムライスが気になる。カレーライスや、カツ丼は、どんな具合だろうか。そのうち試してみよう。


ワンタンメンの到着。ワンコインとは思えない具沢山。
ワンタンは沢山入っているが、具が出ているものもチラホラ、そこは愛嬌かな。そうしたワンタンの生地は、ひもかわを連想させて、細い麺と面白いバランスを作り上げている。
ワンタンのタネのひき肉とチャーシューも対照的で面白い。
あっさりとした醤油のスープもいいな。染みた。

神保町まで出かけなくても半チャンラーメンが食べられる。
江戸川橋の地蔵通り商店街、地蔵堂から入り、最初の交差点を左手に折れた二軒目にある。
カウンターとテーブルが二つ、一人でオペレーションしているお店。

ランチタイムのピークをずらして訪問する。
先客無し、カウンターに腰掛けて半チャンラーメンを注文する。

大きな中華鍋をふるいながら、チャーハンが作られていく。
そうこうしているうちに、店内満席になった。

チャーハンは、パラパラとした具合で、具沢山。
チャーシュー、ナルト、食感のタケノコもあったような。
シンプルに塩味、強火であおった味わい。

ラーメンも到着、細麺。
醤油の風味が立つスープ、ナルト、メンマ、チャーシューにわかめが入っている。
このわかめ、麺と絡ませると、絶妙な食感になった。
チャーハンを食べ進むと、ラーメンのスープが、ちょうどよい具合の甘みを感じるようになった。

常連で賑わうランチタイム。
一杯飲みながら、食事をしている人が多い。
親父さん一人で、よく切り盛りしていると思う。

タンメンをお願いした。４５０円。

しばらくすると完成、鍋をあおっているわけじゃなかったから、野菜は茹でているだけのよう。
澄んだスープに、焦げ目のない野菜。下の方に豚肉も入っていた。
麺は細め、あっさり目のスープによくあう。
シャキシャキのもやしが、とてもいい具合。野菜を食べるラーメンだ。

ワンタン麺を食べようと訪問した。
重い引き戸をひいて、店内に入る。
すべての電球、電灯が灯っているが、どことなく暗い。ドリカムが流れていた。

さて、メニューを一応確認し、ワンタン麺があることを認め、おやじさんに注文する。
ちょうど手が空いたタイミングで、顔を見て、「何にしましょう？」と問いかけがある。必要最小限の接客、つかず、離れずの、この接客が、なんだかたまらない。

当然ながら、丸ざるを使っている。細麺であり、しっかりとした表情だった。
ワンタンは、これまたちょうどよい厚さの生地、肉タネが飛び出しているものもあるのはご愛嬌か。
そして、たっぷり入っている。五個以上あったと思う。
そのワンタン、つるんとした食感と厚みとで、ボリュームがあり、旨みとコクのあるスープとよく絡んで、なんともいえない。
固めの茹で上げの麺は、ワンタンを片付けているうちに、好みの柔らかさになる。ワンタンとは違った麦の風情、そんなものをすすりこむ。

わかめ、なると、ちゃーしゅーが乗っており、これで５００円だから、驚異的である。
日替わりサービスかな、ラーメン３５０円、タンメン４５０円だった。メニューからみて、５０円引きだ。